気ままな一日目

  • 拍手レスと戯言

    ■10/21 00:50 「こんばんは。upありがとう…」の方
    ⇒こちらこそ,さっそくのコメントありがとうございます☆
     普段シリアスばかり書いている反動か,拍手のお礼文ではこういう話が主体になりますね.
     個人的にはどちらの彼らも連動しているので,シリアスな彼らもほのぼのな彼らも同じ人格として書けたらと思うのですが,どうしてもほのぼのバージョンの二人になると,くっ付き方が自然になりすぎて,ときどき私もディアッカになってます(笑)
     いつの間に君たちそんなに普通にイチャつけるようになったの,って.
     まあ,かれこれ10年経ってるわけですから,イチャつき方も板に付いたもんでしょう.
     しかし,相変わらず場所は選べない二人のようです.
     おかげでいつも目の前でイチャつかれるディアッカ.
     ですが,もう彼はイラッとすらしないようです.
     (強制的な)慣れって怖い.
    それでは,拍手ありがとうございました!

    ■10/22 23:48 「pixivの最新の作品…」の方
    ⇒コメントありがとうございます!
     Pixivの方の感想まで寄せて下さって…感激です!
     前サイトに掲載させてもらっていたものですが,再掲載ということで結構手を加えています.
     特に最後の方は,元々アスランはあんなに語っていなかったのですが,見返してみると結局何が言いたいのか分からなくなっていたので,急きょあんなに喋らすことになりました;
     最後の二人は,生まれ変わりだとでも思ってもらえば….
     仮面の王,見ていただけましたか!?
     彼が子どもの頃の姿も前半部でちょろっと出てくるのですが,可愛いですよ!
     その婚約者がフィーアです.
     前半ではそのような関係ではなかった二人ですが,主人公が数年ぶりに仮面の王に会いに行ってみると,なんと二人は婚約していた,という.
     もう,この二人が本当に可愛いんですよ!幸せになってほしかったのに…!
     興味を持っていただけたら,ぜひ実際にゲームをしていただきたいです.特に二周目の仮面の王は格好良すぎですので!
     いや,買わなくても動画とかでぜひ見ていただきたい!!(興奮)
     はっ,取り乱しました;
     それでは,拍手ありがとうございました!



    いや~,懐かしいな.
    サイボーグ009が映画化ですって.
    当時はアルテミスが好きで見ていました.
    予告編をちらっと見たのですが,当時のキャラクターのデザインが変更されててちょっと違和感が….
    そして,当時はすでにSEEDにお熱だった私ですので,009を見ながらSEEDに置き換えて妄想をしていたことをふと思い出しました.
    完全パロディなのですが…ちょっと滾っているので語らせて下さい.
    先に言っておきます.
    今回は本っっっ当に長いです.
    長い上に気持ち悪いです.
    その覚悟がある方だけどうぞ.
    え,痛いって?それこそいつものことです!





    あ,まず最初にこの妄想はキラアス&イザアスの両立でしていました.
    悪しからず(何が)
    さて,009のキャラクターは人体改造を施され,それぞれ特異な能力を持っていますが,これを個人的にSEED当てはめると,こんな感じに考えていました.

    先に世界観をば….
    この話ではナチュラル=純人間,コーディネーター=サイボーグです.
    構図は単純にナチュラル対コーディネーターの戦争です.
    ナチュラルによって作られたコーディネーターですが,その特異な力によって一方的な迫害を受けます.
    (もともとコーディネーターは,疾病や怪我などにより身体の一部,あるいは全てを機械化した元ナチュラルのことです)
    その迫害から逃れたコーディネーターは,自分たちの生存権をかけてナチュラルに戦いを挑んだわけです.
    数で勝るナチュラルに押されていたコーディネーターだったが,それに対抗する策としてコーディネーターは種を残せない代わりに人為的に人間を作り,それを機械化することで自分たちの子どもとし,戦力補強に当てたのです.(一部では機械化を行わず,普通に自分たちの子どもとして育てるべきだと主張する一派もいたが,ナチュラルとの差別化を図るために機械化を推進する一派との間に軋轢があった)
    非人道的?この時点ではそうです.
    ナチュラルからコーディネーターに変わった者が第1世代,コーディネーターによって生み出されたコーディネーターが第2世代,アスラン達はその第2世代にあたります.


    アスラン
    ⇒001(テレパシー,サイコメトリー,予知夢,自然治癒力などの超能力)&003(長距離索敵)
     この二つを組み合わせて,自分の設定した戦闘区域内の全兵士の動向を観察することができる.
     脳の機械化進行度は他のコーディネーター中1番で,記録として残っている最古の戦争の記録から最新の記録まで全てを脳に記憶されている.
     戦況把握に加えて,脳に記憶された戦争のデータから単純な未来予測を行い,各兵士に最善の行動パターンをテレパシーできる(生身の兵士にではなく,あくまでテレパシーできるのは同じコーディネーターにだけ.よってキラや敵となったコーディネーターに自滅などの妨害的行動パターンの命令も送ることができる.チート)
     そのテレパシーは,相手の意思に反してそのように行動させるだけの強制力を持っている.
     ただし,一度に膨大な情報量を扱うため,能力を使用している間はその場から動けず,また能力使用中はアスラン自身が戦闘勝利最重視の行動パターンを優先するようプログラムされているため,自身の防衛に払う注意力はほぼゼロになってしまう.
     常に最善のパターンを選択できるようにするため,戦闘の度に記録のアップデートが必要となる.
     脳の機能領域はアップデートの度に広げられ,彼の脳は常に過覚醒状態に置かれている.
     記憶容量の肥大化に寄るためか,僅かに残った人格は物語の進行とともに徐々に崩壊していくことになる. 
     ヒロイン(え)

    キラ
    ⇒009(加速能力)
     第2世代型最強のコーディネーター.
     そして最強の主人公.
     これまで製造されてきたコーディネーターの技術を結集させた完成体.
     最大の能力は加速装置.そのスピードはアスランから送られるテレパシーの速度よりも速い.
     脳改造に伴い人格崩壊を起こすアスランの例から,人格に影響しない脳改造の研究が進められた.
     その成功例がキラである.
     そのため,コーディネーターの中でも明確な自我を持っている.
     その自我の判断からか,コーディネーターの軍を抜け,ナチュラルに協力するようになる.
     加速装置と強固な自我により,アスランからの妨害的行動パターン命令が効かない.
     逆にアスランのテレパシー能力に干渉する能力を持っており,アスランにとってはキラの自我が脅威となる.
     周囲をナチュラルに囲まれているせいか,キラ自身に周囲をコントロールするだけの能力は開花していない.
     ナチュラルの世界に身を投じるも,幼い頃に共に過ごしたアスランのことを忘れられずにいる.
     偶然参加した戦闘で,アスランのことを知り,アスランの人格を取り戻し助けるためにコーディネーターと戦うことを決意する.

    イザーク
    ⇒002(飛行能力)
     第2世代型サイボーグの中でも初期に製造されたコーディネーター.
     そして第2の主人公.
     飛行能力に特化している.
     加えて,キラほど完成されたものではないが,加速装置も内蔵されており,キラの速度に対抗できる唯一のコーディネーター.
     けど毎度負ける.
     人体の機械化進行度は第2世代の中でも特に低く,機械化されているのは脚部のブースターと高速移動に耐えるための心肺機能の補助機能のみである.
     そのためコーディネーターの中でも精神の起伏が比較的はっきり表現することができる.
     ナチュラルを見下しているが,ナチュラルの生み出した文化には強い関心がある.
     そのため,サイボーグであることのプライドと同時に,文化を生み出せるナチュラルに対して憧れにも近い感情も抱いている.
     それゆえかヒトとしての部分を一切捨ててしまっているアスランを毛嫌いしている……が同時に気にもなるピュアボーイ(は?)
     人間的な脳によって,アスランからの命令を無視できるという特殊能力も持っている.

    ディアッカ
    ⇒004(マシンガン,ミサイルなどを体内に装備した全身武装)
     身体の大半を機械化されており,所謂歩く武器庫.
     自分の体の中に武器が装備されているが,それとは別に自分用に改造した銃やマシンガンなども持ち歩いているガンマニア.
     ナチュラルとコーディネーターとの軋轢にはあまり興味がない.

    ニコル
    ⇒005(皮膚装甲と怪力)
     可愛い顔して指一本で車を軽々持ち上げる怪力の持ち主.
     その怪力のレベルはまさにドラ●ンボール.
     鋼鉄のような皮膚装甲を装備しており,あらゆる物理攻撃を無効化できる.
     一方で非物理攻撃に対する防御力はいまいち.
     命令されているわけではないが,能力使用中のアスランの盾となることを自ら志願して彼の傍にいる(アスランもニコルの行動の意義を理解しているのか,余程の劣勢でない限りニコルに攻撃行動パターンを命じることはない)

    ラスティ
    ⇒006(火炎放射)
     体内に高圧縮エネルギー炉を内蔵しており,それを指先から高熱火炎,あるいは熱線として放射する.
     その熱は地面をも溶かす.
     もともとはその膨大なエネルギー生成機能をアスランに供給することで,アスランの脳に対する負荷を減らす役目を担っていたが,後に戦闘特化タイプに改造を施された.

    ミゲル or ハイネ
    ⇒007(変身能力と能力コピー)
     細胞の分子配列を変化させることで他人の姿形だけでなく,その能力もコピーできる. 
     ミゲルとハイネ,両方の姿で人前に現れるが,どちらが本当の姿なのかは誰も知らない.
     とある作戦でミゲルの姿でナチュラルに紛れるも,キラにバレて殺されてしまう.


    とまあここまでがキャラクターの設定.
    ここからさらに痛い妄想になるんですが,これ以降も皆さま,本当に読んでいいんですか?


    戦況が進むにつれ,状況は混沌としてくる.
    同じくしてアスランの父であるパトリック主導の元,アスランの記憶のアップデートは進められ,能力は肥大化していく.
    そしてそれに伴う人格崩壊も顕著になっていった.
    アスランの防衛役だったラスティやニコルが死んだことで,戦場で彼を守る者もいない.
    そのためアスランは前線に出ることはなくなり,コーディネーターの軍事拠点であるアプリリウスの塔に半ば幽閉される形で守られることになる.
    彼ら以外にアスランの近くにいたイザークやディアッカすら,暫く彼に会えない状況が続いていた.

    肥大化したアスランのテレパシー能力は,すでに戦場そのものを覆い尽くすほどの領域にまで広がっていた.
    戦場は,アスランの能力によってコントロールされている.
    人格の崩壊によりアスランはもはやただの機械になっていた.
    ただ勝つためだけに,時には仲間に“自爆”や“突撃”といった命令をも下す,ただの戦争のための機械に.
    すでにそれに逆らうほどの自我を保つコーディネーターもいなかった.
    彼らも命令されるままに戦い,死んでいった.
    しかしそうした犠牲の賜物か,徐々に戦況はコーディネーター有利に運ぶ.
    ナチュラルは後退を強いられた.

    そんな中,一部のコーディネーターが反旗を翻したという知らせがナチュラルの元に入る.
    クライン一派.
    彼らは子孫繁栄のため人為的に人間の生成を行う傍ら,機械化に反対する勢力であり,コーディネーターの勢力を実質上牛耳っているパトリック・ザラからの弾圧を恐れて亡命してきたという.
    シーゲル,そしてその娘ラクス(アスランと対となる立場を与えられていたラクスは,アスランに限定したテレパシー能力に特化している)はマルキオ導師の取りなしにより,ナチュラルと話し合いの機会を持つことに成功する.
    そして,その場でシーゲルはコーディネーターはコーディネーターの生存権をかけて武器をとったことを説明し,いずれコーディネーターはナチュラルの中に戻っていくべき存在であると説いた.
    ナチュラルとクライン一派の会談は,ナチュラルとコーディネーターの交配を通して世界を元の状態に戻すこと,そして今もってなおナチュラルを脅かそうとするザラ一派コーディネーターの掃討を行うことで合意する.
    ラクスはキラに言った.
    人間の機械化がこれほどの事態を招いてしまった.人は生きるべくして生き,死ぬべくして死ぬ,と.
    キラは問うた.
    アスランという友がいる.彼は生きるべきか死ぬべきか,と.
    ラクスはキラにアスランの真実を告げた.

    アスランは,彼の父パトリックと母レノアの子として作られた.
    しかしレノアは,アスランが生まれる前にナチュラルのテロによって死んでしまった.
    本来,アスランはイザークと同じ飛行能力を有するための機械化を行うはずだった.
    しかしパトリックはレノアの死後,アスラン能力の変更を強く願い出た.
    高度な状況把握・未来予知能力とテレパシー能力による遠隔操作は,もともとレノアが持っていた能力だったが,それをアスランに受け継がせたいのだという.
    そしてパトリックの願い通りの力を与えられ,アスランは生まれた.
    アスランの膨大な記憶の中には,いつしかレノアの記憶が宿っていた.
    幾度にも渡って繰り返されてきた記憶のアップデートの中には,人為的に彼女の記憶までもが紛れこまれていた.
    パトリックは戦争の勝利以外に,もう一つの願望を抱いていたのだ.
    パトリックはレノアの亡骸を保存していた.
    機械の心臓を与えられ,レノアは人格のない人形としてアプリリウスの塔の地下深くで眠っていた.
    アスランの人格がなくなり記憶が完全にレノアのものに書き変わったら,アスランのテレパシー能力を使ってレノアの脳に記憶と人格を移植するつもりでいたのだ.
    もうすぐアスランは完全にアスランではなくなる.
    キラは,ザラ一派コーディネーター掃討作戦に出る決意をした.

    しかし,遅かった.
    戦場に立ったキラに,もうアスランの声は聞こえなかった.
    聞こえるのは女性の麗らかな声だけ.
    アスランの人格は崩壊した.
    記憶や新たに生まれた人格はレノアに書き換えられ,今やコーディネーターをコントロールしているのはレノアだった.
    彼女は言う.

    『私を蘇らせてしまったら、今度はパトリックが死んでしまった。
    私を思い患って、彼は私を一目見て、満足さに殺されてしまった。
    パトリック。アスラン。私は寂しい。寂しい。寂しい。
    もう、私には戦う未来しか見えない。
    ナチュラルとコーディネーターが戦い滅んでいく未来しか。
    そう。だったら、私が手伝ってあげるわ。』

    キラはテレパシーを振り切ってアプリリウスの塔に向かう.
    その入り口には,イザークがいた.
    イザークはコーディネーターの中で唯一,アスランからの命令に耐えうる人物だった。
    その人物が塔の前でキラを待ち構えている意味は一つしかない。
    今や,コーディネーターの中でもレノアの命令に逆らえるのはキラだけだった.

    「今更何をしにきた。裏切り者のコーディネーターが。」
    「君は問答をするためにそこに立っているの?だったら時間の無駄だ。そこをどいてよ。」
    「貴様は遅すぎた。そして俺も気付くのが遅すぎた。聞こえるか、キラ・ヤマト。もう、あいつの声が聞こえないんだ。」
    「とっくに気付いているよ。」
    「とっとと退け。クライン一派だって、この女からのテレパシーに成す術なしだろうが。貴様らの負けだ。」
    「まだ僕がいる。」
    「言っている意味が分からないわけじゃないだろうが!俺が、この女からのテレパシーで何を命じられているか、貴様にだって聞こえているだろう!」
    「僕を殺せって言っているんだね。アスランを守るためには、僕が邪魔だからって。」
    「理由なんぞ知ったことじゃない。貴様を殺したとしても、それがアスランを守ることにならないのは分かりきっている。だが、俺はっ、この命令に逆らうほどの自我がもう、保てない!」

    加速装置を使っての接戦が繰り広げられる予定ですが,表現できないので割愛(え)
    勝利したのはキラ.
    イザークは塔入口の階段に横たわり,体の機能が停止するのを待っている.

    「女。これも、貴様の予測通りなのか…。惨いことをする。
    アスランは、あいつは一度も、俺に戦って死ねだなどと言ったことはないぞ…。
    アスラン。アスラン。なぜだ。お前の声が、聞こえない…。
    今俺はこんなに、お前の声が聞きたいのに…。」

    キラは塔の地下に入っていく.
    そこには夥しい機械に繋がれたレノアが微笑んでいた.
    彼女の膝には,そこに頭を寄せたアスランがいる.
    レノアはテレパシーだけで話をする.

    「アスランはどこですか。」
    『体はここに。記憶は、ここよ。』(こめかみを指差す)
    「その記憶はもともとアスランのものです。」
    『あなたのことも、この子少しは覚えているみたい。たくさん友だちを殺されたって泣いているわ。』
    「そうですね。アスランには、恨まれていると思う。」
    『そう。なら償ってあげてくれないかしら。あなたの命で贖ってほしいのよ。』
    「恨みを晴らしていいのは、アスラン自身だ。あなたに僕が償わなければならないことは何一つない。僕は、あなたの命令で殺されたりしない。僕を殺していいのは、アスランだけだ!」
    『…………そう。よかった。この子のこと、ちゃんと大事に思ってくれる人がいたのね。』
    「え。」
    『アスランの中に私が生まれ始めたとき、私にはこの子の泣き声しか聞こえなかった。やっと生まれたのかしらって思っちゃうくらいに。けれど、違った。誰からも必要とされず、愛されず、ただ私の代わりに消えていくしかないことが悲しくて泣いていたのよ、この子は。』
    「大人のエゴで作り出しておいて、今度は自分の代わりに死ねだなんてあんまりだと思わないんですか。どうしてその記憶を抱えてのうのうとしていられるんです。」
    『平気でいると思うの?母が子を消してしまっているの。平気なわけがないわ。この子が泣いているのが分かるの。平気なわけがないでしょう。』
    「それなら!」
    『だから全てを消し去ってしまおうと思ったの。全てが消えたら、私も生命を維持できないから。誰の助けもなく、声も聞こえず生きていることなんてできないから。だから、この子の記憶も連れて…それならもうこの子も寂しくないわ。パトリックとアスランに会いたいの。もし、作られた命にも天国なんて場所があるなら。それなのに…。』
    「それこそエゴだ!行くならあなた一人で行ってよ!アスランを連れていくな!アスランは僕の大事な人なんだ。アスランを助けたくて、僕はアスランとだって戦ったんだ!そして今僕は、アスランを助けるためにここに来たんだ!!」
    『そうね。だから私は、ここで待っていたのかもしれないね。あなたの名前は、キラ君、ね。』
    「どうして、僕の名前…。」
    『この子の聞こえるのよ。あなたの名前を呼んでいるわ。もう一人呼んでいるのは…そっか、あの塔の入り口の男の子の名前ね。』

    レノアはキラに銃を手渡す.

    『一つの記憶は一つの体にしか宿らない。私の記憶はもうない。私の中にあるのは、もうこの子の記憶なの。この子に返すわ。だって、私はもう死んでしまっているんだもの。』
    「あなたを撃てば…本当にアスランは戻ってくるんですか?」
    『ええ。私の中のこの子の記憶だけを体に移植するわ。いい。一発で殺してちょうだい。痛いのは、もう嫌だから。』
    「はい。」

    レノアが繋がれているコードのいくつかは,アスランにも繋げられていた.
    それを伝って記憶を流し込むという.

    「き、ら…クン。あすラんを…たの、ミ…ます……ね。」

    ずっと身体機能を使っていなかったレノアの口から告げられ,キラは大きく頷いて引き金を引いた.



    とまあ,こんな感じです.
    自分で書いてみて,まさかこんな話になるとは思わず…暗い上に,なんか気持ち悪い….
    しかも009関係ないじゃん.
    ちなみに,この後アスランは目覚めますが,戻ったのは記憶だけで,一度崩壊してしまった人格は戻らず.
    それはこれから生きていく上で再構築していく,っていう流れです.
    それからキラに負けたイザークですが,目覚めたアスランから“死ぬな”というテレパシーと治癒能力を受けて生き伸びます.
    (実はアスランがもともと持っていた固有能力は,テレパシーと治癒能力だけだったんです.その他の能力はレノアからコピーされたものなんです,というプチ設定)
    この後ナチュラルとコーディネーターがどうなったかって?
    そこまでは考えていませんでした.

    いや~…なんか本当に009関係ないな.
    それに,いろんな意味で気持ち悪い!!
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