寒くなってきましたね.
冬は大の苦手です.
暑いのは耐えようもあるんですが,寒いのは我慢なりません.
周りは夏より冬の方が好きって子が多いのですが,なんでも夏は脱いでも脱いでも暑いのはどうしようもないけれど,冬は服さえ着れば温かくなるから,とのことらしいです.
みなさまは如何ですか?
イザアスのことを思えば寒い方がくっ付く理由に困らなくていいとも思ったのですが,いつでも彼らは何の気なしにくっ付いているので,季節関係なかったわ.
それでは拍手レス!
■11/12 22:14 「このシリーズ。本当に本当に…」の方
⇒バックグラウンドシリーズのご感想,ありがとうございます!
ミーアやニコルと違って,この三人は魅力がありながら出番もそれほどないまま死んでしまって,なんとかして生きた人間として描けたらと思っていました.
そして,そこに確かに生きて死んだ三人が,生き残ったディアッカ,アスラン,イザークに,その証のように何かを刻みつけられたら,という思いの元出来上がった話です.
立派で強い意思のもとにイザークらを引っ張ったというよりも,それぞれ葛藤や脆さや過去を持った一人の人間として彼らと関わり,そして一人間の生き様が残された三人の中に何かしらの面影として残ってほしかったのです.
ミゲルもラスティもハイネも“偉大な英雄”なんてタマではなかったのでしょうから,彼らの生き様が残された三人の生きる活力に!とまでなれるほどのことはなくて,しかしそれだけに不自然ではなくて,それだけに“何かしら”温かくて根深いものになれるのだと思います.
彼らにとっての“喪の作業”を経た結果が,その形になったのでしょうね.
これも人の数ほどあるワークスの一つの結論に過ぎないわけで,あるいはもっと別の結末もあったのかもしれません.
私にとっての生涯の研究テーマが親子関係とアイデンティティなものですから,生きた人間を描こうと思うと,だいたいがそのテーマに結び付けて書いてしまいます.
人間にはそれ以外に大事なものもたくさんあるはずなのですが,個人を考える際にはどうにも家族や自己に傾倒した考え方をしてしまうようです.
それだけに,家族観や自己を描く際にはやや気持ちが先行して書きがちになってしまうのですが,そのキャラクターの活きた心情がお伝えできたのなら何よりです.
私も書きたいあ内容を思い切り書けた満足感があって,次の話までには少しばかり充電が必要かなと思っています.
またあなた様の心の琴線に触れられるものが書けたらと思います.
それではコメントありがとうございました!
■11/12 22:31 「日記の内容。オーブ・アスカガ…」の方
⇒多分上の方と同じ方が書いて下さったと思うのですが(違ったらすみません;),一応分けさせていただきますね!
前回,アスカガ考察のヒントを下さった方ですね!?
あなた様のコメントがなかったら,私もこの考察に辿りつけませんでした.
ありがとうございます!
まあ,アスランが男でカガリが女なわけですから,思考が単純に“恋愛感情”に行きつくのも分からないではないのですが,如何せんアスランは自分の考えや感情に疎いですからね.
もう少し考えたら,それが“死”への執着と承認されたい欲求だとは気付かないまでも,カガリに対して抱いているのが恋愛感情ではないってことは分かったでしょうに….
それくらい,とにかく誰か何かに縋りついて死ぬ理由…というか死んでいい理由を探していたのでしょう.
本当にこの頃のアスランの感情の中の現実は,辛辣さしかないですね.
そういうわけですから,確かにイザークの存在は貴重でしょう.
守らなければいけない対象でもないし,守りが必要な対象でもない,これまでの方程式が通じない相手ですからね.
アスランが与えてほしいと熱望している死んでいい理由を与えてくれることも満たしてくれることもない,むしろ物凄い勢いで反対されるでしょうし,反対したからといってアスランを卑下することも機嫌をとることも煽てたりもしないですからね.
イザークが求めるのは,何かしらの条件を満たしたアスランではなくて,ただのアスランですからね.
ただの,一個体である人間としてのアスランそのものです.
アスランにとっては一大事ですよね.
生死にかかわらず,常に何かしら理由や条件を求めて,それがあることに安心して,その期待に応えるためにあれこれと自分を変えていくことが自然なアスランですから,「ただお前がお前であればいい」って感じのイザークは,これまでの価値観をひっくり返す存在でしょう.
どんなふうに振舞っていいのか分からなくて,多分どこかで自分という存在を丸ごと認めようとするイザークを怖がってすらいると思うのです.
「こんな俺でいいわけないよ」って.
でもどこかで期待しているんですよ.
「俺は俺のままでいいのか?変わろうとしなくていいのか?」って.
うん,かわいい(!?)
いつかアスランが「自分は自分のままでいいんだ」ってことに気付いて,「イザークのままでいるイザークを俺は大切に思っているんだ」っていう自分の思いとそれを融合できれば,アスランはようやくイザークという人間に対する恐怖を越え,自分自身をあるがままイザークに表現してもいいのだと思い,最終,イザークという存在と自分という存在を認めてあげられるようになるのでは,と思います.
しかしそこはアイデンティティ大好きな私のこと,そう簡単に越えさせる気は あ り ま せ ん (どどん)
私は越えた後よりも,それまでの過程が好きな性質なので…(うへへ)
…と,こんな感じにこれからもつらつらと考察なりあとがきなりを述べていくと思いますが,お時間があるときにでもお付き合いいただければと思います.
それではコメント,ありがとうございました!
■11/13 23:09 「ラスティと猫のシリーズ?…」の方
⇒読んでいただけたらお分かりいただけたと思うのですが,この話とバックグラウンド・アンサンブルはリンクしております.
というか,自分としては全ての話が繋がっているつもりで書いています.
実はこの話,始めはアスランが猫を拾ってくる予定だったのです.
が,バックグラウンドシリーズを書こうと思ったときに,すっとアスランがラスティに切り変わっていました.
個人的に,ラスティは猫のような口で「にゃははーん」って感じで笑うっていうイメージがあるんです.
というわけでアスランが拾うよりラスティが拾った方が絵になると思うのですが,いかがでしょうか?
一緒に雨宿りも,結構似合うと思うんですよ.
ちなみに,バックグラウンドの最後でルーシーが空を見上げたのには,実はいろんな意味を込めていたりします.
あのあとルーシーは,それでもラスティを待ち続けます.
死というものが理解できないからではなくて,アスランがラスティの匂いを持ち帰ったから.
ただ漠然と「あ,生きてる」と思ったんでしょう.
ラスティに限らず,ミゲルにしてもハイネにしても公式にないオリジナル設定をあれこれ持ち込んでいます.
ハイネに至ってはまったくの捏造ですが,それだけに彼らの今の性格に至るまでの経緯をあれこれ考えられたのは非常に楽しかったです.
とまあほぼ自己満足のために彼らの背景を描き,生き様を描いたのですが,本サイトのメインのイザアスがほぼないのにも関わらず,このような温かいお言葉をいただけたことが本当に嬉しいです.
書きたいと思ったものを書いて,それに優しいお言葉をくださる方がいて,幸せですね.
温かいコメント,ありがとうございました!!