気ままな一日目

  • 拍手レス

    日々拍手ありがとうございます!
    昨日Carpe diemに挙げたばかりの3話ですが,まことに勝手ながら後編を付け足して「事実」という話でまとめさせていただきました.
    3編それぞれに拍手をくださっていた方々,申し訳ありません.
    それから挙げておいて何なんですが,「事実」という話,実は私も掴みかねている謎起き話です.
    あまりに内容が散漫なため,今後手を加える可能性も下ろす可能性もあります.
    私の自己満足のための行為となりますが,ご了承いただければと思います.
    それでは拍手レス!


    ■11/15 23:40 「ザラ親子の雪の日…」の方
    ⇒うちのザラ親子はこうこうこんな感じですよ,とちゃんと説明したのですが,家族を説明するときってどうしても上手にできないんですよね.
     パトリックさんはそりゃあもうアスラン溺愛で,アスランのくしゃみ一つ,咳一つであたふたする,でも心配しているとなかなか分かってもらえない人です.
     レノアさんもレノアさんでアスラン溺愛なのですが,子どもは風の子理論で,冒険をしたりそれによって怪我をしたり風邪をひいても,それも含めて子どもの仕事ばりに考えている人です.
     アスランはアスランで,上手に言えないもののそんな両親のことが大好きで,誇らしく思っています.
     パトリックさんの不器用なところ,でも傍にいる人には優しいところ,レノアさんのおおらかな包容力,どことなく浮世離れした雰囲気のあるところは,ちゃんとアスランに受け継がれているらしいです.
     …が,それ以外にも家族っていろんな要素を持っているはずなんですよね.
     しかしそれを語り尽くせないのが“家族”ってものなんでしょうね.
     ですから,ザラ親子のもっと別の側面だったり,裏の部分も多分あるのでしょうが,全然言葉にできません.
     う~ん,せっかくご感想を頂いたのに大した返信ができずに申し訳ありません;
     ただ言えるのは,この三人の姿ってのはこの三人がいるから表現されるものだってことなのでしょう.
     パトリックさんの不器用な優しさも,レノアさんの一歩引いて見守る姿勢も,アスランが珍しくぐずるのも,この三人だからこそ見られる光景なのかもしれません.
     そう思うと,もっともっと彼らの姿を描きたくなってきますね.
     ザラ親子だけでなくジュール親子も書いてみたいと思っています.
     よろしければこれからも彼らの家族の面影を見ていただけたらと思います.
     それではコメントありがとうございました!!

    ■11/16 17:45 「日記のイザアス考察。…」の方
    ⇒心に響く!?
     まずそのお言葉こそが心に響きました!
     話を書く際に,私は現象の情景を述べるよりもその事象が生じた際に心に起こる動きを説明する方が得意,というか好きだったりします.
     そこには“かくあるべき”という制約が存在しないので,それが個人の心の中で起こるものであるならばどんなものを生じさせようが自由で,それを写実する表現も自由になるものですから,本当に気軽に描けるのです.
     心の中で起きることに正誤はなく,正誤はそれが行動として表現された際に評価されるものです.
     よって,正誤のない心の動きはそれがないだけに,その心を持つ当人ですら不可解で不安にさせるものだと思います.
     アスランにとってイザークの「お前がお前であれば…」という姿勢が恐怖に繋がるのは,自分がただ自分であることを認めてもらえることに対する恐怖だけでなく,それがもしかしたらアスランが勝手にそう感じている“勘違い”かもしれないことに対する恐怖もあると思います.
     だからアスランはイザークに教えてほしいのです.
     「俺が俺であるとは,どのような“条件”を満たせば達成できるのか」,「俺の勘違いではなく,お前は本当に俺が俺であればいいって思っているのか」 ってこと.
     最終,「どんな条件を満たした俺を、お前は認めてくれるんだ」ってこと.
     結局,アスランは自分が自分でいることすら条件や理由があった方が楽なのかもしれません.
     それがないと分からないのでしょう.
     けどイザークは教えられるはずもないのですよね.
     だって「Aは本当にAである」という公式は実際に目に見えるもの,手に触れられるもの,たとえば数学の問題や科学的根拠のようなものにしか適用できないわけで,絶対に可視化できない,物体化できない心ってものの中に浮かんでいるのが,本当に“A”というものであるかどうかなんて,誰にも,それを持つ当人ですら証明できないのですから.
     なんて言っていたら,心というものや,それを有する人間を言葉で以て描くことに何の意味もなくなってしまうのですが….
     話は戻りますが,私が心理的描写が好きで,それをあなた様が仰ってくださるように“大事に”書けているのだとしたら,私はこれからもそうした描写を描けていけたらと思います.
     結局心に浮かぶあらゆること,たとえば“A”というものは常に“Aであり”,“Aでないもの”に流転し続けます.
     そういう二律背反ゆえに正解というものを永遠に得られない心ってものを,それでも何とはなしに自分なりに帰着点を見つけて描けていけたらと思います.
     それから,さらに話は変わってThe rose,聴いていただけましたか!
     手嶋葵バージョンがおススメですが,誰の歌声でもきっと素敵だったことだろうと思います.
     名家の二人にしてはえらく安上がりなプレゼントですし,こういう回りくどいことをしてアスランがその意味を察せられるとは 到 底 思えないのですが…今回のアスランは覚醒していたとでも思ってください.
     自分で書きながら「甘い」と思いました.
     こんな二人を見せられた日には胸やけを起こすことでしょうね.
     これを毎日見せられているディアッカの胃は,きっと鍛えられて相当強靭になっていることでしょう.
     意外と,三人の中で一番タフなのはディアッカなのではないでしょうか.
     それでは長々と失礼しました.
     コメント,ありがとうございました!!

    ■11/18 09:31 「新作の3編すてきです。…」の方
    ⇒さっそくのコメントありがとうございます!
     まことに勝手ながら,その3編を言ったん下げさせていただいて,新たに後編を加えた「事実」という話に切り替えさせていただきました.
     そのまま3つの話で掲載し続け,後編の「記憶箱」を単独の話として挙げるつもりでいたのですが,「Carpe diem」に置いておくには些か重い話であるということと,「記憶箱」と相互補完させるために「記憶虫」という題名でまとめました.
     ちなみに,Carpe diemとは,日本語で言うところの“日々是好日”にあたり,生きている今日という一日を花を摘むように我がものとせよ,という意味です.
     そういう意味からも,そこに置いておくのは違和感があって,撤去しました.
     「永遠に失った」.
     本当に,ザラ親子はいつ書いてもその思いに駆られます.
     どんなに幸せな面影を描いても,現在のアスランはそれを永遠に失ってしまった後なんですよね.
     幸せな家族の風景を描いて心が温まっても,それと共に喪失感を強めてしまいますね.
     私たちは彼らのこの後の結末を知っているからこそ,余計に彼らの風景に心を動かされ,幸福の中にも悲しみを感じるのかもしれません.
     これが,ただこれまで蓄積された記録を振り返る行為にしか過ぎず,これからが決してないことを知っていても,アスランが確かにこの世で二人の人間に無条件で愛されていたということを確認せずにいられないのでしょうね.
     「事実」と繋げてしまって申し訳ないのですが,この時点でのアスランは,もう自分で確認しようとはしないでしょうから.
     どんなに幸せだった頃を振り返ったとしても,どんなに両親が優しかったことを思い浮かべても,それと一緒に周囲からの否定の言葉を思い出してしまうから,きっと傷付いて傷付いてしょうがないでしょう.
     幸せな家族だっという事実と,両親が優しかったという事実を,この世界の誰にも打ち明けられないですから,それはもう事実ではないのかもしれません.
     だからアスランは自分だけの事実を胸の奥深くに仕舞って,誰にも犯されないように,自分自身ですら塗り替えられないように忘れ去ってしまったわけですから,もう「自分たちは家族でした」というただの事柄以外確認しようとはしないと思います.
     それこそが,本当に“失った”ことになってしまうのでしょうが….
     両親がいない事実父が行った事実は永遠に変えられなくても,両親が好きだったという事実は失わずにいてほしいし,幸せだった頃の自分を取り返してほしいと思います.
     それが多分,私が悲しい気持ちになりながらもザラ親子を書く理由なのでしょうし,あなた様がこの話にコメントをくださった理由なのかもしれません.
     ありがたいコメントでした.
     ありがとうございます!
  • 圧巻…


    すみません,拍手レスは明日にさせてください.

    今日記事を書いた理由は一つ!
    エヴァQが公開されましたね.
    見てはいません.
    私的には10年前の映画で十分エヴァは完結したと思っているので,見るとしてもDVD待ちだと思います.
    今回の話題はですね,映画ではなくて,そのテーマソングの方です.

    公開に合わせて宇多田ヒカルが新曲を公開されていて…もう取り憑かれました.
    正直,PassionとかBe My Lastあたりが彼女の曲のクオリティとしてピークだと思っていたのですが,この曲はその遥か上を行ったと思います.
    日本人では考え付かないような言葉で,それも一つの旋律として曲と一体化していて,鳥肌が立ちました.
    やばい,やっぱりこの人は天才なんだ.
    …と,再確認した次第です.
    いろいろ次に書きたい話を考えていたのですが,この曲を聴いたら居ても立ってもいられなくて,先にこの興奮の方をどうにかすることにしました.
    興奮をそのまま叩きつけた雑文を先ほど三本ほど挙げたのですが,この高揚はそれでも治まることを知らず…う~ん,明日にはこれらの話と繋がった話が挙げられたらいいなと思っています.
    しかし,我を忘れて書くでしょうから,またいつものように親子関係が主になってしまうかなと思います.
    なのでまたもやイザアスは薄い…かも…(汗)
    イザアス詐欺ですみません;
    いやいや,私の話などはいいんです.
    ぜひ,この曲を皆様お聴きになってください!
    “歌”という芸術作品の頂を見た心地になりますよ!!
  • 拍手レス


    寒くなってきましたね.
    冬は大の苦手です.
    暑いのは耐えようもあるんですが,寒いのは我慢なりません.
    周りは夏より冬の方が好きって子が多いのですが,なんでも夏は脱いでも脱いでも暑いのはどうしようもないけれど,冬は服さえ着れば温かくなるから,とのことらしいです.
    みなさまは如何ですか?
    イザアスのことを思えば寒い方がくっ付く理由に困らなくていいとも思ったのですが,いつでも彼らは何の気なしにくっ付いているので,季節関係なかったわ.
    それでは拍手レス!


    ■11/12 22:14 「このシリーズ。本当に本当に…」の方
    ⇒バックグラウンドシリーズのご感想,ありがとうございます!
     ミーアやニコルと違って,この三人は魅力がありながら出番もそれほどないまま死んでしまって,なんとかして生きた人間として描けたらと思っていました.
     そして,そこに確かに生きて死んだ三人が,生き残ったディアッカ,アスラン,イザークに,その証のように何かを刻みつけられたら,という思いの元出来上がった話です.
     立派で強い意思のもとにイザークらを引っ張ったというよりも,それぞれ葛藤や脆さや過去を持った一人の人間として彼らと関わり,そして一人間の生き様が残された三人の中に何かしらの面影として残ってほしかったのです.
     ミゲルもラスティもハイネも“偉大な英雄”なんてタマではなかったのでしょうから,彼らの生き様が残された三人の生きる活力に!とまでなれるほどのことはなくて,しかしそれだけに不自然ではなくて,それだけに“何かしら”温かくて根深いものになれるのだと思います.
     彼らにとっての“喪の作業”を経た結果が,その形になったのでしょうね.
     これも人の数ほどあるワークスの一つの結論に過ぎないわけで,あるいはもっと別の結末もあったのかもしれません.
     私にとっての生涯の研究テーマが親子関係とアイデンティティなものですから,生きた人間を描こうと思うと,だいたいがそのテーマに結び付けて書いてしまいます.
     人間にはそれ以外に大事なものもたくさんあるはずなのですが,個人を考える際にはどうにも家族や自己に傾倒した考え方をしてしまうようです.
     それだけに,家族観や自己を描く際にはやや気持ちが先行して書きがちになってしまうのですが,そのキャラクターの活きた心情がお伝えできたのなら何よりです.
     私も書きたいあ内容を思い切り書けた満足感があって,次の話までには少しばかり充電が必要かなと思っています.
     またあなた様の心の琴線に触れられるものが書けたらと思います.
     それではコメントありがとうございました!


    ■11/12 22:31 「日記の内容。オーブ・アスカガ…」の方
    ⇒多分上の方と同じ方が書いて下さったと思うのですが(違ったらすみません;),一応分けさせていただきますね!
     前回,アスカガ考察のヒントを下さった方ですね!?
     あなた様のコメントがなかったら,私もこの考察に辿りつけませんでした.
     ありがとうございます!
     まあ,アスランが男でカガリが女なわけですから,思考が単純に“恋愛感情”に行きつくのも分からないではないのですが,如何せんアスランは自分の考えや感情に疎いですからね.
     もう少し考えたら,それが“死”への執着と承認されたい欲求だとは気付かないまでも,カガリに対して抱いているのが恋愛感情ではないってことは分かったでしょうに….
     それくらい,とにかく誰か何かに縋りついて死ぬ理由…というか死んでいい理由を探していたのでしょう.
     本当にこの頃のアスランの感情の中の現実は,辛辣さしかないですね.
     そういうわけですから,確かにイザークの存在は貴重でしょう.
     守らなければいけない対象でもないし,守りが必要な対象でもない,これまでの方程式が通じない相手ですからね.
     アスランが与えてほしいと熱望している死んでいい理由を与えてくれることも満たしてくれることもない,むしろ物凄い勢いで反対されるでしょうし,反対したからといってアスランを卑下することも機嫌をとることも煽てたりもしないですからね.
     イザークが求めるのは,何かしらの条件を満たしたアスランではなくて,ただのアスランですからね.
     ただの,一個体である人間としてのアスランそのものです.
     アスランにとっては一大事ですよね.
     生死にかかわらず,常に何かしら理由や条件を求めて,それがあることに安心して,その期待に応えるためにあれこれと自分を変えていくことが自然なアスランですから,「ただお前がお前であればいい」って感じのイザークは,これまでの価値観をひっくり返す存在でしょう.
     どんなふうに振舞っていいのか分からなくて,多分どこかで自分という存在を丸ごと認めようとするイザークを怖がってすらいると思うのです.
     「こんな俺でいいわけないよ」って.
     でもどこかで期待しているんですよ.
     「俺は俺のままでいいのか?変わろうとしなくていいのか?」って.
     うん,かわいい(!?)
     いつかアスランが「自分は自分のままでいいんだ」ってことに気付いて,「イザークのままでいるイザークを俺は大切に思っているんだ」っていう自分の思いとそれを融合できれば,アスランはようやくイザークという人間に対する恐怖を越え,自分自身をあるがままイザークに表現してもいいのだと思い,最終,イザークという存在と自分という存在を認めてあげられるようになるのでは,と思います.
     しかしそこはアイデンティティ大好きな私のこと,そう簡単に越えさせる気は あ り ま せ ん (どどん)
     私は越えた後よりも,それまでの過程が好きな性質なので…(うへへ)
     …と,こんな感じにこれからもつらつらと考察なりあとがきなりを述べていくと思いますが,お時間があるときにでもお付き合いいただければと思います.
     それではコメント,ありがとうございました!


    ■11/13 23:09 「ラスティと猫のシリーズ?…」の方
    ⇒読んでいただけたらお分かりいただけたと思うのですが,この話とバックグラウンド・アンサンブルはリンクしております.
     というか,自分としては全ての話が繋がっているつもりで書いています.
     実はこの話,始めはアスランが猫を拾ってくる予定だったのです.
     が,バックグラウンドシリーズを書こうと思ったときに,すっとアスランがラスティに切り変わっていました.
     個人的に,ラスティは猫のような口で「にゃははーん」って感じで笑うっていうイメージがあるんです.
     というわけでアスランが拾うよりラスティが拾った方が絵になると思うのですが,いかがでしょうか?
     一緒に雨宿りも,結構似合うと思うんですよ.
     ちなみに,バックグラウンドの最後でルーシーが空を見上げたのには,実はいろんな意味を込めていたりします.
     あのあとルーシーは,それでもラスティを待ち続けます.
     死というものが理解できないからではなくて,アスランがラスティの匂いを持ち帰ったから.
     ただ漠然と「あ,生きてる」と思ったんでしょう.
     ラスティに限らず,ミゲルにしてもハイネにしても公式にないオリジナル設定をあれこれ持ち込んでいます.
     ハイネに至ってはまったくの捏造ですが,それだけに彼らの今の性格に至るまでの経緯をあれこれ考えられたのは非常に楽しかったです.
     とまあほぼ自己満足のために彼らの背景を描き,生き様を描いたのですが,本サイトのメインのイザアスがほぼないのにも関わらず,このような温かいお言葉をいただけたことが本当に嬉しいです.
     書きたいと思ったものを書いて,それに優しいお言葉をくださる方がいて,幸せですね.
     温かいコメント,ありがとうございました!!
  • 拍手レス


    拍手をくださった方々,いつもありがとうございます.
    コメントをくださった方々,お待たせしてすみません.
    それでは早速拍手レス!
    …とは銘打ちつつ,今回もアンチ色が濃厚ですので,アスカガアンチ話が入っても大丈夫な方はご覧ください.


    ■11/6 02:44 「私も凄くアスカガ…」の方
    ⇒コメントありがとうございます!
     まさか同調していただけるとは思っていませんでした!
     言いたいことをストレートに言いたくなる性分なので,言いすぎだと言われるかもしれないと思っていたのですが…よかったです(笑)
     当時放映された描写よりも,より一層あの描写を強調したものに描き直す必要性はどこにあったのでしょうかね.
     もとからそんなに悪い絵はなかったはずですが,あえて描き直したのは…まあ,考えるまでもないことですね.
     戦争もので強調しなきゃいけないのは,ああいう安い恋愛模様ではないと思うのですが.
     仰る通り,運命での“実は親愛でした”勘違い事件を強調させるつもりなのでしょうか.
     だとしたら尊敬しますが…ンなわけないですよねー.
     初期のカガリは別に好きでも嫌いでもなかったんですよ.
     というか,どうでもよかっt(略)
     作品の宣伝みたいであれですけど,私の中でのカガリの理想像は“R.I.P”のような,ちょっとお馬鹿で快活な少女です.
     ヒマワリのように,ひたすら真っ直ぐでタフで明快で,しかしそれゆえに嫌みなく何やかんやと煩い親分肌を気取れるようなキャラクターであってほしかったんですが…つまり少年のようなカガリでいてほしかったんです!
     それなのに(ラクスに結果的に振られた)アスランの相手としてカガリを当て嵌めようとして無理やりキャラクター像を変えるから,こんなに不自然になってしまうんでしょうね.
     本当に茶番のようなカップリングだ.
     オーブという国は私も最初から苦手でした.
     日本がモデルらしいですが…監督からは日本という国はそういう“おキレイ”なふうに見えていたのかと思うと,思い上がりも甚だしいと思いますけどね.
     中立を貫こうとする志を問題視するつもりはなく,むしろ外交において必要なことだと思います.
     私が好かないのは,理念が現実的利益より優先されている点と,国を安定させる上において許されないその矛盾に上層部が気づいていない点,そして何より,そうした矛盾を抱えたまま,理念優先で妥協できなかった故に国民が犠牲になったというのに,それすらなかったことのように,まるでオーブは最初から最後まで“おキレイ”で幸せな平和の国のような描写がなされていたことです.
     当時のオーブ首長の行いで犠牲になったのは,一部の上層部の命だけじゃなくて,残された,本来ならば何より大事に守らねばならなかった国民の生活も,それによって失われてしまったわけです.
     それでも理想的な国家として描かれている様は,本当に“おキレイ”なことだと思いますよ.
     …と私は思っているのですが,う~ん….
     イザアスについては,本当に書いてあるそのままです.
     私は決してイザークを完璧だとも正義だとも強い人間だとも思っていません.
     不完全な彼が,彼なりの正義を信じて,彼なりに筋を通して強く立っていようとする姿は,万民が認めるような聖人君子の様相ではなく,単に“彼なり”という独善的な個人主義の中にある彼のあり方に過ぎないのです.
     しかしその,ある意味所詮利己的な一人間の,それでも凛と自分の行く先を見据えている姿が,人よりも死に近い場所に立っているアスランを現実に惹きつけてくれたらと思うのです.
     そしたら,ただ誰かのために,ただ誰かを守るためにと安直で自己犠牲的で完璧で極限まで理想的な正義に近い,しかし実はそれゆえに他のいかなる人間よりも利己的に生きてきたアスランに,もっと“自分なりに”我がままに生きていいんだと思わせられるのにと考えています.
     彼らの関係は,一側面からでは語れなくて,あまりに長くなるので,今日のところはこの辺で…(汗)
     長々失礼しました;


    ■11/7 02:02 「例のシーン。…」の方
    ⇒コメントありがとうございます.
     悲壮感…漂っていましたね.
     勘違いしている故に漂う,視聴者側の如何ともしがたい薄ら寒さ…やりきれないです.
     しかしあなた様のコメントゆえに考えたことが一つ.
     アスランのあの違和感ありまくりの行動って,実は彼が死ぬ覚悟を決めた故,え~と,むしろ死ぬ覚悟を決めるための行動だったのではないかと思いました.
     死ぬ前にその覚悟を決めて,そこに飛び込むのは,それはもうすでに覚悟云々で語ることのできな極限の心理状態ではないかと思います.
     しかしアスランは連合とザフトとの最終戦にたった三隻で挑もうとしており,しかもザフトを指揮しているのは自分の父.
     戦闘を乗り切るためというだけでなく,父の行いをその子どもである自分の命で償おうとすらしているかのような,そうしてまで父を止めたい,父を犯罪者にしたくない,父を許してほしいと願う,そんな悲痛な思いが渦巻いていたと思います.
     それくらい彼は真面目君でしょうし,それくらいパトリックを愛していたでしょうから.
     「俺がちゃんと戦うから,ちゃんと死ぬから,お父さんを許してあげて」って.
     酷い言い方をすれば,死ぬためにアスランは最後の戦場に出たのではないでしょうか.
     そんな自分の決意を自分一人で抱え込むことなど,思春期の少年にできるわけがありません.
     死ぬためには,自死を許してもらえるだけの大義名分が必要になる.
     だから,アスランはカガリを頼ったのかもしれませんね.
     それが一種の恋愛感情だというふうに置き換えて(勘違いして)まで.
     “誰かを守ってあげる”ということほど,アスランにとって魅力的な大義は存在しなかったと思います.
     だってそれまでにアスランはその“誰か”を失いすぎているわけですから.
     “誰か”を守るためならば,自分が死ぬことは許されるって,そう思っちゃったんじゃないでしょうかね.
     そんなはずはないのにね.
     その藁にも縋りたい必死さが,あの違和感ありまくりの行動の原因ではないかと思うと,何だか非常に自分の気持ちが落ち着きました.
     「俺はこの子を守ってあげるんだ.それが結果,俺が死ぬことになっても,それは無意味な死ではなくて,この子を守りたいと思った俺の志が招いた,美しく有意義で正当な死なんだ」って感じで.
     アスランの心情を例えるためとはいえ,彼らを引き合いに出すのはあまりにも失礼なことだとは思うのですが…まるで神風の少年たちのように思えてきました.
     自分の身を剣として,敵の艦隊に突っ込んだあの少年たちは,自分の死によって生み出されるはずの,大日本帝国の勝利を信じた.
     そうすることで,これから自分たちが行うこと,そして自分が死ぬことの覚悟を自分の中で少しでも正当化できたのではないかと,もしかしたら突き付けられているあまりにも理不尽な要求も,少しだけ許してあげることができたのではないか,少しだけ楽になれたのではないかと.
     …う~ん,重い話になりましたね.
     ですが,ここに書きながら何となく自分でしっくりきたので,多分アスランの行動はそういうことだったんだな,と自分なりには納得できました.
     あなた様のコメントのおかげです!
     しかし,そう思うと,僅かばかりにカガリに同情すらします….
     そしてアスランの心情や覚悟を思うと余計にあの脚本に腹が立ってきました.
     一人の少年が死を覚悟するような描写をあのように浅く描かれると…うん,ダメでしょ.
     ああっ,またも長くなってすみません;あと重すぎてすみません.
     が,私にとっては発見の多いレスとなりました.
     ありがとうございます!


    ■11/7 22:10 七海さくら様
    ⇒さくら様,また来てくださったんですね!
     しかもコメントまで!
     ありがとうございます!!
     無言で手をゴンは格好いいですよね.
     男の子だから尚のことサマになるのでしょう.
     特に,幾多の戦場を一緒に駆け抜けてきたこの三人だからこそ.
     むしろ言葉よりも,この行動が互いを信頼している証拠になると思います.
     私は心理学を専門に勉強してきましたが,その中でこの“喪の作業”という言葉に出会いました.
     英語表記した際の“Mourning”は礼服や喪服といった意味があります.
     私にとって,この喪の作業という過程はとてつもなく印象的で,そして神秘的であったため,できればきちんと説明したいのですが,説明しようとすればするほど陳腐になってしまう気もします.
     というのは,喪の作業を行う当事者によって,その意味合いは変わってくるし,結論も違ってくるためです.
     逆を返せば,喪の作業というものを知識化,理論化する側にとってもそれは同じことで,捉え方が変わってきます.
     辞書に載っている説明をそのまま引用してもいいのですが,それは結局概論的な事柄,文字情報にすぎず,その理解や解釈はやはり人によって異なってくるわけで,恐らくそれではこの過程の一番大事な部分が言語によって邪魔され,抜け落ちてしまいます.
     そもそも心理学自体が学問と呼べるのかどうかすら分からない,あやふやな理論の集合体ですので,なんだか私がこの過程について説明をするのは,この過程に一本の正しいとされる道を通そうとしているみたいで,無粋とすら思うのです.
     人の心の中で起きる現象は,それがどのようなものであれ,結局それはご本人にしか分からない,というのが私の考えです.
     あとがきでも書いてあった通り,この喪の作業には正誤はありません.
     この過程を通して最終的に行きつく場所が,とても美しかったり,晴れやかだったり,どんよりしたり,重たかったり,何一つ変わらなかったとしても,それにはそれの意味がちゃんとあるのだそうです.
     その意味は本人にしか分からないし,本人にしかそれがあるがままのこととしてリアルに感じられないものでしょうから,さくら様はさくら様の中で湧き上がってくるいろんな感情を自分の胸で受け取ってあげたらいいと思います.
     先述した通り,心の中の現象にマルバツをつけることほど無粋なことはないので,それがいかなるものであっても,それはさくら様にとって“何より正しい答え”だと思いますよ.
     いやはや,偉そうにすみません;
     そしてさくら様からもご賛同いただきました,アスカガ!(笑)
     本当に脚本上必要だっただけの,安直な設定ですよね.
     それがなぜこうも人気が出たのか…分かりません.
     アスランの行動の理由は今し方(ほぼ私の独断と偏見のもと)分かったところですが,仮にアスランの中で起きた心的過程が先述した通りであるならば,これほど惨いカップリングはないのでは,と思います.
     だって,アスランにとっては死ぬために選んだ相手なわけですから…カガリ,ちょっと可哀想です.
     その不自然さゆえに運命では別れを迎えるんですよね…まあ,私の中では恋仲だったなんて設定はハナから存在していませんが!
     ですからあの48話も虚空の彼方に消え去りました.
     え,48話なんてありましたっけ?
     はーい,そして偉そうに喋りあげた挙句にやっぱり長くなってしまいました.
     最後に一言だけ.
     私は博識じゃなく,薄識ですよ(真顔)
     それでは,コメントありがとうございました!!


    うひゃ~,いただいたコメントがどれも美味しい内容すぎて,半ば予想していたとはいえ,素晴らしい暴走ぶり,本当にすみません.
    それもこれも,私が食いつくようなコメントを下さる方のせいですね!
    そうです,画面の前のあなた様のことですよ.
    愛してる!(!?)
    しかし,これは予想だにしていませんでしたが,みなさま意外とアスカガ苦手な方が多いようで….
    好きな方は本当に好きなんでしょうが,嫌いな方は本当に嫌いなわけで,それぞれの主張はそれぞれで推測はできても,ここまで二極化する理由はよく分かりませんね.
    どういった理由でこうなるんでしょうか.
    前回のアンチ話を基本に考えると,単に少女漫画趣味かそうでないかに分かれてしまいそうなんですが,それだけじゃあちょっと面白くないですよね.
    またボーっと考えてみたいです.
    その際にはみなさま,またお目汚しで長々しい独り言を述べることになると思いますので,そのときには笑って許してください.
    元来,お喋りが好きな性質なものですから;
  • 拍手レス

    前回,日記で拍手について書かせていただきましたが,これを見て下さっている方が結構いらっしゃるのかな.
    小説のページで拍手を下さる方がいらっしゃいまして,本っ当にありがとうございます!
    すっっっごい嬉しかったです!!
    皆様から小説を書くエネルギーをいただきました!!
    愛してる!!(!?)
    それでは拍手レス!

    ■11/1 23:50 「バックグラウンド・アンサンブルシリーズ…」の方
    ⇒コメントありがとうございます!
     イザアスサイトと言いつつ,ただでさえその色が薄い,とんでもない詐欺サイトなのに,ついにイザアスの全くない話をアップしてしまいました….
     読んで下さる方は果たしているのかと思っていましたが…まさかコメントまでいただけるとは…!?
     これまでちゃんと描いたことのなかったディアッカやミゲル,ラスティ,ハイネですが,実はいつか書きたいと思っていたのです.
     イザアスではないですが,書いている側の私はそれと同じくらいの意気込みで書かせてもらっていました.
     大まかな家族の設定は公式に則していますが,ハイネに至っては完全に捏造です.
     ハイネの設定に“コーディネーター”と書いてあったのですが,彼が第1世代なのか第2世代なのかの言及がなかったため,実は第1世代なのでは,ということであんな感じの背景をつけてみました.
     はい,どうでもいい情報ですが!
     というわけで,いろいろと捏造しながらも書かせていただきました.
     明日辺りには最終話を挙げれるかな,と思います.
     大好きと言っていただける最終話になっているかどうか…自信はありませんが,最後までお付き合いいただければと思います.
     それでは,拍手ありがとうございました!!

    ■11/3 七海さくら様
    ⇒うひょーっ,さくら様!
     わざわざこんな辺鄙なところまで足を運んで下さってありがとうございます!
     しかもコメントまで!
     いえいえ,さくら様が教えて下さらなければ気付かないままでしたので,教えて下さってありがたかったです.
     実は私も,携帯で拍手画面を確認する度にFC2携帯変換機能とか何とかでいろいろデザインがずれてしまうのが気になっていたので,ちょうど良かったんです.
     どうかお気になさらないでくださいね!
     それからバックグラウンド・アンサンブルの感想まで,ありがとうございます!
     3話ともテーマを持たせて書き始めたのですが,やっぱり普段書きなれているせいか,アスランとラスティの話は,他の2話に比べて書きやすいことと言ったら….
     二人とも特に私を悩ませることなく,勝手に動いてくれました.
     ラスティというキャラクターの背景って,まあ仕方ないのでしょうが,ほとんど明らかになっていませんよね.
     ただ両親が離婚していて母親に引き取られているっていうことだけで.
     スペシャルエディションでのラスティの人柄を見ていると,彼のあの人懐こいだけでない,おおらかな優しさと他者に対する気遣いを感じました.
     そういう人間に彼が育つためには何があるだろうかと考えた結果,そして,そんなラスティとずっと同じ部屋で過ごしてきたアスランは,彼の人柄によってどんなふうに振る舞うようになるだろうかと考えていたら,こんな感じになりました.
     ラスティの血を擦り付けたのは,アスランなりの決意だったのだと思います.
     彼を連れて帰るための,生きて帰るための,そして彼の死を受けれるための.
     ラスティとアスランの話だけでなく,この話のテーマはそこにあります.
     これを“喪の作業”といいます.
     私の好きな(と言ったら問題なのかもしれませんが)理論です.
     この詳しい説明は最終話に預けることにします…長くなるので!
     それでは,すでに長いのですが,拍手ありがとうございました!!
  • アンチ話

    題名通り,アンチの話です.
    隠す気も全くありませんが,私,アスカガが苦手です.
    それについて語ってますが,これを読んでの苦情は受け付けませんよ!



    リマスター48話を見ましたが,とんでもない放送事故が起きてましたね.
    おお,アスランが何やら可愛いぞと思っていたら…お前お前お前ェ…….
    ザ・アンチの話になるのですが…正直,私はアスカガは嫌いなんですよ.
    終盤のカガリが,年頃の女子にとって自己投影しやすいキャラクターであることは確かでしょうが,自己投影しやすい対象に描かれすぎてて浅い.
    だからアスランの感情や,それによって選択される行動も浅くなってしまって面白くないんです.
    描写が,ただ女子の願望をそのまま当て嵌めただけの気がして.
    そりゃあ,運命ですれ違いが起きても仕方ないでしょうね.
    そもそも互いが抱いていたイメージ自体が偶像に近かったのですから.
    合わないはずだ.

    初期の男勝りで気持ちはあってもおバカなカガリだったら良かったのに…それだったら,くっ付くことは許可しないー!だとしても,よき友人としてカガリとアスランを応援できたのですが….
    そっちの方が発展性のある関係になりそうだったと思うのですが…なぜ無理やりカップルにしたのか,ちょっとよく分かりません.
    本編を見ていると,カガリの持つ快活さ(あるいは良い意味での無神経さ?)を彼女特有の包容力と勘違いしている節があるし,彼女の不器用さや拙さを,守ってあげなきゃいけない可愛い弱さだと捉えている節があるように思うのですが,うーん…それは幻想ですし,視聴者に媚びたい脚本上の演出でしょう.
    力はないかもしれませんが,守ってやらなきゃいけないほどか弱くはないですよ,カガリは.
    本当は一人でいられるだけの頑強な精神を持っていたのに,わざわざ本当は庇護されたかったか弱い女に彼女を仕立てた脚本は,実に浅はかだと思います.
    本当は魅力的なキャラのはずだったのにな~.
    そういうわけで,終盤のカガリはどうにもアスランに媚びているように見えて,で,アスランもアスランで簡単にそれに引っかかる頭の軽い男に見えて…アスカガはダメです.
    繰り返しになりますが,狙いが透けて見え,軽くて浅くて,面白くない.

    うーん,こうやって難しく考えなくても,私がアスカガを認められない理由なんて,結局一つなんですけどね.
    アスランはイザークといた方が,遥かに彼自身のためになると思う,というただ一点です.
    彼の場合,変な励ましや慰めは自責の念を強める原因にしかならないと思います.

    親や友人を失うということ,親や友人と殺し合うということ,そして若いながら軍人になり,殺人や被殺人の経験をする.
    それってもはや人としての形が保てなくなるくらいの悲惨な出来事なわけですよ.
    俗な言葉を使うなら精神崩壊.
    専門的な言葉で言うなら,重度のPTSDを発症しているレベルです.
    そんな人間に軽い気持ちでの励ましなど,自分を責めさせるスイッチにしかなりません.
    必要なのはそんなものではなくて,そういった(言葉を選ばないならば)厄介なものを背負い込んだ厄介な人間の傍にただ寄り添えるだけの強さですよ.
    カガリにその強さはありません.
    励まそうと焦ってどつぼに嵌って,泣いて,相手に巻き込まれて悪循環になるだけでしょう.
    キラやラクスはすでに完成されていて,それゆえに他者に対する理解力に著しく欠けるので無理.
    彼らが有しているのは,すでに個人に対する優しさではなくて,人類単位での慈悲で,そして本当のところは誰に対してもそういう感情を向けていない,究極的な自己愛ゆえの帰着点に立っているわけですから,キラにはラクス,ラクスにはキラでしか理解できない,そういう域の絶望的に孤独な二人なので.
    そうなれば,イザークにしか無理でしょう!
    彼は基本的に他者に対する信頼感を持っていて,かつ自分に対する信頼感も持っている.
    それゆえに彼は,凄まじい感情の渦中で足掻くアスランにただ流されることはないし,かといって
    ただ突き放すこともない.
    そしてそれを淡々とこなせるほど完璧な人間ではない点も大きいですね.
    完璧でないゆえに他者というものを知ろうと努力するし,認めようとするし,単なる庇護ではなく,他者をこの上なく尊重し,大事にしてくれます.
    同時に自分のこともそのように扱える.
    いわば,完璧でないからこその精神の強さと他者への優しさがあるわけです.
    アスランに必要なのは,ただ傍にいて自分というものを認め,それでいいよとわざとらしくなく言ってくれる人ですから.

    アニメという娯楽に,現実の人間の心理機制を持ち込んであれこれ説明するのは滑稽かもしれませんが,仮にも戦争を描く作品で,その著しストレス環境下におかれた多感な少年の心理への理解や表現がこの程度なのは,どうかと思います.
    しかもそんな中に,視聴者サービスとして陳腐な恋愛模様を取り入れようなどとは…アニメ業界も大変なんですね.
    アニメは娯楽,商売の対象で,もうすでに芸術作品ではないのかもしれません.

    これだけ散々文句を言いつつも,結局SEEDのサイトをしているのは,イザアスを幸せにしたい気持ちに押されてのことなのでしょうね.
    イザアスを幸せにしたい!!
  • 拍手レス

    昨日気付いたんですが,拍手のボタンがどのページにも表示されるようですね.
    FC2拍手に移行したわけですが,これの場合テンプレートにタグを貼り付けるパターンらしく,その場合そのテンプレートが採用されている全てのページに拍手ボタンが表示されるみたいです.
    なんだか拍手くれくれ言ってるみたいで不細工なんですが,嬉しいことも一つ.
    この拍手機能,どのページで拍手のボタンを押してもらったかが解析時に分かるようになっています.
    つまり各小説のどこかで拍手ボタンを押した場合,その小説の題名が解析時に記載されるようになるわけですね.
    それでいつも夜に今日何拍手いただけたか確認するのですが,その時に小説のページで拍手を頂いていたりすると本当に嬉しいのです.
    ああ,この方はこの話に共感してくださったんだ,って思えるので.
    もちろん,Attenntionのところで拍手を頂くのも,まるで「来てやったぞ~」ってノックしてもらえているようで嬉しいのですが,それが各小説での拍手となると,より限局化して評価を頂けているようで,一気に心拍数が上がりますね.
    みなさま,いつも温かい拍手ありがとうございます.

    それでは,拍手レス!

    ■10/29 ぴ様
    ⇒コメントありがとうございます!
     ちょーっと真面目なお返事になるんですが,構いませんか!?例外なく長くなりますが,構いませんか!?だってぴ様が凄く私好みのコメントをくださるから…(ちらちら)
     というわけで今日は長いですよ!ご覚悟!(殴ってくれて構わんよ,いえ構いません)
     
     泣くっていう話,確かにミーアのときは彼,雨のように泣いてましたね.
     他のメンバーのときは,彼らが軍人で,死ぬかもしれないことやそうならないために自分で自分の身を守ることが前提の境遇にあったから,悲しくはあってもどこかで折り合いが付けれたのかもしれません.
     だから,アスランはそこまで取り乱さずにすんだのかな,と思います.
     ニコルのときには,それでもキラを殺せずにいたアスラン自身の罪悪感もあったから,その後泣くよりも酷い跳ね返りがあって暴走したのでは,と考察してたりします.うん,暴走大好き(は)
     
     なので,軍人でないミーアは,本当は死を前提にしなくてもいい境遇にあり,自分の身を自分で守ることも義務化されていない立場だったわけで,アスランはそんな彼女に自分を重ねていた節もあったから,余計に守りたかったに違いないと思うんです.
     自分を偽っていた頃の,それから他者の意のままに生きていた頃の,それから,もしかしたら昔何もできずに死なせてしまったお母さんのことも重ねていたのかな,と.
     それが“また”守れなかったから,悔しくて情けなくて泣いてしまったのかと.
     
     でも私もできれば,泣くならイザークの前にしてほしいと思っています.
     酷い言い方かもしれませんが,当時アスランの周りにいた人で,彼のことをちゃんと見て,彼の話をきちんと聞いて,彼の泣くという行為として溢れているどうしようもない感情の理由を理解して,それでも馬鹿にせず,慰めもせず,叱りもせず,彼の感情にだけ押し流されることもなく,ただ傍にいてくれるって人はいなかったと思うんです.
     それだけの強さをもった人間は,当時のアスランの傍にはいなかった.第三勢力という派閥は,そういう組織だと思って見ていました.
     互いに誰かや何かをあてにして,それを独占することに執着しているような,そんな感じの組織だって.逆にその組織の信念に陶酔することに最後まで迷いのあったアスランを誰もあてにすることはできなかったし,あてにされないから大事にもされない.
     だからアスランには,ミーアを失ったときにも,他のいかなるときにも,厳密にはどこにも泣く場所なんてなかったんでしょう.
     一人で泣くことだけを覚えていくことになっていったのでしょう.

     その点イザークは,とイザークの人格を神格化することもできないのですが,でもイザークはアスランが変に強がりで強がり故の不器用さと脆弱さを持っていると知っているから,アスランが例え泣いても,驚きはしても絶対にその涙の理由や感情を知ったり理解することから逃げたりはしないだろうと思うのです.
     なぜ泣くのか,何があったのか,何が悲しいのか,ってちゃんとアスランと向き合ってくれそうな,そんな人ですね,イザークは.
     アスランを一人で泣かせない人.うん,さすがイザーク!
     
     Pixivの方の感想まで,ありがとうございます!
     読むには覚悟と人のいない場所と,あと時間が必須です.
     毎度毎度,話が長いんですよね….読んだ時間が無駄にならなかったと思っていただけるようなものが書けたらいいんですが…う~ん,これがなかなか難しい.
     イザアスの誕生日の食卓にロールキャベツは必ず並ぶことでしょうね!
     二人でワイッワイ騒ぎながら作ってたら可愛いでしょうね.
     それでは先述した通り長くなってしまいました;
     ここまで読んでくださっているか自信がありませんが,拍手ありがとうございました!!
  • この日!

    アスラン誕生日おめでとう.
    一応お祝いらしきものは書きました.
    が,イザークのとき同様小話ですみません.
    29日にアップしたのですが,携帯でご覧になっている方は更新が反映されるのはもう少し時間が経ってからになるかと思います.

    さて,小話を書いていて思ったんですが,本当にうちのアスランはよく泣きますね.
    安直にこの手を使って話を盛り上げようとしている感じがあって,そのワンパターンさ,安易さが情けない限りです.
    基本的にアスランって泣かない子じゃないですか.
    こんなに度々泣かせていたら,泣かないアスランの大事な“泣く”って行為の希少価値がなくなっていきますね.
    でもアスランってなぜか泣かしたくなります.
    どんな泣き方でもキュンキュン来るんですが,一番はやっぱり感動でわんっわん泣いてほしい.
    うん,凄く美味しそ…失礼.

    今回も今回とて泣かす気はなかったんですが…気付けば泣いていました.
    まあ,アスランは家族に近い人から誕生日を祝ってもらえることそもそもに対する諦めを絶対持っているから,その諦めというか,どことなく納得?している部分をイザークに今回もぶち壊されて,感動と混乱と恐怖で思わず泣いてしまったんでしょう.
    「ああ、違うんだ。祝ってくれる人いたんだ。祝ってもらってるんだ、俺。」って気付いた感動と,「諦めも納得もしているのに、こんなふうに大事に祝われたりなんかしたら、次もそうしてほしいって願ってしまう。いやいや、そんなの図々しいだろ、俺!」って感じの混乱と,「困ったな。まずいな。嬉しいって思ってる。でも次はもうないかもしれないんだから、今喜んじゃったら次がなかったときに今の喜び以上に傷ついてしまう。期待なんかしたらいけないぞ、俺!」って感じの恐怖.
    難しい子です,本当.
    アスランの思考の中には,“その次の瞬間の別れ”ってのが常にインプットされていて,そうなったときの痛みを極力抑えるための防衛策として諦めや納得があるから,そりゃあそれを散々に突き破って,叱って,でも抱擁してくれるイザークの存在は脅威でしょうとも.

    やばいぞ,また長くなってきた….
    ちなみにイザークが送ったカードのメッセージは,“The Rose”という歌の一節です.
    “私は思う。愛は花だって。そしてその大事な種は、あなたなんだよ。”
    ベット・ミドラーが元々歌っていたのですが,私は手嶋葵バージョンの方が好きですね.
    この歌の中の“愛”は恋愛に限局したものではなくて,家族愛とか自己愛も含めた根源的で広義な愛のことなんでしょうから,誕生日に贈るにしては些か妙なメッセージかもしれないんですが,先述したようにアスランがイザークから受ける感情は,彼自身の人格や精神を揺るがすほどのものなわけで,それを踏まえてこのメッセージを送りました.
    イザークがアスランに送ったバラは,イザークのアスランに対する愛情ですが,それだけの愛情をイザークに抱かせるのは,バラの種であるアスランなんだよ,ということで.
    そんな遠回しな表現をアスランが気付くとは到っっっ底思えないんですが,それだともれなくギャグ街道まっしぐらになるので,今回のアスランは覚醒していたんでしょうね,きっと.

  • 拍手レスと戯言

    ■10/21 00:50 「こんばんは。upありがとう…」の方
    ⇒こちらこそ,さっそくのコメントありがとうございます☆
     普段シリアスばかり書いている反動か,拍手のお礼文ではこういう話が主体になりますね.
     個人的にはどちらの彼らも連動しているので,シリアスな彼らもほのぼのな彼らも同じ人格として書けたらと思うのですが,どうしてもほのぼのバージョンの二人になると,くっ付き方が自然になりすぎて,ときどき私もディアッカになってます(笑)
     いつの間に君たちそんなに普通にイチャつけるようになったの,って.
     まあ,かれこれ10年経ってるわけですから,イチャつき方も板に付いたもんでしょう.
     しかし,相変わらず場所は選べない二人のようです.
     おかげでいつも目の前でイチャつかれるディアッカ.
     ですが,もう彼はイラッとすらしないようです.
     (強制的な)慣れって怖い.
    それでは,拍手ありがとうございました!

    ■10/22 23:48 「pixivの最新の作品…」の方
    ⇒コメントありがとうございます!
     Pixivの方の感想まで寄せて下さって…感激です!
     前サイトに掲載させてもらっていたものですが,再掲載ということで結構手を加えています.
     特に最後の方は,元々アスランはあんなに語っていなかったのですが,見返してみると結局何が言いたいのか分からなくなっていたので,急きょあんなに喋らすことになりました;
     最後の二人は,生まれ変わりだとでも思ってもらえば….
     仮面の王,見ていただけましたか!?
     彼が子どもの頃の姿も前半部でちょろっと出てくるのですが,可愛いですよ!
     その婚約者がフィーアです.
     前半ではそのような関係ではなかった二人ですが,主人公が数年ぶりに仮面の王に会いに行ってみると,なんと二人は婚約していた,という.
     もう,この二人が本当に可愛いんですよ!幸せになってほしかったのに…!
     興味を持っていただけたら,ぜひ実際にゲームをしていただきたいです.特に二周目の仮面の王は格好良すぎですので!
     いや,買わなくても動画とかでぜひ見ていただきたい!!(興奮)
     はっ,取り乱しました;
     それでは,拍手ありがとうございました!



    いや~,懐かしいな.
    サイボーグ009が映画化ですって.
    当時はアルテミスが好きで見ていました.
    予告編をちらっと見たのですが,当時のキャラクターのデザインが変更されててちょっと違和感が….
    そして,当時はすでにSEEDにお熱だった私ですので,009を見ながらSEEDに置き換えて妄想をしていたことをふと思い出しました.
    完全パロディなのですが…ちょっと滾っているので語らせて下さい.
    先に言っておきます.
    今回は本っっっ当に長いです.
    長い上に気持ち悪いです.
    その覚悟がある方だけどうぞ.
    え,痛いって?それこそいつものことです!





    あ,まず最初にこの妄想はキラアス&イザアスの両立でしていました.
    悪しからず(何が)
    さて,009のキャラクターは人体改造を施され,それぞれ特異な能力を持っていますが,これを個人的にSEED当てはめると,こんな感じに考えていました.

    先に世界観をば….
    この話ではナチュラル=純人間,コーディネーター=サイボーグです.
    構図は単純にナチュラル対コーディネーターの戦争です.
    ナチュラルによって作られたコーディネーターですが,その特異な力によって一方的な迫害を受けます.
    (もともとコーディネーターは,疾病や怪我などにより身体の一部,あるいは全てを機械化した元ナチュラルのことです)
    その迫害から逃れたコーディネーターは,自分たちの生存権をかけてナチュラルに戦いを挑んだわけです.
    数で勝るナチュラルに押されていたコーディネーターだったが,それに対抗する策としてコーディネーターは種を残せない代わりに人為的に人間を作り,それを機械化することで自分たちの子どもとし,戦力補強に当てたのです.(一部では機械化を行わず,普通に自分たちの子どもとして育てるべきだと主張する一派もいたが,ナチュラルとの差別化を図るために機械化を推進する一派との間に軋轢があった)
    非人道的?この時点ではそうです.
    ナチュラルからコーディネーターに変わった者が第1世代,コーディネーターによって生み出されたコーディネーターが第2世代,アスラン達はその第2世代にあたります.


    アスラン
    ⇒001(テレパシー,サイコメトリー,予知夢,自然治癒力などの超能力)&003(長距離索敵)
     この二つを組み合わせて,自分の設定した戦闘区域内の全兵士の動向を観察することができる.
     脳の機械化進行度は他のコーディネーター中1番で,記録として残っている最古の戦争の記録から最新の記録まで全てを脳に記憶されている.
     戦況把握に加えて,脳に記憶された戦争のデータから単純な未来予測を行い,各兵士に最善の行動パターンをテレパシーできる(生身の兵士にではなく,あくまでテレパシーできるのは同じコーディネーターにだけ.よってキラや敵となったコーディネーターに自滅などの妨害的行動パターンの命令も送ることができる.チート)
     そのテレパシーは,相手の意思に反してそのように行動させるだけの強制力を持っている.
     ただし,一度に膨大な情報量を扱うため,能力を使用している間はその場から動けず,また能力使用中はアスラン自身が戦闘勝利最重視の行動パターンを優先するようプログラムされているため,自身の防衛に払う注意力はほぼゼロになってしまう.
     常に最善のパターンを選択できるようにするため,戦闘の度に記録のアップデートが必要となる.
     脳の機能領域はアップデートの度に広げられ,彼の脳は常に過覚醒状態に置かれている.
     記憶容量の肥大化に寄るためか,僅かに残った人格は物語の進行とともに徐々に崩壊していくことになる. 
     ヒロイン(え)

    キラ
    ⇒009(加速能力)
     第2世代型最強のコーディネーター.
     そして最強の主人公.
     これまで製造されてきたコーディネーターの技術を結集させた完成体.
     最大の能力は加速装置.そのスピードはアスランから送られるテレパシーの速度よりも速い.
     脳改造に伴い人格崩壊を起こすアスランの例から,人格に影響しない脳改造の研究が進められた.
     その成功例がキラである.
     そのため,コーディネーターの中でも明確な自我を持っている.
     その自我の判断からか,コーディネーターの軍を抜け,ナチュラルに協力するようになる.
     加速装置と強固な自我により,アスランからの妨害的行動パターン命令が効かない.
     逆にアスランのテレパシー能力に干渉する能力を持っており,アスランにとってはキラの自我が脅威となる.
     周囲をナチュラルに囲まれているせいか,キラ自身に周囲をコントロールするだけの能力は開花していない.
     ナチュラルの世界に身を投じるも,幼い頃に共に過ごしたアスランのことを忘れられずにいる.
     偶然参加した戦闘で,アスランのことを知り,アスランの人格を取り戻し助けるためにコーディネーターと戦うことを決意する.

    イザーク
    ⇒002(飛行能力)
     第2世代型サイボーグの中でも初期に製造されたコーディネーター.
     そして第2の主人公.
     飛行能力に特化している.
     加えて,キラほど完成されたものではないが,加速装置も内蔵されており,キラの速度に対抗できる唯一のコーディネーター.
     けど毎度負ける.
     人体の機械化進行度は第2世代の中でも特に低く,機械化されているのは脚部のブースターと高速移動に耐えるための心肺機能の補助機能のみである.
     そのためコーディネーターの中でも精神の起伏が比較的はっきり表現することができる.
     ナチュラルを見下しているが,ナチュラルの生み出した文化には強い関心がある.
     そのため,サイボーグであることのプライドと同時に,文化を生み出せるナチュラルに対して憧れにも近い感情も抱いている.
     それゆえかヒトとしての部分を一切捨ててしまっているアスランを毛嫌いしている……が同時に気にもなるピュアボーイ(は?)
     人間的な脳によって,アスランからの命令を無視できるという特殊能力も持っている.

    ディアッカ
    ⇒004(マシンガン,ミサイルなどを体内に装備した全身武装)
     身体の大半を機械化されており,所謂歩く武器庫.
     自分の体の中に武器が装備されているが,それとは別に自分用に改造した銃やマシンガンなども持ち歩いているガンマニア.
     ナチュラルとコーディネーターとの軋轢にはあまり興味がない.

    ニコル
    ⇒005(皮膚装甲と怪力)
     可愛い顔して指一本で車を軽々持ち上げる怪力の持ち主.
     その怪力のレベルはまさにドラ●ンボール.
     鋼鉄のような皮膚装甲を装備しており,あらゆる物理攻撃を無効化できる.
     一方で非物理攻撃に対する防御力はいまいち.
     命令されているわけではないが,能力使用中のアスランの盾となることを自ら志願して彼の傍にいる(アスランもニコルの行動の意義を理解しているのか,余程の劣勢でない限りニコルに攻撃行動パターンを命じることはない)

    ラスティ
    ⇒006(火炎放射)
     体内に高圧縮エネルギー炉を内蔵しており,それを指先から高熱火炎,あるいは熱線として放射する.
     その熱は地面をも溶かす.
     もともとはその膨大なエネルギー生成機能をアスランに供給することで,アスランの脳に対する負荷を減らす役目を担っていたが,後に戦闘特化タイプに改造を施された.

    ミゲル or ハイネ
    ⇒007(変身能力と能力コピー)
     細胞の分子配列を変化させることで他人の姿形だけでなく,その能力もコピーできる. 
     ミゲルとハイネ,両方の姿で人前に現れるが,どちらが本当の姿なのかは誰も知らない.
     とある作戦でミゲルの姿でナチュラルに紛れるも,キラにバレて殺されてしまう.


    とまあここまでがキャラクターの設定.
    ここからさらに痛い妄想になるんですが,これ以降も皆さま,本当に読んでいいんですか?


    戦況が進むにつれ,状況は混沌としてくる.
    同じくしてアスランの父であるパトリック主導の元,アスランの記憶のアップデートは進められ,能力は肥大化していく.
    そしてそれに伴う人格崩壊も顕著になっていった.
    アスランの防衛役だったラスティやニコルが死んだことで,戦場で彼を守る者もいない.
    そのためアスランは前線に出ることはなくなり,コーディネーターの軍事拠点であるアプリリウスの塔に半ば幽閉される形で守られることになる.
    彼ら以外にアスランの近くにいたイザークやディアッカすら,暫く彼に会えない状況が続いていた.

    肥大化したアスランのテレパシー能力は,すでに戦場そのものを覆い尽くすほどの領域にまで広がっていた.
    戦場は,アスランの能力によってコントロールされている.
    人格の崩壊によりアスランはもはやただの機械になっていた.
    ただ勝つためだけに,時には仲間に“自爆”や“突撃”といった命令をも下す,ただの戦争のための機械に.
    すでにそれに逆らうほどの自我を保つコーディネーターもいなかった.
    彼らも命令されるままに戦い,死んでいった.
    しかしそうした犠牲の賜物か,徐々に戦況はコーディネーター有利に運ぶ.
    ナチュラルは後退を強いられた.

    そんな中,一部のコーディネーターが反旗を翻したという知らせがナチュラルの元に入る.
    クライン一派.
    彼らは子孫繁栄のため人為的に人間の生成を行う傍ら,機械化に反対する勢力であり,コーディネーターの勢力を実質上牛耳っているパトリック・ザラからの弾圧を恐れて亡命してきたという.
    シーゲル,そしてその娘ラクス(アスランと対となる立場を与えられていたラクスは,アスランに限定したテレパシー能力に特化している)はマルキオ導師の取りなしにより,ナチュラルと話し合いの機会を持つことに成功する.
    そして,その場でシーゲルはコーディネーターはコーディネーターの生存権をかけて武器をとったことを説明し,いずれコーディネーターはナチュラルの中に戻っていくべき存在であると説いた.
    ナチュラルとクライン一派の会談は,ナチュラルとコーディネーターの交配を通して世界を元の状態に戻すこと,そして今もってなおナチュラルを脅かそうとするザラ一派コーディネーターの掃討を行うことで合意する.
    ラクスはキラに言った.
    人間の機械化がこれほどの事態を招いてしまった.人は生きるべくして生き,死ぬべくして死ぬ,と.
    キラは問うた.
    アスランという友がいる.彼は生きるべきか死ぬべきか,と.
    ラクスはキラにアスランの真実を告げた.

    アスランは,彼の父パトリックと母レノアの子として作られた.
    しかしレノアは,アスランが生まれる前にナチュラルのテロによって死んでしまった.
    本来,アスランはイザークと同じ飛行能力を有するための機械化を行うはずだった.
    しかしパトリックはレノアの死後,アスラン能力の変更を強く願い出た.
    高度な状況把握・未来予知能力とテレパシー能力による遠隔操作は,もともとレノアが持っていた能力だったが,それをアスランに受け継がせたいのだという.
    そしてパトリックの願い通りの力を与えられ,アスランは生まれた.
    アスランの膨大な記憶の中には,いつしかレノアの記憶が宿っていた.
    幾度にも渡って繰り返されてきた記憶のアップデートの中には,人為的に彼女の記憶までもが紛れこまれていた.
    パトリックは戦争の勝利以外に,もう一つの願望を抱いていたのだ.
    パトリックはレノアの亡骸を保存していた.
    機械の心臓を与えられ,レノアは人格のない人形としてアプリリウスの塔の地下深くで眠っていた.
    アスランの人格がなくなり記憶が完全にレノアのものに書き変わったら,アスランのテレパシー能力を使ってレノアの脳に記憶と人格を移植するつもりでいたのだ.
    もうすぐアスランは完全にアスランではなくなる.
    キラは,ザラ一派コーディネーター掃討作戦に出る決意をした.

    しかし,遅かった.
    戦場に立ったキラに,もうアスランの声は聞こえなかった.
    聞こえるのは女性の麗らかな声だけ.
    アスランの人格は崩壊した.
    記憶や新たに生まれた人格はレノアに書き換えられ,今やコーディネーターをコントロールしているのはレノアだった.
    彼女は言う.

    『私を蘇らせてしまったら、今度はパトリックが死んでしまった。
    私を思い患って、彼は私を一目見て、満足さに殺されてしまった。
    パトリック。アスラン。私は寂しい。寂しい。寂しい。
    もう、私には戦う未来しか見えない。
    ナチュラルとコーディネーターが戦い滅んでいく未来しか。
    そう。だったら、私が手伝ってあげるわ。』

    キラはテレパシーを振り切ってアプリリウスの塔に向かう.
    その入り口には,イザークがいた.
    イザークはコーディネーターの中で唯一,アスランからの命令に耐えうる人物だった。
    その人物が塔の前でキラを待ち構えている意味は一つしかない。
    今や,コーディネーターの中でもレノアの命令に逆らえるのはキラだけだった.

    「今更何をしにきた。裏切り者のコーディネーターが。」
    「君は問答をするためにそこに立っているの?だったら時間の無駄だ。そこをどいてよ。」
    「貴様は遅すぎた。そして俺も気付くのが遅すぎた。聞こえるか、キラ・ヤマト。もう、あいつの声が聞こえないんだ。」
    「とっくに気付いているよ。」
    「とっとと退け。クライン一派だって、この女からのテレパシーに成す術なしだろうが。貴様らの負けだ。」
    「まだ僕がいる。」
    「言っている意味が分からないわけじゃないだろうが!俺が、この女からのテレパシーで何を命じられているか、貴様にだって聞こえているだろう!」
    「僕を殺せって言っているんだね。アスランを守るためには、僕が邪魔だからって。」
    「理由なんぞ知ったことじゃない。貴様を殺したとしても、それがアスランを守ることにならないのは分かりきっている。だが、俺はっ、この命令に逆らうほどの自我がもう、保てない!」

    加速装置を使っての接戦が繰り広げられる予定ですが,表現できないので割愛(え)
    勝利したのはキラ.
    イザークは塔入口の階段に横たわり,体の機能が停止するのを待っている.

    「女。これも、貴様の予測通りなのか…。惨いことをする。
    アスランは、あいつは一度も、俺に戦って死ねだなどと言ったことはないぞ…。
    アスラン。アスラン。なぜだ。お前の声が、聞こえない…。
    今俺はこんなに、お前の声が聞きたいのに…。」

    キラは塔の地下に入っていく.
    そこには夥しい機械に繋がれたレノアが微笑んでいた.
    彼女の膝には,そこに頭を寄せたアスランがいる.
    レノアはテレパシーだけで話をする.

    「アスランはどこですか。」
    『体はここに。記憶は、ここよ。』(こめかみを指差す)
    「その記憶はもともとアスランのものです。」
    『あなたのことも、この子少しは覚えているみたい。たくさん友だちを殺されたって泣いているわ。』
    「そうですね。アスランには、恨まれていると思う。」
    『そう。なら償ってあげてくれないかしら。あなたの命で贖ってほしいのよ。』
    「恨みを晴らしていいのは、アスラン自身だ。あなたに僕が償わなければならないことは何一つない。僕は、あなたの命令で殺されたりしない。僕を殺していいのは、アスランだけだ!」
    『…………そう。よかった。この子のこと、ちゃんと大事に思ってくれる人がいたのね。』
    「え。」
    『アスランの中に私が生まれ始めたとき、私にはこの子の泣き声しか聞こえなかった。やっと生まれたのかしらって思っちゃうくらいに。けれど、違った。誰からも必要とされず、愛されず、ただ私の代わりに消えていくしかないことが悲しくて泣いていたのよ、この子は。』
    「大人のエゴで作り出しておいて、今度は自分の代わりに死ねだなんてあんまりだと思わないんですか。どうしてその記憶を抱えてのうのうとしていられるんです。」
    『平気でいると思うの?母が子を消してしまっているの。平気なわけがないわ。この子が泣いているのが分かるの。平気なわけがないでしょう。』
    「それなら!」
    『だから全てを消し去ってしまおうと思ったの。全てが消えたら、私も生命を維持できないから。誰の助けもなく、声も聞こえず生きていることなんてできないから。だから、この子の記憶も連れて…それならもうこの子も寂しくないわ。パトリックとアスランに会いたいの。もし、作られた命にも天国なんて場所があるなら。それなのに…。』
    「それこそエゴだ!行くならあなた一人で行ってよ!アスランを連れていくな!アスランは僕の大事な人なんだ。アスランを助けたくて、僕はアスランとだって戦ったんだ!そして今僕は、アスランを助けるためにここに来たんだ!!」
    『そうね。だから私は、ここで待っていたのかもしれないね。あなたの名前は、キラ君、ね。』
    「どうして、僕の名前…。」
    『この子の聞こえるのよ。あなたの名前を呼んでいるわ。もう一人呼んでいるのは…そっか、あの塔の入り口の男の子の名前ね。』

    レノアはキラに銃を手渡す.

    『一つの記憶は一つの体にしか宿らない。私の記憶はもうない。私の中にあるのは、もうこの子の記憶なの。この子に返すわ。だって、私はもう死んでしまっているんだもの。』
    「あなたを撃てば…本当にアスランは戻ってくるんですか?」
    『ええ。私の中のこの子の記憶だけを体に移植するわ。いい。一発で殺してちょうだい。痛いのは、もう嫌だから。』
    「はい。」

    レノアが繋がれているコードのいくつかは,アスランにも繋げられていた.
    それを伝って記憶を流し込むという.

    「き、ら…クン。あすラんを…たの、ミ…ます……ね。」

    ずっと身体機能を使っていなかったレノアの口から告げられ,キラは大きく頷いて引き金を引いた.



    とまあ,こんな感じです.
    自分で書いてみて,まさかこんな話になるとは思わず…暗い上に,なんか気持ち悪い….
    しかも009関係ないじゃん.
    ちなみに,この後アスランは目覚めますが,戻ったのは記憶だけで,一度崩壊してしまった人格は戻らず.
    それはこれから生きていく上で再構築していく,っていう流れです.
    それからキラに負けたイザークですが,目覚めたアスランから“死ぬな”というテレパシーと治癒能力を受けて生き伸びます.
    (実はアスランがもともと持っていた固有能力は,テレパシーと治癒能力だけだったんです.その他の能力はレノアからコピーされたものなんです,というプチ設定)
    この後ナチュラルとコーディネーターがどうなったかって?
    そこまでは考えていませんでした.

    いや~…なんか本当に009関係ないな.
    それに,いろんな意味で気持ち悪い!!
  • ちょっとした連絡

    サイトと拍手を携帯表示用に少し弄りました.
    以前,拍手からコメントが送れないと教えて下さった方がいまして,ようやっと修正できました!
    …と思うんですけど,ちゃんと表示されていますでしょうか?
    これで少しは見やすくなればいいのですが….
    この日記だけはパソコン対応が主体ということで,見にくいかもしれないんですが…それはご勘弁を.
  • 拍手レス&ゲームの話

    ■10/9 09:10 「拍手のお話、イザアスが…」の方
    ⇒幸せそうで何よりの二人です.
     特にイザークは,アスランを部下にするという念願がかなって嬉しいことこの上ないでしょう.
     これから事あるごとにベタベタギャンギャンやっていくのだと思うと,本当に楽しそうですね.
     それを少し距離を置いて見守ってあげるディアッカは良い男です.
     ええ,二人を見守り,喧嘩に巻き込まれ,仲裁し,八つ当たりされつつも二人の相手をしてくれる(させられてる)ディアッカは本当に良い男です.
     この三人がいるジュール隊は,まさにザフト最強の艦隊であり,ザフト一騒がしい隊となることでしょう.
     ちなみに,この話の直後にパニックになったアスランが右ストレートをお見舞いし,イザークを一発KOします.
     そして凄まじい言い合いの末,なぜか巻き込まれるディアッカ.
     いや~,楽しそうだ!

    ■10/11 23:53 「拍手。凄くトキメキ…」の方
    ⇒トキメキありがとうございます!
     高い高いしならがクルクル回っているところを想像すると,ディズ●ーやジ●リのヒーローとヒロイン的な関係を感じます.
     二人の見た目の要素もピッタリですしね.
     とはいっても,私は書きながらいつの間にか「ハイジ…ハイジ…」と思っていたんですが.なぜでしょうか.
     これからアスランが無重力での動きを思い出すまでの間は,このやり取りが繰り返されることでしょう.
     もしかしたらヴォルテールの廊下辺りで手を引っ張って歩いているイザークと文句言いながら引き摺られていくアスランの姿がしばらくは目撃されるかもしれませんね.
     それでは,コメントありがとうございました!



    皆様の中でニーアレプリカントというゲームを知ってる方はいらっしゃいますでしょうか?
    つい最近私は二周目を終えた所なんですが,凄く良いゲームです.
    主人公のニーアをはじめ,あらゆるキャラクター,あらゆる敵にもそれぞれの戦う理由があって,物語があって,そして帰着点がある.
    ハッピーエンドはなくて,けれどバッドエンドでもない.
    けれどどこまでも救われない結末があって,それもある意味の救済になって,って感じでいろんな方向から,いろんな方向に解釈ができる,幅の広いゲームです.
    とまあ,大いにオススメできるゲームです.
    さて,ここでなぜこういう話題を挙げたのかと言いますと,そこでイザアスを彷彿とさせるキャラクターがいるからです.
    仮面の王とフィーアというキャラクターです.
    ちなみに,私はこの二人がこのゲームで一番好きですね.
    チョイ役なんですけど,すっごい可愛い二人です.
    イザアスに繋げてここに紹介させてもらった理由は,仮面の王の画像を見ていただけたら一瞬で理解できると思います.
    二人の関係については,実際にゲームをしていただいた方が分かりやすいと思うので,ここでは割愛させていただきます.
    やってみて,個人で思っていただけたらと.
    しかしこの二人も,決して幸福な終わりは迎えられないことだけはあらかじめお知らせしておきます.
    バッドなだけでもないんだけど.
    いや,何もイザアスという別の存在に置き換えなくても,仮面の王とフィーアを(彼らだけでなく全てのキャラクターを)好きになられると思いますよ.
    それくらいには素敵なキャラクターの宝庫ですから.
    イザアス云々ではなく,一度じゃなくて,少なくとも二度プレイされることをオススメします.
    既プレイの方からは,ぜひに語り合いたいです!
  • 拍手レス

    随分お待たせしてしまった方々,申し訳ありません.

    ■9/27 23:52 「お誕生日おめでとう…」の方
    ⇒ありがとうございます!
     SEEDからかれこれ10年,そりゃ私も年をとるはずですね…このくらいの年になると時間は敵です.
     そういえば9/27ってパトリック・ザラの亡くなった日ですね.
     …ということに今気付きまして,何か書けばよかったと今さら後悔しました.
     大大大っ!?わああああ,ありがとうございます!(慌)
     自分が好きで書いてるものにそう言っていただけるのは,自分の感性を認められたようで本当に嬉しいです!
     こちらこそいつも読んでいただきましてありがとうございます!
     長いこと体たらくな時間を過ごしていましたが,もうぼちぼちでやる気スイッチが入りそうなので,新作はもう少しお待ちください.
     また何かしら書きたいものを書こうと思います.
     気ままにしか生産できない,サービス精神に乏しい私ですが,どうぞお客様も気ままに待ってやってください.
     コメント,ありがとうございました!


    ■10/7 15:59 ぴ様
    ⇒ご心配をおかけしました.
     一時は高速のメトロノームのように精神的な振れ幅が行ったり来たりと忙しなく極端に揺れていましたが,環境が変われば心理面もそれに付随して変わっていきますね.
     今は穏やかに過ごせています.それに甘えてもいられないんですが,この半年は来年度からの仕事のための勉強期間と思ってやっていこうと思います.
     思えば,ぴ様がご自身の経験を語ってくださいましたように,私よりもずっと苦しい職場環境の中でそれでも働き続けている方がいるんですよね.
     凄いな.どうして耐えられるのでしょうか.それが成熟した人間の精神の強さなのでしょうね.凄いなぁ.
     私は自分の現状から逃げ出すことを選んだわけで,その後ろめたさは多分ずっと残ると思うのです.
     けれどもしこの半年で私が何も変わらずにただ時間を無為に過ごしたとしたら,その後悔は所詮後悔のままそれ以上の価値を齎さなくなってしまうわけで,自分の感情も時間もお金も無意味に浪費したってことになるわけで,それだけは絶対にあってはならないなと思っています.
     後悔していることも逃げたことを自覚していることも,それでも自分にとって最良の決断をしたと考えていることもひっくるめて,足を前に出さないといけない.
     こちらはこちらで仕事をしつつ,前の職場での出来事に証言をしたいと思っているのは,そうした意識からも来ているのでしょうね.
     さてさて重ったるい話はここまでで,正倉院にてウンチクをたれるイザーク,うんざりするアスラン.
     すっごく想像しやすかったです.間違いなくそうでしょうね(笑)
     アスラン多分こんな→(-"― )む~ん…な顔して聞いてると思うんですよね.
     そしてふと気付いたイザークに「俺のありがたい話を聞きながらその顔は何だ」と眉間の皺をうりうりと押されるイタズラをしかけられ,喧嘩がてらイチャつき始める二人…もう長いんだからいい加減落ち着け(お前がな)
     それでは長くなりましたが,拍手ありがとうございました!

  • 近況

    お久しぶりです.
    ちょこっとご報告をば….
    拍手のお返事は明日させてください.
    お待たせして申し訳ありません.

    さて,ここ数回に渡って日記にて仕事の愚痴を振りまいてきた私ですが,この度九月末で退職,転職しました.
    今は実家に帰って,教育関係の仕事に就いています.
    収入は下がるけれど,実家通いだと結果収入はそれほど変わらないんですよね.
    どうあっても来年度には退職することになっていたから,その時期が早まっただけと考えることにして,今は来年度に向けた仕事をしよう,と思えるようになった程度には気持ち的に立て直してきたかなと思っています.
    拍手やメールで励ましをくださいました皆様には,本当にご心配をおかけしました.
    そして何より,ありがとうございます.

    職場に残った他の先生から,相変わらず施設の腐ったやり方が耳に入ります.
    上層部がパワハラし放題,意見をしようものなら「お前なんかいつでも辞めさせられるんだぞ」と脅し,気に入らない職員は降格させ,事実無根の事実をこじつけて出勤停止にさせ….
    それでも,どれだけ理不尽でも黙って耐えるのが社会人ってものなんですかね.
    ミリアリアじゃないですが,大人だから,権力を振りかざされても黙々と働けといわれたら,言われるままに働かないといけないんでしょうか.
    私はお金をもらうためにとだけ思って働けるほど器用でもタフでもないし,まだ働くために目的や理想が必要なんです.
    そんな青さがあったら,ようよう続けられなかったんでしょうけどね…(苦笑)
    青いなあ.

    退職したわけですが,かといって私も完全に前の職場から離脱したわけじゃないんですよね….
    ようやく経営陣が上層部のやり方を疑問視し,重い腰を上げたようです.
    そんでもってどうやら私が経営陣に施設の内情の証言をすることになりそうです.
    もう辞めた身,本来なら口を出すべきではないのでしょうが,だからこそもう権力の驚異に晒されることを恐れなくて良いという強みがあるんですよね.
    なので証言をしようかと思っています.
    それをしてどうなるかは分からないし,物事の道理を外す人に対して私がしようとしていることも,また道理を外れているのかもしれない.
    けれどこのまま黙ってはいられないんです!

    はっ,結局また愚痴が…;
    とにもかくにも私のメンタルはもう大丈夫です.
    確かに苦しくて忙しくて悔しいばかりの1ヶ月だったけれど,他人の温度を再確認できた1ヶ月でもありました.
    なんだか捨てたもんじゃないね.
    いんや,私が拾い上げてもらったのか.
    あったかいね.


  • 拍手レス

    おや,気づけば今日は誕生日でした.
    まあもう喜ぶ年じゃないですね.


    ■9/20 21:27 「いつも更新楽しみにしていますv」の方
    ⇒コメントありがとうございます!
     ここ最近更新が滞っておりまして申し訳ありません.
     書きたい話はあるのですが,書くだけの心の体力と時間が今ないのです.
     モチベーションがないわけではないので,いつか書き上げたいと思うのですが…いつとはお約束できない状態です.
     そう言っていただけると,それだけで力をもらえた気持ちになります.
     ありがとうございました!
  • 拍手レス

    バタバタは未だに続いていますが,置かれた状況は大きく変わりました.
    たいがいの人は良くない方向に,と捉えるかもしれませんが,私にとってはようやくちゃんと眠れる状況になったと思っています.
    それでは拍手レス!


    ■9/13 23:17 「拍手のお話、とても…」の方
    ⇒さっそくのコメントありがとうございます!
     それぞれに初対面の時の記憶はあると思うのですが,二人すら記憶していない本当の初対面があったら素敵だな,と思って書きました.
     物心ついていない時点で運命的な出会いをしてるとか…おいしいと思うのですがどうでしょう.
     この時点でも通じていないようで通じている,まさに遺伝子レベルでの疎通をするこの二人.
     もうさっさと結婚しろ(真顔) 
     子どもの二人が向き合っているだけで神秘的な雰囲気すら感じるのは私だけでしょうか.
     大人のイザアスでも癒し効果は多大にあると思うのですが,子ども版イザアスとなると,その癒し効果はもはや癒しすぎて殺傷能力すら持っていると思うのです.
      ああ,いつの時代もやっぱりイザアスは良いものですね…(遠い目)
     それでは拍手,ありがとうございました!
     

    ■9/17 23:11 「拍手の小説。凄く凄く…」の方
    ⇒コメントありがとうございます!
     大人になるとさほど感じなくなりますが,子どもの頃の一つ二つの年齢差って,もろに発達の差として見て取れますよね.
     それだけにこの時点での二人の成長の差がはっきりしていて,書いていて楽しかったです.
     この時点だと,イザークはすでに自我を持ち,自分の意思で動き始めていますが,一方のアスランはまだまだ親の庇護下で依存的でいる段階なわけで,そんな二人が並ぼうものなら,幼いながらもお姫様を守るナイトと小さなか弱いお姫様のようではないですか?ないですか!?(落ち着け)
     エザリアとレノアが果たして面識があったのか,互いの家を訪ねるほど仲が良かったのか,そうした設定は見つからなかったので完全な捏造なのですが,個人的にエザリアとレノアは大学時代にパトリックを通じて知り合ったのではと思うのです.
     パトリックから恋人になったばかりの頃にレノアを紹介されたが,はじめは植物に多大な興味を持つ変わり者のレノアに苦手意識を持っていたエザリア.
     しかしレノアの不思議な温かみに触れるにつれ,また相乗的に真面目一辺倒で面白みのなかったパトリック自身が彼女によって変わっていくのを見るにつれ,エザリアもまたレノアを友として慕うようになる,なんて設定があったら美味しいですね.
     レノアもレノアで,凛とした美しさを持つエザリアを尊敬し,眩しい思いで見ていたと思うのです.
     そういう意味で,この時点からイザークとアスランがくっ付く布石の一つは出来上がっていたのではないでしょうか?ね?(何)
  • 拍手レス

    お久しぶりです.
    なんだか仕事の方がバタついておりまして,サイトまで手が出せずにいました.
    暫くはこの状態が続きそうです.
    最短なら1週間,最長で1年.
    精神に余裕があれば,アップもできるかな,という感じです.


    ■8/22 22:06 「拍手の二人。…」の方
    ⇒ありがとうございます.
     休みの日に二人でワイワイゲームなどしていたら可愛いな~と思って書きました.
     ホラーは二人とも苦手だったらいい.
     しかも二人とも普段は絶対意地でもそんなところ見せないのに,いざ目の前にすると固まってしまうと可愛いですね.
     ちなみに,ジュール邸に木霊した悲鳴は「きゃーっ」です.
     二人で抱きついて叫んでいたら堪らんですね.
     お返事が遅くなりましてすみません.
     コメントありがとうございました!
  • 拍手レス

    ま,また記事が消えた…orz
    パソコンの調子があまりに悪く,記事を一つ書くにも覚悟が必要です.
    そして毎度毎度消えた後に後悔するのですが,一度ワードなどに書いてから上げればいいじゃないか,と気付くのです.
    学習能力がないのは今に始まったことではないので,未だに後悔する前にそのことを思い出した試しがありません.
    あーあ.

    ■8/13 ぴ様
    ⇒お返事が遅くなりまして,申し訳ありません!
     アスランが“素”で振る舞えるのは,イザークやディアッカのような,本当に苦しい時に一緒に同じ苦しみを体験してくれた相手の前だと思います.
     特にイザークなんかは,アスランに逃げることを許さないため,笑顔だけでなく怒った顔や泣いた顔など,あらゆる面でアスランは“素”でしか振る舞えないのだろうとも思っています.
     繕うことが普通だと考えているアスランにとって,ある意味イザークは怖い相手でもあるでしょうね.
     サイトに掲載している話がシリアスだとか,何だか小難しく考えすぎな話が多いため,拍手に上げる話はほのぼので軽い気持ちになれるような話を掲載できたらと思って書いています.
     そして,見てくださった方が「うわぁ…」と思えるような話が書けたら,なお満足です(え)
     体調について,お気遣いありがとうございます!
     実は心の方が最近疲れ気味ではありますが,体の方は至って元気です.
     全ての資本は体なので,まだまだ大丈夫です!
     ぴ様もお体を大事になさってください☆

    ■8/15 23:41 「「ここで」シリーズ。凄く…」の方
    ⇒「ここで」もようやっと完結しました.
     実はMS戦闘に至るまでの状況は,本編の設定とは大きく矛盾しています.
     実際には確かヘリ(だったかな?)でアスランを迎えに行っているはずなので,潜水艦を援護するとか,そもそもデュエルが近くにある状況でもなかったのです.
     でもこの話のメインは二人の馴れ初めなので,その辺は大いに捏造させていただきました(どどん)
     それから,この話の私的テーマ曲は“Shoot”だったりします.
     昔友人が焼いてくれたCDを発見しまして,歌詞をさらいながら書きました.
     何度聴いてもこの曲は恥ずかしいですね….
     小難しい考えとか意地なんて取っ払って,さっさと結婚すればいいんです,この二人は!
     Pixivの方のご感想もありがとうございます.
     あちらの方は再掲載のものばかりですので,真新しいものはご用意できませんが,またお暇でしたら覗いてやってくださいませ☆
     それでは,コメントありがとうございました!

    ■8/16 22:24 「暑い中、小説の…」の方
    ⇒私もコメントを頂けて凄く嬉しいです!
     他の方の作品を拝見していると,どの方も常識をしっかりに身につけていらっしゃるというか,物事をよく知っている賢い方が多いなといつも思います.
     私はというと,所謂“おバカ”な人種と言いますか,いまいち物を知らないので,小説を書きながら,特に人物の行動やその場の状況などを描くときに表現できる語彙のあまりの少なさに恥ずかしいなと思うことがしょっちゅうです.
     そんな私ですが,人間の心の根幹部は“かくあるべき”という制約がないので,本当に自由にうきうきしながら描いています.
     ですから,キャラクターの心情につてご感想を頂けることほど嬉しいことはありません.
     これからも誰かの心を震わせる話が書けたらと思います.
     本当にありがとうございました!

  • 拍手レス

    ね,眠たい….
    昨日,子どもたちをつれて祭に参加してきたのですが,その疲れが取りきれず,今日も今日とてヘロヘロです.
    自分の体力のなさが恥ずかしいですね.


    ■8/6 18:26 「アルバム。凄く素敵…」の方
    ⇒ご感想ありがとうございます!
     基本的にはシリアスな話の方が書きやすいのですが,その反動かたまに穏やかな話を書いてみたくなる時があります.
     たまに書くからか,必要以上に二人がベタベタしがちになってしまい,とても読み返せないようなことも多々….
     今回の話は,非日常化しつつある日常を思い切り堪能している二人を描きたくて書いたものです.
     “家”という観念が共通しているからこそ,それが日常のものであるとの認識も共有できるものです.
     この時の二人はまさしく“家族”という表現がぴったりな関係かと.
     もう,結婚すればいいよ.
     お返事が遅くなりまして,申し訳ありませんでした.
     コメント,大変うれしかったです.
     ありがとうございました!

  • 拍手レス

    どうしたことか,ものすごく眠いです.
    今“ここで”の続きを書いていたところです.
    カップル成立とイザークとアスランそれぞれの戦う理由を一緒に書こうと思っていたのですが,う~ん,イザとアスが思うように動いてくれません!
    くっ付く話を書いたのは,前のサイトを立ち上げてすぐぐらいに書いたきりだったと思うのですが,今改めて書こうとするとまあ難しい…というかさすがイザアス,すれ違い半端ない.
    無印の頃の二人って,どう考えても合わないんですよね….
    まさに通じていないようで通じてる,本当に絶妙~にギリギリカップルとして成立していない関係なんですよね.
    個人的には,無印の頃に一旦“カップル”という形にはなってはいるんですが,それは限りなくライバルに近い関係で,もちろん肉体関係もないし,イザークは愛情とはまた違う“相手を屈服させたい”願望の方が前面に出ているし,アスランはアスランでそういったものに疎い上に興味も信頼もない.
    そんなイメージがあるので,本当にライバル関係ありきの二人だと思うのです.
    運命に移行すると,イザークに物凄く落ち着きが出たせいか,相手に対して抱いていたのが単なる支配欲ではなく,手に入れたい,大事にしたい,庇護したい気持ちも含んだものだと気づいて,ようやく恋愛関係らしい関係に発展していくのだと思っています.
    アスランは運命でも相変わらず鈍いので,まずはイザークに変わってもらうしかありませんよね.
    頑張れ,イザーク.
    というわけで,拍手レス!


    ■7/31 21:58 「「こゆび」。本当に」の方
    ⇒コメントありがとうございます!
     あとがきでも書いてある通り,アスランの別れの言葉は,かつて私が受け持っていた子が実際に言った言葉です.
     この話は,その子の言葉から生まれた話だと言っても過言ではありません.
     そりゃそうだよな~,と感心しながら聞いたのを今でも覚えています.
     この話は,アスランが崩壊してしまう様子を描きたくて書いた話でもあります.
     そのため,追悼式の様子は本当,うきうきしながら書いていました.
     あの崩れ落ちてしまいそうな危ういバランスの中で,狂気を孕んで立っているアスランが好きです.
     それが無印アスランの醍醐味だと思うのす!
     ああ,また話がそれてしまった….
     感銘を与えられるような言葉を選べているのかどうか….
     詩的だったり,英語を直訳したような堅苦しい日本語が好きなので,読んで下さる方には今一情景が伝わらないんだろうな~と文才の無さを嘆きながらいつも書いています.
     空想している光景を文章化したり映像化できる方って,本当に憧れますね.
     こちらこそ,あなた様のコメントに心動かされました.
     ありがとうございました!


    ■8/2 15:10 Athuko様
    ⇒情報ありがとうございます!
     さっそくコンビニに走ったのですが…片田舎のコンビニでは見つからず….
     パソコンで調べてみましたが,あんまり評判良くないのかな?という印象でした.
     背中に背負っているどでかいウイングバインダーが不評の原因なのでしょうか.
     邪な目でしか見れないため,イージスの改良機というだけで無条件に可愛く思えてしまうため,純粋にガンダムが好きな方の着眼点とは少し違うのだろうな,と思ったりしてます.
     足先にサーベル.足先にサーベル!いいですね!!
     一番楽しみにしている四脚形態はネット上でも見つけられず…残念でした.
     異形のMSが好きなもので,もし画像でも見つけようものなら,また鬱陶しく日記で語り上げることでしょう.
     う~ん,諦めきれないので,またコンビニで探してみますね.
     重要な情報ありがとうございました!!


    ■8/2 16:40 「「ここで」シリーズ。」の方
    ⇒さっそくご感想いただきまして,ありがとうございます!
     先述した通り,難儀しておりまして,書き上げるまでに時間がかかってしまうかと思います.
     終盤間際までは既に書きあがっているのですが,そこからが長くなりそうです;
     アスランは精神的な脆さと危うさ,そしてそれに裏打ちされている狂気が全ての力の源だと思っています.
     倒錯的ですが,その部分が大好きなため,私が書くアスランは自然と虚ろで獣のような描かれ方がされがちになってしまいます.
     断じて病んでいるわけではないですが,病めないからこその痛みを抱えている子です.
     一方のイザークも無印時代では決して精神的に強いわけではなくて,非常に強靭だけれども柔軟さのないただ固いだけの精神だから,強度以上の力で叩かれると割れて二度と戻れなくなるような,そんな精神だと思っています.
     アスランが水のような手に取れない精神だとしたら,イザークは鋼石のような精神だというイメージです.
     あくまで無印時代の話ですが.
     そんな対照的な精神を持った二人が,どうやって惹かれるのか,そこが頭を悩ませているところです.
     というわけですので,どうか気長に待っていただけたらと思います.
     コメントありがとうございました!!
  • この場をお借りして…

    またまたここで言うことではないのでしょうが…Pixiv様の方に掲載させていただいている作品の閲覧数が1000を超えました.
    ブックマークやタグ追加,評価もしていただけ,本当に光栄なことです.
    ありがとうございました.

    こうやって閲覧数の伸びを見ていると,SEEDは未だに需要があるってことが分かりますね.
    SEED全体で見てみると,今でも毎日のようにいろんな方々の作品が挙げられていますし,その人気が窺えます.
    もう10年経つのにこの根強い人気は…むしろあの不完全燃焼で終わった脚本のおかげかもしれません.
    「自分たちで補完せねば!」という意識を高めてくれるあの脚本が,SEEDの人気を支えているのですね.
    まさか,そこまで考慮してのあの脚本!?…なわけないですよね.

    しかしリマスター化然り,プラモデルの発売然り,これら全てがSEED第3期の伏線に思えてなりません.
    個人的には映画化より第3期の方が嬉しいです.
    諦めてませんよ,私は.

    それからもう一つ,これはサイトのことですが,前サイトに掲載していた話で見られる物もあらかた再掲載し終えたので,更新頻度をもう少し緩やかにしようかなと思います.
    拍手の方の話は,できたら1週間から2週間で変えていく予定です.
Copyright © Textt / GreenSpace