気ままな一日目

  • 更新&種運命談義

    連日投稿すみません.
    昨日のテンションに自分でも引きますね….

    さて,昨日の記事にも書いてますが,昨日どういうわけか種運命の44話を見ちゃいまして,アスランの反応にあまりに鬱々としたため,雑記の方にぱぱっとその辺の解釈を書いて放り込んでみました.
    他にも何本か雑記に追加してますが,一応今回追加した分の中の3本ほどが前後繋がった内容で書いてます.
    ちなみに,「たむけぼし」にも繋がる内容となっています.

    未だに本編を見ると,何だか落ち着かない気分になります.
    多分,アスランのあまりの扱いに,どうにかしたくて仕方なくなるんでしょうね.
    今日は44話から後を掻い摘んで最終話まで見たんですが,今見てみると,意外とそんなに内容,悪くないような気がしてくるだけ不思議です.
    運命はあれですね,結局戦局は混迷したまま,両者戦える余力がないからとりあえず休戦ね,という形になってたんですね.
    今さら気づきましたよ.
    じゃあ,自分用の話筋として,連合とザフトはまだ停戦協定を結んでいない,としていたのはあながち外れじゃなかったんですな.
    ふむふむ.

    最後5話ほどのかっ飛ばしぶりには本当開いた口が塞がらないんですが,あれですね,レクイエムの発射後に三隻同盟は宇宙に上がり,その直後にミーアは亡くなるんですね.
    ということは,アスランはディセンベルが落とされたのを目の当たりにした直後に,ミーアの死も見たわけですね.
    あー…それは,辛いね.
    休む間もなく,そのままギルバートが回収したレクイエムを破壊し,ネオ・ジェネシスを破壊し,メサイアを破壊し,それでようやく休戦したわけで…本当,悲しむ暇なかったのね.
    今になって見返してみたら,アスランはミーアに対して,「今度こそ、今度こそは救ってみせる!」という意気込みを凄く感じます.
    彼女が軍人ではなかったから,死というものの近くにいる必要がないからこそ,余計に.
    罠だと知りつつミーアのところに行くと言うところも,ラクスたちに残るよう言うところも,アスランはやはり軍人のアスランのままなんですね.
    彼らとは違い,アスランには人並み外れた体術があって,だから誰かの助けの有無を考えるより何より先に,自分一人だけでどうにかしようとするのですね.
    もう遺伝子レベルでそう思ってる子なんでしょうか.
    本当,死に急ぐようなこと,自分を犠牲にするようなこと,躊躇う様子まるでなし.
    それでこそ,理想のアスランですけどね.

    そんなわけで一気に見たわけですが,畳み掛けるような展開にもうカオスとしか言いようがないのはそうなんですが,意外とね,ラクスやキラももう,悪者には見えなくなっちゃってる自分に気付きました.
    もちろん,ギルバートやレイ,ラウもね.
    まあ,彼らは初めから敵だという認識はあまりなかったんですが.
    シンも,放映当時は「洗脳されてる!」くらいに思ってましたが,ある程度年を取った今見てみると,何だかシン君の気持ちが分かる気がしました.
    みんながみんな,大変だったんですね,ともう保護者のような視点になってました.
    やっぱり内心掻き回されるような,やきもきした気持ちにはなりますが,昔思っていたほど酷いありさまの作品じゃなかったんだと,そう思えたことが幸せでした.
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