チキン調教師の朝は早い。

  • 暴君VS紳士!

    こんにちは~!

    今日もサイファーがかっこいいですね!ほんと顔がいい。体もいい。
    言うことなしなんですが、サイファーの中の二面性についていつも迷うんですよね。
    私の解釈だと、サイファーの中に暴君と紳士が共存している感じなんですが、どうしてそういうことになるのか謎なんですよね~!
    お話とか書くときに、今日はどっちのサイファーでいこう!みたいのを決めるんですが、暴君だとゼルをレイプしがちで、紳士だとちゃんとゴムつけて慣らしてくれるいい男サイファーになりますw(なんだそれw)
    二つを同時に共存させたサイファーを書きたいんですが、どうやったらこの相反したものを一緒にできるのか、創作初めて15年wくらいたちますがまだ咀嚼できていません。ほんとスルメ男。
    身内に入れたかどうかなのかな~。リノア・風神・雷神・ママ先生には紳士対応だと思うんですよね。このみんなの共通点なんだろうな~。守るべきもの…?尊敬しているかどうか?でもそれだとスコールに対しても一定の尊敬はあると思うんだよなぁ~自分と同等の者みたいな。
    紳士サイファー好きなんだよなぁ…最初はあたりが強いとこから始まって、段々ゼルに甘くなっていくの大好きです。
    暴君サイファーを御するゼルちゃんも好き~!
    あれ、むしろ二つの顔があったほうが二度おいしいんじゃないでしょうか!?ならいっかw


    以下ちょっとネガ気味の漫画あとがきです。

    ようやく漫画完成しました。3週間くらいかかった…。1週間は背景3Dで作ってて、残りの2週間が作画だったんですが、最後は書いても書いても終わらなくてモチベやばかった…。
    2週間でたった5枚かぁというコスパというか、タイパというか、そいういうの考えてしまいました。
    やりたいことが多すぎて、後につっかえているので時間がもったいないと感じてしまう…!

    今回はコマ内に人がいっぱいいたので余計に時間かかったんでしょうが、改めて見てみると丁寧に書きすぎてますね。
    手の早い人はそれでもいいと思うんですが、私のような遅めの人は漫画は7割くらいで書くようにするのがいいのかな。久しぶりに描いたから書き方忘れてました。リノアのブーツの靴紐とかゼルのスニーカーの柄なんて省略していいのよ…。
    ほんとは上手くなったからいいことなんですが、「見えるように」なってしまって、手抜きできなくなっちゃったんですよね。
    人の作品のデ狂いなんて全く気にならないのに、どうして自分の絵は細かいとこまで気になるんでしょうね…。
    デ狂いはむしろ味があって良いまであるの分かってるんですが(金田パースとか)、自分だとできないのは自分の絵に自信がない&実力がないのでそこまで落とし込めず、狂わせれないんでしょうね、きっと。

    しかも時間作るために夜中の3時とかに起きて描いてたんですが、なかなか進まないので、「私こんなに頑張って何やってんだろ…」みたいなマインドになってました。趣味なのに楽しいを通り越して苦痛になっているというか。
    鉄は熱いうちに打てじゃないけど、熱量があるうちに一つの作品を終わらせないと私は駄目だということが分かりました。長編漫画書いてる人すごいマジで…。

    好きなFF8youtuberさんがFF8の動画を投稿するのが義務みたいになって苦痛を感じた時、FF8をプレイして息抜きしたみたいな話してて、そこまでいけるのすげええとなるとともに自分はまだまだだなと思いましたねw
    ちょっと最近メンタル落ち込みがちなので上げていきます。結構メンタル落ちがちだと書けなくなってしまうので泣


    作った図書館背景のポリゴン少なくしたら、ようやくハイペリオンつくれるぞ…!頑張ろう!


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  • できたぞぉぉぉ!

    ご無沙汰してます~!

    色々語りたいんですが、まず手始めに…久しぶりに体験版のプレイ動画見てたんですが、いや~めっちゃサイゼルで興奮した~!
    すっかり忘れてたんですが(リアルタイムでやったのに!)体験版って、サイファーがキスティスの代わりにSeeD試験を誘導してくれるんですね~!こんな感じだったっけ…?
    とにかく会話の最後にいつもゼルをイジってくるサイファーで憤死したわ!!ゼルに対して当たりが強くてゾクゾクする~w
    ほんとに嫌いなら相手にもしないような気がするんですが、いじり放題で大好きすぎだろ!!何気なく見てびっくりしたわ!


    あと、三つ編みの図書委員の子について考えてたんですが、男の子とあんまり話したことなくてあわあわしちゃう子なんですよねきっと。
    それがあんな派手顔イケメンに気軽に話しかけられたら好きになっちゃうよなぁ~!!わかるわかる!
    ゼルは、他の図書委員の女子が「ゼル~!」とか言って話しかけてくるあたり男女関係なく誰でも気さくに話せるコミュ強で、気にせずガンガン話しかけちゃうタイプ。ガーデンの掲示板でもみんなに応援書き込まれてたし、めっちゃ友達多いんだろうな~!
    明るいしさ~、「なぁなぁ、○○ってどう思う?」とかもう友達みたいに話しかけられたら、そりゃ好きになっちゃうよなぁああ~!!私も好きだよ!
    でもアプローチの方法が本だと、ゼルには響かないだろうなぁ…。
    他にも出てこないだけで、同じようにゼルに話しかけられて落ちた女子いるんだろうなぁ~!
    ゼルと同じクラスになりたいぃ~!そして話しかけられたい~!!!

    最後にですが、急いで作っていた図書館モデルが完成したので、自分の漫画にぶっこんでみました~!



    うん、まあいいんじゃないでしょうか!初めてにしては!
    しかしめっちゃ楽~!データは重いけど、ポンって置くだけで背景できる~!!!
    作ってよかった~!!次から楽できるぞーーー!!

    ちなみにデータはこんな感じです!


    (ノイズ多いですがテストレンダリング)






    ポリゴン数がどうしても多くなってしまうのでどうやって減らすかが今後の課題ですね。
    天井いらんかったかなぁ…でも上見るかもしれないし…。
    あと細いオブジェクト潰れがちなのでいらんかったなぁ。
    改善点も見えたので、次回から織り込んでやっていきたいです。

    配布に関しては、いろいろ考えた結果、pictSPACEに置いておこうかと思います。
    使い方や、クリスタ無い方用の画像素材も置いとこうと思うので、きちんとまとめてからにします。
    今考えると、ピクスペで配布するならwebオンリーにサークルで申し込むべきだったなぁ。
    まさか素材作り出す&こんなに創作に時間作れるとは思わなかったんだよなぁ。しまった。後悔先に立たず。
    しかたない、切り替えていこう…。

    次はハイペリオンだ!



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  • ついに作り出しました!

    こんにちはー!

    早速ですが、前からちょっとやりたいと言ってた3Dやりだしました!
    普段は家族の前でイラストとか描かないようにしてるんですが(性癖丸出しで描きにくい…)、3Dだったら分からんだろ!ということで空いた時間使ってさっそくリハビリ制作しています!
    という訳で早速作ってみたサボテンダーです!




    ちょっと怪しいところあるけど、初回ならこんなもんだよね…。
    テクスチャを貼ってないのでまだグレーですが、形は完成~!
    こういう感じで徐々に作っていきたいと思います。
    そして動かすとこまでやりたいな~!そして最終的には動画作りたいな~!という年スパンで考えてます。

    あと今、久しぶりにパロ漫画書いてるんですが、相変わらず背景に苦戦しています。
    で、よく考えたらクリスタの3D背景使えばいいじゃないということに気づきました…。(今更)
    アナログ人間なのでめったに3Dの素材使わなかったんですが、折角3Dで物作ってんだからクリスタ用のアイテム作ればいいということに今の今に気づいた私でした…。
    というわけで、サボテンダーのテクスチャはちょっとお休みして、漫画に使うための素材として3DでFF8の図書室の背景を製作しています。
    リハビリかねて、その他の部屋のモデルとか武器とか8関係の素材作ろうと思ってます(特にガンブレードとかガンブレードとか…泣!)
    今思えば、なぜいきなり意味もなくサボテンダー作ってんだ…腐女子は黙って最初からガンブレードやろ!

    8のサイゼル・スコリノとかオールキャラとか制作している人の支援をしたいので、それを配布しようと思ってるんですが、どういう感じがいいのかと悩んでいます。
    クリスタのアセット(素材配布のとこ)だと、版権ものは駄目なんですよね。boothとかどうなんだろ、私boothで本以外買ったことないんですよね。(というか同人誌以外が売っていることをつい最近まで知らなかった)
    結局このサイト?うーん…という感じです。あまり広すぎず配布したい感じです。
    何かいいアイディアある方いたら教えてください!


    そして、そのクリスタですが、来年から月額利用に変更になるらしいですね!!
    今までは漫画とかあんまり描かないしPROでいいか~って感じでしたが、買い切り無くなると聞いて急いでEX購入しました。
    漫画書く予定のある方、3D素材の線抽出する方なんかはどうぞお気を付けくださいませ~!

    私はしばらくは漫画書いてます~!



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  • 心音同期とか新たなジャンルかよ…!

    こんにちは~!
    いや~最近サイゼルが熱い…もう数えられないですがn回目のドハマりきてます。

    さて、先日イグノーベル賞発表されましたね!
    『惹かれ合う二人は心臓が同期する』っていうのロ~マンチックで思わずそんなんサイゼル同期しまくりやん!!!と思ってしまいました!
    なんでも互いに魅力を感じると、二人の鼓動が同期するのが証明されたとか。

    これ世にあるサイゼル作品達はつき合うときみんな心音同期してたってことですよね…!?え?違う?

    サイファーとゼルだったら、体が大きい分サイファーの方が鼓動はゆっくりだと思うんですが、ゼルは多分体力があって心肺が強くて、一回の血流量が多い為に鼓動がゆっくりで結局二人の鼓動は同期しまくりという解釈でよろしいでしょうか…?そう言う事じゃない?もう同期すりゃなんでもいいです!

    事後とかお互いの心音を聞き合うサイゼルもええやん…。
    「すげえバクバクいってる、俺と一緒のリズムだ…」
    とか可愛いことゼルに言われたら死んでまうわ…!
    すばらしい研究に圧倒的感謝…!!



    小話でもあげましたが、2週間くらい前からDomSubめっちゃハマってます~!
    後書きにもちょっと書きましたが書ききれなかったのでこっちで吐き出しますー!
    サイファーは見るからにDomですよね~!ゼルはどっちでも想像できて面白いですが、構ってほしい感じとか凄くSubだなぁと。
    ゼルのセーフワードとか考えてたんですが、「サイファーこわいよう」とか子供の時の台詞っぽいのが出てくると尊いと思います。
    ゼルが他のDomにヤられそうになってるとこを見たサイファーがディフェンス状態(自分のSubが脅かされたときDomが庇護欲を暴走させること)になるのとかめっっちゃ見たい!!
    サイファーあるあるじゃないですか!?
    ゼルを甘やかすタイプのDomサイファーでもいいし、拷問まがいでぎりまでいじめ抜くハードDomサイファーでもいい…!
    私はゼルに甘いのでキツいの書けないんですが、ゼルに厳しいほど(当たりがキツいほど)サイゼル感じるんですよね~(変態)
    DomSubもっともっと読みたいよ~!


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  • ちょっと真面目に、今後のFF8についてのお話~

    こんにちは~!

    今日は今後のFF8と、8のジャンルについて色々考えていたのでちょっと書いていこうと思います。
    8とサイゼル好きな人しかいないところなので、信用してかなり明け透けに書きます。
    将来的にサイゼルの方増えてくれると嬉しいので、これからのことについて考えを書いておきます。


    まずはFF7の件ですが、23年冬にFF7R2が発売ということが発表されていますが、3部作の7Rが終了するのに、1から2の制作スパンが3年あるので、あと4年くらいかかって、追加DLCとかが2年くらい出続ける感じなんじゃないかなと。
    つまりFF7Rが一応完結するのに計6年くらいかかると思います(もちろんこの後も追加が出続けると思いますが一応の完結という意味で)

    そしてFF8ですが、結論から言ってFF8もリメイク来ると思ってます。(ただし、FF7Rプロジェクトが成功すればですけど)
    スクエニ周りの情報を見て回っていると、

    1・【新規タイトルのヒット率低下】
    2・【南米・アジア等の海外でのゲーム人口の拡大】
    3・【有名IP(タイトル)のキャラグッズが好調】

    というのが出てくるんですが、現に最近のスクエニは新しいタイトル出すといってもリメイクか、既存IPの流用が多いように思います。まさに1です。
    特にFFのタイトルはスクエアの看板ですし、7が成功すれば、順にリメイクしていくのは必然と思います。
    現に対抗のカプコンでも、現在バイオシリーズを順にリメイクしています。
    特に2の海外での販売ですが、FF8は日本では悲しいことに評価低めですが、海外だとすごく人気のあるタイトルなんですよね。
    逆に1~5辺りの初期FFはあまり認知度がないと聞いたことがあります。
    今後のFFのリメイク事業を安定させるために、7が完成した後は、人気のある8に全力で来るのはかなりあることだと思います。
    3のキャラグッズ展開は、ゲームだけでなく、昔やっていたUSJでのライドとコラボしたりFFカフェやったりとゲームタイトル以外での販売の強化をするためにも、新規ユーザーの取り込みが必要と考えていると思います。
    8主役のスコールはFF内でもトップレベルに人気のあるキャラなので、当然キャラグッズの展開は手広くやれますし、商売考えてるだろうなと。
    また、リメイクを買うユーザーというのは、そのそも基本は「当時プレイしていた人」なんですよね。
    私はちょうど学生の時に直撃でしたが、ちょうど今が「当時プレイしていた人」が生活が安定していたり、まだゲームをやる情熱があったりと「脂がのっている時期」のように思います。
    という上記の理由により、6年後くらいにFF8R販売の情報が出てくるんじゃないかと思ってます。
    多分製作開始の情報自体はもう少し早いと思います。
    (スクエニは速報早いよねwそして普通に10年とか待たせるよね!待つけど!)

    ということで、今の私の目標として6年後くらいに発売される可能性のあるFF8Rに向けて、ちょっと準備しようかなと考えています。
    具体的には製作技術の向上なんですが、まずはジャンルの話からしたいとおもいます。


    上記の通り、FF8Rが発売されると仮定すると、同人的にはどうなるのかなっていうところなんですが、当時FF8が発売された時にはBLのCPだとサイスコが5割、次点でサイゼル3割、スコゼル1割、その他1割って感じです。
    そしてNLだとスコリノがいて、時点でアーセルでした。ただ、NLはそんなに多くなかったと思います。
    サイスコが多かった理由として、「リノアの不人気」があげられます。
    普通、主人公とヒロインでカップルになっていたりすると、BL的には人気が落ちるものだと思うんですが、今作ではリノアが色々あって不人気だったため、サイスコ派の方はリノアを「無かったこと」にするのにあまり抵抗がなかったように思います。
    プラス、スコールが非常に人気があったので、この流れは必然だったのかなと思います。
    サイファーとスコールの関係にグッとくるものがあるのはよく理解できます。


    そしてサイゼル好きな人は「再熱組」が多いというのが体感です。(私もそうです)
    なので、リメイクが出た際にも、サイゼル派だった方は、またサイゼルに戻ってくる可能性が高いのかなと。

    何を言いたいかというと、リメイクによって流れてくる新規の方に「サイゼルいいなと思ってもらうにはどうしたらいいか」ということです。

    リメイクでは、これは私の想像でしかありませんが、リノアの印象を変えてくるんじゃないかなと。
    もう少し共感できるようにしてくる&スコールが(初見では)唐突にリノアになびく感じをも少し修正すると。
    その結果、スコリノ勢が増えるんじゃないかなと思っています。(私もスコリノ大好きです)

    あと、サイファーの扱いがもっと増えてくるんじゃないかと。時々言われる、「サイファーって結局何だったの?」みたいな感想が出ないように、もっとスコールとバチバチのライバルにするとか、関係性を深めてくるんじゃないかと思います。

    上記の結果、スコリノが増えてきて、ややサイスコが減り、サイゼル現状維持って感じになるんじゃないかなという予想です。
    もしくは、サイファーとリノアの人気が出ることにより、サイスコリノみたいな魔女サンドが出てくるかも…。
    どちらにしろ

    サイファーの取り合い

    が避けられないです。(まさかのヒロイン)

    というわけで、話は戻りますが、絵やお話を書いたりする技術の向上を頑張らなきゃという感じで考えています。
    私の個人的な意見ですが、新規を「引っ張ってくるのは絵描き、沼に落とすのは字書き」だと思っているので、まずは少しでも引っ張ってこれるように絵の練習がんばります。
    いいバランスで絵描きさんも字書きさんもいるジャンルはほんと強いと思います。
    私は漫画描きじゃないので下手糞なんですが、やっぱり漫画もいるのかなぁ…とか考えたりします。
    まぁそもそも個人サイトでは無理なので、時期が来たらきちんと考えます。
    サイゼルの方増えてくれると嬉しいので、頑張ります!


    長々と読んでいただいてありがとうございました!


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    8/29 はじめまして からコメントありがとうございます。
    うわーよかったです!あの()のやつバレバレだったかな…?と思いながら書いてたので
    衝撃受けてもらえて滅茶苦茶うれしいです!
    そうなんです、駄々漏れなんです!表面は眉一つ動かないように見えて内心はゼルにデロデロのサイファーでした。
    ああいうサイファーも可愛いですよね。
    2回も読んでいただき、とても嬉しいです!頑張って書いた甲斐がありました!
    楽しんでいただけたようでよかったです!
    また遊びに来てやってくださいませ~!
  • ようやく完成した…!

    こんにちは~!

    先日、SeeD試験の辺りについて色々考えていたんですが、なかなか面白かったので共有したく書き留めておきます!
    そもそもSeeD試験は、正SeeD9名、SeeD候補生12名(A~D班)が派遣された試験だったんですが、
    その中でもご存じ、B班って不思議だよな~と思って考えていました。
    サイファー、スコール、ゼルで構成されているわけですが、これって変ですよね?
    だってサイファーとスコールはキスティスも認める、学園の中の1,2の実力者な訳ですよね。
    それが同じ班の中にいるって、偏りすぎてると思いませんか?
    普通の試験なら班のレベルを均等にするために最低でもサイファーとスコールは別の班になると思うんですよね。
    ということは、特技(この場合は攻撃特化)の性能だけを見て組まれたパーティーってことなんだとおもうんですけど、そうなってくると凄いのはゼルなんですよね。
    12名の中で、スコとサイを除いて残り10名のうち、最もアタッカーの能力が高いってことなんですよねこれ。
    合格ギリギリと言われたゼルがいかに攻撃力に優れてたかっていうのが見えてなんかいいなぁ~と思います!
    そもそもオペオムとかやってると感じますが、オールアタッカーのパーティーって…って感じですけどねw

    あと、別の話になりますが、サイファーの腕時計についてです。
    もうサイゼル界では誰もが知るレジェンドだと思いますのでお名前出してしまいますが、剣解さんの御本の中で、サイファーが腕時計をしていて、それを見るシーンがあるんですけど、当時それを読んだときにすごく不思議な感じがしたんですよね。
    設定資料とかにも載ってないし、ムービー見てもそんなの見えないし、創作だから自分設定で付けてるのかな~と思ってたんですが、実はホントに付けてるんですよね!!!
    セルフィの撤収命令を聞いた後、「あと30分しかない!」の所で左手で腕時計を見るモーションがあるんですよね…!!!!
    何度も何度も見てたはずなのに、全然気づいてなくて、あー自分流すように適当に見てるな~とほんと反省しました。
    ムービー見直して、つけてましたマジで。
    わかりやすいのが、OPの決闘シーンで、スコにファイア?を放つ時に左手がアップになるんですが、袖の中をよく見ると、金属質のものが手首に巻き付いているのがわかると思います。
    サイファーはコートの中は半袖なので(天野画だとノースリーブ)、確実に服ではない何かをつけている=これ腕時計だ!とわかっていただけると思います。(多分メタルバンドタイプ)
    ちなみに、もう一か所サイファーの左手首が見えるのが、リノアをアデルに差し出すシーンのムービーなんですが、ここは結構左手首が見えているにも関わらず、腕時計はしていません。
    OPのサイファーと微妙に顔が違う感じもしますし、コートの裾が破れているverサイファーなので、おそらく別のCGモデルを使用しているんだと思います。
    映像作るときには多数のモデル作るのはよくあることだと思うので、その中で腕時計のことは細かすぎて(ある意味無駄ですからね)反映されなかったんでしょうね。
    以上になります!

    全サイファーファンの皆様、どうぞお納めください。


    最後になりましたが、よーーやくお話を完成させることができました!
    最終的には5万字を超えてしまい、長い…まだ伸びる…と言いながら書いていましたが、めちゃくちゃ楽しかったです!
    今回は書きたいことが多くてどんどん伸びていった貴重な体験でした。むしろ終わるのが寂しいです。
    いつもは1万字超えると苦しくなってくるんで、長文を書かれる字書きさんほんと凄いと実感しました…。
    ロ~~マンティックな作品になってると思います。少しでも楽しんでいただけると嬉しいです。



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  • 格闘家っていいですよね~!

    こんにちは~!
    早速ですがワンピースRED鑑賞してきましたー!ちょっとだけ8を混ぜたネタバレになります。
    最後ウタが闇落ちしてしまったところで、必死にこっち側に戻るように説得するルフィ達に対して、「今更やめられないの」っていうようなことを言ってそのまま突き進んでしまうシーンがあったんですが、それが8のサイファーが、「もう戻れねえんだよ!」っていってそのまま突き進むシーンとダブって見えてしまってじーんとしてしまいました…。
    最初は明確な目的があって、自分の理想があって、それに向かっていってたはずなのにそれはもともと良くない理想で、最後には悪であることが露呈して、でも突き進んできた自分はもう今さらやめるとは言い出せない。っていうのがね。もうね。サイファーだった。UTA=SEIFER だったわマジで…。
    UTAは最後残念ことになってしまったけど、サイファー生き残っててよかった~とか思いながらエンディング見てました。

    映画は賛否両論のようですが(理由はよくわかる)、上のような得るものがあったんでもう見に行ってよかったです。

    話は変わりますが!
    私はアニメや漫画に出てくる「小柄な格闘家」キャラがめちゃくちゃ性癖なんですが(だいたいやんちゃで可愛い、髪を立てているんですよね~)、リアルの小柄な格闘家の方ってどんな感じかな~っていうのを前々からチェックしてまして、youtubeとかで見てるんですが、ジークンドーの石井東吾先生がすごく、ゼルっぽい感じなのでぜひご紹介したく!
    https://www.youtube.com/watch?v=m48CcJmWtww
    ワンインチで板割するんですが、いやー格闘家ってすごいですね…。あれ建材やぞ…。ゼルも普段は明るくて抜けてる感じだけど実際に戦いだすとこんな感じなのかなぁと思いながら見てます。こういうギャップあるのすごい好みなんですよね~。ヘラヘラしてるけど強いキャラいいですよね~!
    エッチするときちょっと抵抗してワンインチでサイファーにパンチくらわすのいいですよね~。(?)
    ほかには躰道の中野哲爾先生なんかも小柄なのに、ピョンピョン飛び跳ねながら蹴り技で戦うのがすごいリアルゼルっぽくておすすめです!


    最後に書いてる小説がついに3万字を超えて4万字に向かいだしました…。こんなに長いの書いたことないのでちょっとエロとかめちゃくちゃ苦戦してるんですがいい感じのものができそうなので(ノリノリで書いてる奴はだいたい出来がいいんですよ!)もうしばらく頑張ります!いや楽しいから書くの終わりたくない~!



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  • 気が付くと一か月…。

    こんにちは~!ご無沙汰しています
    気が付くと一か月たっている…早い…。

    なんか最近創作欲が凄くて、やりたいことが一杯で時間がないのを実感しています。
    絵ももっと練習したいし、小説にして書きたい話が5つは積んであるし、すんごく久しぶりに3D触りたくなってましてサイファーとゼルをモデリングして動画作りたい…。3D使っての動画づくりはすごく時間がかかるので最近のスピード感のある同人に向いてないよなぁと思ってるんですが、やっぱり元がゲーム(動画)だし、動かしたいんだよなぁ…と。色々調べましたが昔は50万もしていたソフトが今は数万で手に入るみたいで、しかもモーションキャプチャーもすごく安上がりにできるようになってたんですよ~!
    挑戦したいなぁ…。ただ他の絵とか話とか全部ストップするんでどういう風にやるかをちょっと考えないと…。
    とりあえず今は長めのシリアスのお話を書いています。めちゃくちゃ楽しい…なにこれ。普段お話書くのは苦手で、苦痛≧楽しいって感じなんですが、楽しすぎてどんどん伸びていってます。3万字くらいいきそうなんですが(今1万6千字)、10年前くらいから書きたかったやつなんでようやく手がついて感無量です。温めすぎ草

    話は変わりますが、家庭のことで大変恐縮なんですがどうしても書きたいのでこれだけ!最近まだ幼稚園の子供が、どこで覚えてきたのか私のことを「ママ先生」と呼ぶのでめちゃくちゃ感動してます。えもすぎ。
    本編のイデアもちびサイファーやちびゼルたちのことをこういうかわいーーーっていう風に見てたんだろうなとついにママ先生のほうに感情移入できるまでになってしまいました…。無自覚に、まませんせい!って言ってくるちびちゃんはほんとにね、可愛いですよね…。むにむにゼルかわいい。


    さらに別の話ですが、男同士のカップルで「浮気相手を見つけて相手の男を掘ってやった」という話を好きなyoutuberの方がしていて、ゲイの修羅場恐ろしい…。と思うと同時にサイゼルだったらサイファーがゼルに手を出した男をぶち犯すっていうのアリだな…と思ったんですがこれ同人的にきびしいよな…とおもったのでここで書いて終わりにしておきます。
    ゼルが無理やりされそうになってるところを、恋人のサイファーが偶然見て、相手の男ひっ倒しててめえにも同じこと味合わせてやる!みたいな感じありだと思います…(ないですかね?)

    また今から小説の続きかいてきます~!それでは~!




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    拍手押してくださった方ありがとうございます!!
    また遊びに来てくださいませ~!!




    7/25 こんにちは からコメントいただきましてありがとうございます!
    手が遅くて追いついていないだけで、更新したくて仕方がないのでそういって頂けて嬉しいです!
    しばらくはかなり更新できると思うのでまたどうぞ遊びに来てください~!


  • サルベージとページ改修終わりました~!

    ご無沙汰しています。
    ようやく小話のサルベージが終わりました~。ようやく心残り無く描けます~!
    というわけで、新たに前のページのこのブログのボタンの下に↓新しい赤いボタンを作りました。
    雑ばっか集めた練習ページですが、こつこつ描いていこうかなと思います。
    特に更新履歴的なものはつけませんので、お暇なときにでも覗いてやってください。
    割ときちんと描いたものはタンブラーにもまとめていく感じで運用していってみます。
    だいたい週に1日数時間くらいしか時間がとれないので相変わらずまったり運営ですがよろしくお願いします。

    描くの2年ぶりくらいなんで、すっかり忘れてると思いきや、意外に覚えてるもんですね。逆に手癖が少なくなって良かったまである…。
    早速描いてましたが、やたら時間かかるし、リアルにするための光の取り方が分からず色塗りの出来なさに凹む感じですが、ここから上手くなればいいじゃないの精神で頑張ります!

    小話もずーーっと前から温めてるシリアスなやつようやく固めたので、書いていきたいです。
    あ、その前に短いエロ書きます。

    最近は自分の母親になんて言ってカミングアウトするかと、カミングアウトして正式にパートナーになる気満々のサイファーとの間で板挟みになって頭を悩ますゼルを考えて悶えてます。
    ゼルお母さんは凄く大らかな印象でゼルのこと否定する方じゃない感じがするので何の心配もなく上手くいくんでしょうけど、本人は悩むよな~と。
    案外サイファーが単独で遊びに来てその時にペロっと言っちゃうのもアリなきがします。
    ゼルお母さんに関する話大好きなんですよね~。

    あと別ジャンルBLですが、ポリネシアンセックスする大作漫画を読んでめっちゃ感動したんで、サイゼルにもやって欲しいな~と悶えてます。ポリセは

    合計5日間をかけたセックス
    残りの4日は性器以外の愛撫だけに留める
    毎日の愛撫も最低1時間をかける
    挿入した後、30分はピストンを行わず、動かさない

    ってやつなんですが、精神的な繋がりを結べるとかいう話で、いいですよね~!
    最初はしぶしぶだったのが段々心が変わってってもんもんするのとか凄くいい…。
    じれたゼルに揺れて揺れて結局鉄の意志で挿入しないサイファーいい…。
    私は攻めがセックスの時に我慢するのが性癖なんで積極的に入れていきたい(真顔)
    これも書きたいです~あー。
    むしろ誰か書いてくれると嬉しい…無数に読みたい…。
    書きたいものが多すぎる!



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    拍手押してくださった方ありがとうございます!
    しばらくは結構更新できると思うので頑張ります!




    6/13 と7/2に『初めてコメント付き拍手送ります』からコメントいただきましてありがとうございます!お返事が遅くなり済みません!
    沢山感想いただけてめちゃくちゃ嬉しいです~!
    『小さな~』も『なぁ~』もゼルがふんわりやっている間に、着実に周りを固めて堅実にやっていく感じが、夢想家なんだけど確実に夢をかなえていく実力のあるサイファーっぽくていいかなと思ってます。
    長いのに2回も読んでいただいて感涙です…。
    『棒を~』のゼルもそうですが、基本的に恋愛に関しては自分に自信(経験?)がなくて、サイファーの気持ちを確信できていない感じになってます。ゼルは右往左往してるけど、サイファーの愛情は一切ブレない感じが一途なサイファーっぽいかなと!
    一人で相手を想いながらしてるのは私も大好物です…!

    タンブラーブクマありがとうございます!全然触れてないんですが、少しづつ増やしたいと思います~!
    また、ご紹介ありがとうございます!!!私も一般で見に行きたいと思ってます~!界隈が盛り上がると嬉しいですよね~!とっても楽しみにしてます。
    細々やってますので、また遊びに来てくださいませ!





    6/18に『初めてのコメント失礼します』からコメントいただきましてありがとうございます!
    お返事が遅くなり済みません!
    更新したくてムズムズしていたので、凄く喜んでいただけたようで本当にうれしいです!
    ルナパンで自分を説得する風神(と雷神)に、ありがとよで返したサイファーなら、覚悟が無い者は面倒ごとに巻き込まないんじゃないかなと思って書いてみました。
    ゼルからしたらサイファーと共にいるためなら覚悟すると思うんですが、言葉足らずなサイファーでは伝わらないところがもどかしいです。
    他のお話も読んでいただいているようでありがとうございます…!嬉しい…!!
    キャラの解釈を固めず、いろんな可能性を模索したいとおもって書いていますので、中には「これは自分には合わないな」っていう話もあるかと思いますがこれからも色んな2人を見つけてお話にしたいと思います。
    私の話で伸びるのであれば、もっともっと寿命を延ばすために頑張ります!!!
    またぜひ遊びに来てくださいませ~!!
  • ようやく戻ってまいりました

    ご無沙汰しています。
    変わらず、こちらを見に来てくださっている方、本当にありがとうございます。
    前回のブログでも書きましたが、まだまだばたばたしていますが、子供も幼稚園に慣れはじめてちょっとずつ生活パターンが定まってきまして、時間も取れそうなので戻ってきました~!!

    今後のサイトの運営に関しでですが、私の絵を描きたいな~という欲求が高まっているんですが、自分の絵をもっと鍛えたいとも思っています。
    私の大好きなイラストレーターさんでjeremy chongさん(FFメビウスやカプコンのTEPPENのイラストかいているイラストレーターさん)とかKim Sung Hwanさんという方がいるんですが、彼らのようなリアル系寄りのイラストを描きたいというのが密かな夢だったんですが、まだまだ実力が追い付かずもっと練習しなきゃという感じなものですから、ここかポイぴくかタンブラで練習のイラストを投げていこうかなと考えています。
    なので、サイゼルのイラスト、というよりは、サイファーとゼルをモデルにイラストや人物の練習をするという感じをしたいなと思います。
    また、書きたい話もありますので、それは小説として仕上げていけたらな~と思います。
    どこまでできるかわからないんですが、ここで宣言することによって自分の尻叩いてやらないとボーっと楽なほうへ流れて終っていってしまうので、一応目標ということで頑張ってみたいと思います。
    萌える感じのものが出せるかわかりませんが、また覗きに来ていただけたら嬉しいです。


    話は変わりまして…FF16が発売されるというニュースが出てきましたね!
    FF14を立て直した吉田Pが主導ということで、結構期待できるんじゃないかなと楽しみにしています。
    FF14のβからやってた身としてはあれを立て直したのか…と感慨深いです…。最初期でやめちゃいましたので吉田氏の手腕がどんなものかわかりませんが、評判いいようなので今のところ買いたいですが、PS5から買わなきゃいけないので、大変です。
    ハードの移り変わりは早いですね~。

    さて最後にですが、最近pixivがやらかして個人サイトに回帰するとかなんとかツイッターでも話題になっているのを見ていましたが、
    個人的には個人サイトに人が戻ってくることは無いだろうとみています。
    個人サイトというのは今では、「いにしえ」「インターネット老人会」とツイッターでも揶揄されていますが、それが全てだと思います。(わざわざ『いにしえの』サイトっていうのなんでなんでしょう?黒歴史って意味なんですかね?)
    私がサイトをやっているのも、以前よりサイトを持っていて継続しているという理由が一番で、ほかのジャンルでやるか?と言われるとNOだとおもいます。
    実際、私もハマった別ジャンルのCP等はSNSで追いかけていて、個人サイトまではよっぽど気に入った人がいないと見に行かないんですよね…。
    ちなみに続けている理由としては、ほんとにサイゼルが好きで、探してきてくれた熱心な人だけに見てほしい。というのがあります。

    私が学生の頃、隠れ居酒屋という看板の出ていない店でバイトしていたことがあるんですが、そこの料理やお酒がすごく美味いにも関わらず店長は絶対に宣伝はしないという方で、常連さんがいつも来てくれて、時折、新規の方が偶然来るという面白い環境でした。
    そこの「レア物感」というんでしょうか?偶然すごい店見つけちゃった感みたいなものが好きで、自分もそういうことがやりたいなと思ってサイトやっているので、(ネトゲだと誰も来ないようなマップの一番隅で店開いて超強い武器を売ってる人やりたいんですよね。ドラクエとかの入り組んだ町の隅にある強い武器屋凄く好きなんです。FF8だと地獄や天国の島見つけちゃったときのような)そういう、絵を見て欲しい・共感して欲しいという感覚以外のものがないとサイト続かないだろうなと思います。


    最後になりましたが、ずっと更新のないサイトに沢山の拍手をいただいておりまして、本当に本当にありがとうございます。
    上にも書きましたが、『わざわざ来てくれる方がいる』という事は本当にありがたいことだと実感しております。
    少しでも楽しんでもらえるものを共有できれば嬉しいです。
    どうぞ、よろしくお願いします。
  • サイトをしばらく休止させていただきます

    こんにちは、あいかわらずご無沙汰しています。

    早速ですが、タイトルの件です。
    なかなか更新できませんで、常に心に引っかかりがある状態になってまして、更新するする詐欺みたいなグダグダするなら一端お休みにしようと思いまして、しばらく(おそらく1年くらいになると思います)休止にさせていただきます。
    まだ入園前の小さい子がいまして、しばらくは子供のことに集中したいと思います。
    元々幼稚園入れるまでは更新無理だろうなと思っていたのですが、初期は思いの外時間がとれて行けそうな感じだったんですが、最近寝付きが異常に悪くなってしまってそんなに甘くはなかったようです…。
    育児疲れで今は創作できる状態ではないので、しばらくは充電期間にしたいと思います。

    しばらくはサイゼルもゆるりと愛でていこうと思います。
    サイト自体は残しますので、またお暇なときに遊びに来て下さいませ。


    最後になりましたが、いつも拍手押していただきましてありがとうございます。沢山モチベーションいただきました。
    生活が落ち着きましたらまた戻ってきたいと思います。


  • ごぶさたしています

    こんにちは、ごぶさたしています。
    コロナではないんですが体調崩しております…。

    オペオムでは8のストーリーやってるみたいですが全然手が着けられずもどかしいですが、再開するのはまだ先になりそうです…。

    ドラマは終わっちゃったんですがlonestarのさらに続きかいてみました!




    このシーンのgif、左の人が右の人をからかって、shut up (うるさい) って言われるシーンなんですが、サイファーがまたゼルにバカなこと言って、ゼルが黙れよ!ってやってるイメージに見えて萌えまくりました。

    なかなか描けませんが、ちょっとでも描けるととても楽しいです。

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    拍手押してくださった方ありがとうございます!
    まったりやっていきます~!
  • 調子にのってもう一つ

    こんにちは!
    先日書いた911 lone star から調子に乗ってもう一つかいてみました。



    いきなりキスシーンです注意!











    家に入る前から我慢できずに始まっちゃう感じいいですよね~!若さもあって、任務終わりに興奮して帰り道から始まっちゃうサイゼル萌える。
    このあとはベッドまでたどり着かないんだろうな~フフフ。



    全然関係ない話ですが、このブログに画像入れると自動縮小されないので見にくいんですよね…。
    ポイピクとかに投げてもいいんですが自分のサーバー持ってるのに他サーバーにいちいちクリックして見に行ってもらうのもな…と迷っています。
    ちょっと考えます。


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    拍手押してくれた方ありがとうございます~!
    いつも押していただいてとても嬉しいです…!
    例の厚塗りを描く隙間に落書きっぽいのちまちま描いていきたいと思います!
  • 我慢できず落書きお絵かき

    こんにちは!
    ごぶさたしています!

    この時間の無いときに何を考えていたのか、2ヶ月ぐらい前から背景付きの4人キャラがいる厚塗りのイラストを描きだしてしまい、描いても描いてもなかなか完成しないという状況です…。
    一回書き出してしまったのでとりあえず完成させようと頑張っていますがまだかかりそうです…。
    そういうわけで更新がさっそく止まっているんですが、最近ネットで海外ドラマのすてきなgifを発見しまして、サイゼルに置き換えたらめちゃ萌えたんで、そのgifサイゼルでトレスして動かしてみたいと思ったんですが思いとどまりました(真顔)
    というわけで、gifは思いとどまりましたが、1枚絵で描いてみたので是非ごらんください~!















    これは911シリーズの番外編のlone starという海外ドラマに出てくるTKとカルロスと言うキャラで最近ようやく日本で公開された作品なんです~!
    これネットで拾ってからもう見たくてみたくて、スカパー!入りました笑
    foxチャンネルで6月から(今月です!)放送してるんで、ビビッときたかたは是非見てみてください~!

    TKをその恋人のカルロスが諫めるシーンのようなんですが(私もまだこのシーン見たことないんです)、これサイゼルでやったら萌えるな~と!
    普段はサイファーが怒って、ゼルがそれを止めるっていうのが私の中でサイゼル感ある行動なんですが、逆もいいなと。
    ゼルが挑発されてキレて、それをサイファーが抱き留めて説得するの萌える…。
    普段はチキンって呼んでるけど、こういうときは『ゼル』って名前で呼ぶのとか想像したら過呼吸になりました!
    このぐっと抱きしめて、落ち着かせるように説得する感じがお兄ちゃん感あって、サイファーの抱擁力ならいける!と思います。

    らくがきみたいのでいいから高速で更新したいのにほんと何で厚塗りの絵なんか描きだしたんだろ…。
    もうすこし頑張ります。


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    拍手ありがとうございます~!!
    とっても励みになります!!!
    なかなか更新できずすみません汗
  • ようやく小話続きです~!あとがき追記

    SeeDの任務と勉強を忙しくしているうちに、12月はあっという間に訪れてしまった。
    俺とサイファーの関係は相変わらずだったけど、結局サイファーにはなにも聞けずにここまで来てしまった。

    しかも俺は運の悪いことに、試験前日まで1週間にも及ぶ任務が入ってしまって、試験が終了するまでサイファーには会えない予定だ。
    俺は今日何度目になるか分からないため息を零した。
    それを隣でセルフィが見つめる。
    奇しくもまたセルフィと同じ任務だ。
    今回は経費は十分に請求できるので、前回のような不便は特にない。

    「サイファーはんちょとなんかあったん?」

    セルフィが声を掛けてくる。
    俺が様子がおかしい時って、なんかばれちまうんだよな。
    だが俺は前回のように誤魔化す余裕もなくて、そのセリフにあいまいな応答だけを返した。
    それをどう受け止めたのか、「そっか~」と軽い返事をすると、気を使ったのか俺へ向けていた視線をそっと外した。

    「キスティ、どうしてるかな~」

    ぽつりとそう零して窓の外を見ている。

    キスティスは、予定どおり10月4日でSeeDを満了し、惜しまれながらもガーデンから旅立っていった。
    その見送りは壮大なもので、俺たちのほかに身近な友人たちとファンクラブの会員が集合していた。
    皆で購入した卒業祝いと両手に抱えるくらいの花束を渡し、涙を流しながらキスティスが見えなくなる最後まで見送っていた。
    俺は固い握手をして彼女を見送った。
    しばらくはガルバディア辺りで一人暮らしをすると聞いている。
    キスティスなら自らの身の振り方もきちんと考えているはずだ。
    俺はキスティスの見送りに来なかったアイツを思って目を閉じた。

    それからは、セルフィは1週間の任務の間一度もサイファーの話題を出さなかった。
    俺も、アイツの事を思い出さないよう、空いている時間はとにかく勉強一番で、参考書に没頭した。
    気を使われているのをうすうす感じたけど、差し迫る試験日とアイツとの関係を思うと、もう平気そうなそぶりすらできなかった。



    そうして審判の日、12月7日が訪れる。教職試験日だ。
    俺は緊張の面持ちでガーデンの床を踏みしめる。
    教職試験日にあたって本日は休校となっているから、生徒の数もまばらな感じだ。
    俺は指定された第3教室へと急ぐ。
    事前に調べたところSeeD OBやガーデン以外の他校の教職免許を持っているものも受けに来るらしく、教職の倍率は高くなっているようだ。
    その為、いくつもの教室に分かれて行われる事になっている。
    俺が第3ってことは、第1と第2の分も受験者がいるってことだ。
    俺は気合を入れる為、グローブをした手で両頬を叩いた。

    いつも聞いている本鈴の合図がこんなに大きく聞こえたことはなかった。
    学生だった頃は授業は結構適当に受けていたし、予鈴を無視して遅刻することもよくあった。
    音が鳴り終わるとともに、教室中に一斉にペンを走らせる音が響く。
    俺もその波に乗り遅れないよう、音に溶け込んでいった。




    とぼとぼと、ゆっくりした足取りで自分の寮へと向かう。
    試験は無事に終了した。終了の合図ぎりぎりまでねばって、すべての問題を解ききった。
    出し切ってぼおっとした頭では上手く思い出せないけれど、サイファーと解いた問題もたくさん出た。
    アイツが憤慨しながら教えてくれた公式は、確かに役に立ったのだ。
    今アイツの事なんて思い出したくないのに。
    任務が終わって次の日すぐに試験だったから正直すごく疲れた。
    俺は正SeeDで実績があるから実技が免除なのが本当に助かった。
    結果発表日は2週間後の20日だ。
    アイツの誕生日も迫っている。つまり、アイツとの離別の日だ。
    駄目だ、道を違えたんだからもうそういうことを言うのはやめにしたはずだ。
    あ、そういえばプレゼント買うのすっかり忘れてた。
    最後のプレゼントくらい、きちんとしたものを買ってやらないと。

    だけど心も体もぼろぼろの俺は、今はゆっくりとベッドに倒れこみたかった。



    ■■■


    朝飯を急いで食った後、俺はベッドで自分の端末と向き合っていた。
    試験の結果はそれぞれ自分端末へと送られてくる。
    もう、その時間が迫っている。
    今日は12月20日。試験の結果が送られてくる日だ。
    サイファーとは、あれ以来結局顔を合わせることが出来なかった。
    ホントは残された時間を少しでも有意義に使った方がいいに決まってる。
    でも俺の中のひねくれた心が、「この期に及んでなんで未だに一言も言ってくれないんだ」という心がそれを防いでしまう。
    顔合わせて平然としてられるほどまだ人間が出来ていない俺が取れる手段といえば、『サイファーを避ける』というものだけだ。

    ピピピ!と受信の合図を受けて、俺は震える手でメールを開いた。



    『ゼル・ディン 格闘技職及び世界地理学科 合格』



    一瞬息をのんで、そうして胸の奥から衝動が沸き起こる。


    「いやったああああああああ!!」


    ありったけの声で叫ぶと(隣の部屋のやつわりい!)、俺はすぐさま立ち上がってガッツポーズを作った。
    頑張った成果が出たのだ。
    サイファーと共に半年近く続けた努力が実ったのだ。
    苦労も多かった。沢山怒られたし、教えてもらった。
    そうだ。

    サイファーに報告に行かなければ。
    喜びに舞い上がった俺は、さっきまで持っていたサイファーへの不安な気持ちはすっかり忘れてしまって、公園で取ったセミを勲章

    のように母親に見せたがる少年のような気持ちでサイファーの部屋へと駆け出した。

    弾んだ息が心地いい。ガーデンの廊下を走るなって教師の声が後ろからしたけど、今日ばかりは見逃してくれ!

    俺は慣れた手つきでサイファーの部屋の暗証番号を入力すると、スライドする扉ももどかしく部屋の中へと飛び込んだ。



    「サイファー!!聞いてくれ!俺っ……!?」


    それを目にした俺は言いかけた言葉を喉に詰まらせた。



    辺りに、沢山の段ボールがひしめいている。
    ところどころ開けたままのそこに、服や、雑貨などがはみ出していて雑多に詰められているのが見える。

    サイファーは部屋の荷物をまとめていたのだ。

    「なに、してんだよ」

    俺の口から何かがこぼれた。
    先ほどまでの高揚感からまっ逆さまに落ちるように真っ白になる。
    上手く息もできない。


    「引っ越しの準備に決まってんだろ」


    しゃがんで箱の中に本をつめていたサイファーが、なんてことは無いという口調でそう言った。

    俺はごくりと唾をのむ。
    ついに現実と向き合う日が来たのだ。



    良く考えたら当然だった。
    サイファーは明後日にはガーデンを出るのだ。
    荷物をほったらかして行くわけにはいかない。
    キスティスだって退寮する前にはたくさんの荷物を総務課から郵送していた。

    なぜそのことに思い至らなかったのか。

    涙があふれてくる。
    ずっと我慢してたのに。
    ホントはアンタが居なくなることなんて全然受け入れられてなかった。
    カッコつけて大丈夫なんて思ってみても、心は全然休まらなかった。
    アンタはなんでそんな平気そうなんだよ。
    悲しいのは俺だけなのかよ。

    入り口に立ったまま、気付いたら言葉が飛び出ていた。


    「離れたくねえよ!あんたがいなくなっちまうなんて、嫌なんだよ!一緒にいたいんだよ!なんでそれが分かんねえんだよ!!」

    言葉に負けないくらい涙があふれてくる。
    そんな俺を見たサイファーから意外な言葉がかけられる。


    「教職受かったのか?」


    俺たちの事より、そっちが優先なのかよ。
    悔しくて悲しくて、現実に負けそうだ。


    「受かったよ畜生っ!!!!」


    そう言って、俺はしゃがみ込んで何度も涙をぬぐった。
    サイファーはゆっくり俺に近づくと、俺と同じ目線になるようにしゃがみ込んだ。


    「俺もだ」


    ぐちゃぐちゃになってしまった俺の顔を真っ直ぐ見てサイファーはそう言った。
    俺は言われた意味がよく分からなくて、鼻をすすりながらサイファーを見つめた。

    すると、俺の前にずいっとサイファーの端末が押し付けられた。


    「サイファー・アルマシー 大剣技職及び魔女学と魔女歴史科 合格」


    涙で歪んだ視界でそれを確認すると、俺は信じられなくて端末とその奥にあるサイファーの顔を何度も交互に見てしまう。


    「俺も受けたんだよ。で、受かった」

    「えっ…え?」

    俺は未だ意味が分からずにぼおっとサイファーを見つめる。


    「来年から新設される魔女学の教員だ。適任だろ?」

    そう言ってサイファーはニヤリと笑った。

    「明日からもよろしくな、ディンセンセイ?」

    ……?
    いつもの厭味ったらしい笑みで俺を先生呼ばわりしてくるが、俺はまだ状況についていけない。


    「だ、だってこの荷物は?」

    じゃあ何のためにまとめていたというのだろう。
    どこに引っ越しするつもりなのか

    「あのなあ。ここは『SeeD』寮だろうが。一階上の教授寮へ移るんだよ。俺はSeeD満了だからな。
    同じ階じゃなきゃ不満か?ああ、離れるの嫌なんだったよな?」

    そう言ってニヤニヤと笑う。
    なんだろう。急にムカムカしてきた。

    「いつ、勉強したんだよ?」

    俺が投げやりにそう聞くと、間髪入れずに答えが返ってくる。

    「テメエと一緒にやってただろうが」

    「な、あれは俺に教えてくれてたんだろ?」

    「お前とは頭の出来が違うんだよ。一回読みゃあ覚えちまえるんだ」

    「……」

    そのやり取りの中で、俺の中にあった悲しいとか今までの鬱屈とした気持ちは吹っ飛んでしまった。
    むしろ今まで悩んでいた時間を返してほしいと怒りの感情すら湧いてくる。
    でも、ホッとした。
    とにかくホッとして、嬉しくて、まだサイファーと別れなくていいんだという事が分かって。
    止まっていた涙腺から、今度はツーと静かに涙がこぼれた。
    サイファーはそんな俺を、しゃがんだままあの美しい歌声の響いた夜と同じように抱いた。

    「俺だって考えてたさ。俺は今や中立の場所じゃなきゃ生きられない身だ。今までの事に後悔はない。が、俺の選べる選択肢は少な

    かった」

    そうして、これが最善の手段だったとサイファーは俺の耳元で零した。

    「離れたくなかったのは俺も同じだ、ゼル。薄ぼんやりとしていたそれを、お前が教職を目指すと聞いた日に、はっきりと決めた」

    俺を抱きしめる腕はやっぱり強くて、俺はまた動揺する。

    でも今度は、迷わずにその腕に身体を預けた。




    おまけ

    「俺は…あんたがF.H.で暮らしていくんだと、思ってた」

    「あ?なんでだよ」

    「だってあいさつ回りしてたんだろ?」

    「あれは俺がガーデン戻る前、プラプラしてる時に置いてもらったから、その礼と今はガーデンで教職目指してるって挨拶してたん

    だよ」

    「……マジかよ。あー…言葉がでねえ」

    「あそこは自由すぎて俺には向いてねえよ。俺は試験が好きなんだ(今度は出す側)」



    終わり




    ようやく終わりました~!スランプ気味で長かった…!
    普段はSeeDの年齢制の設定を無視して(撤廃になったことにして)お話を作るんですが、今回は、サイファーはアルティマニアのベニー氏の創作どおりガーデンに戻って、SeeDの設定もゲームに従った場合、サイゼルはどういう道を行くのかということを考えて書いた作品になります。
    実は3部作の真ん中の話で、おつき合い編と、教員生活編があってそれぞれ話は考えてあるんですが、しばらくは絵の練習したいのでそれが終わったら書きたいな~と思っています。
    ゼルはバラムのチビに好かれているあたり教職は向いてる方だと思います。
    サイファーはいまいちかと思いきや、元風紀委員ですし、『ねんしょうクラス』に対しても配慮できる辺り結構向いてるんじゃないかと思います。
    他のみんなの進路も考えてあるのでそれはいずれこのシリーズで出したいなと思います~!
    サイゼルの一つの可能性として楽しんで貰えれば幸いです!

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    拍手押してくださった方ありがとうございます!!
    なかなか更新できないのにほんとにありがたいです。
    まだまだ長くサイトはやって行きますのでよろしくお願いします~!!
  • ごぶさたしてます

    こんにちは、ご不沙汰しています。

    FF8のスマホ版発売されましたね~!実機でやるのもいいですが、より手軽なんでいいですよね~!ちょっと暇なときにゼルうごかしたいな、みたいなかんじで使えるんで欲しいんですが、今はなかなか空いた時間ないのでもう少し我慢です…。

    さて、ちょっと今回は萌え語りの少ないただのイラスト語りになってしまうんですが、ご興味のある方はおつきあい下さいませ。
    ほぼ自分の考えをまとめるメモみたいな回です。

    今だいたい月に1回くらい創作できる自由な時間がありまして、そこでいつもは小話書いてるんですが、今月はそろそろ自分の絵をなんとかしたいと思って練習期間に当ててまして、それもあってなかなか更新が進まない感じになってます。
    10年以上前に一回人体の基礎みたいのを勉強したんですが、すっかり手癖がついてしまってなんとかしたいなぁとずっと思ってたところでした。
    ようやく重い腰上げてやりなおしています。
    前に勉強した時は、骨盤周りが難しくて結構あいまいなまま描いてたんですが、その辺りを改善できるといいなあと思ってます。
    あと顔を描くのが苦手なのでなんとかしたいというのがありまして、今回人間の比率に基づいて一回描いてみようとやってみたサイファーがこれです。



    ちなみにここ一番最近描いたサイファー(しろひよ5)がこれです。




    普段は感覚でパーツ配置してるんですが、
    比率を元にした顔は、かなり安定してる感じがします。

    一番驚いたのは、さっと影つけてみたんですが、一発で影が塗れるところです。
    以前は、色を塗っててもパーツの位置があいまいなのでいろいろと矛盾してしまって、どうやって折り合いをつけるかでめちゃくちゃ時間かかってたんですが、それが全くなくて全部がカチッと決まる感じで感動しました…。

    ただ、整いすぎていて、なんというか艶?色気?が無い感じがしますね。

    あと、私はいわゆる今風の絵柄より、リアル寄りの方が好きなんですが、あんまりリアルすぎても萌えからは遠くなる気がするので、いかにリアルとデフォルメを混ぜていい感じで描けるかというのに今ぶつかっています。

    早く小話続き描きたいんですが、ちょっと一段落するまでは絵を描いてると思いますのでもうしばらくお待ち下さいませ。



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    拍手押して下さった方ありがとうございます!!
    なかなか更新できず済みません!今アップグレード中なので、レベルアップして帰ってきたいと思います!
    また遊びにきてやってください~!

  • ようやくまとまりました…!

    こんにちは~!
    早速ですが小話続きです!





    それからの俺はむちゃくちゃ頑張った。
    何を頑張ったかって?そりゃ勉強に決まってる。
    12月に行われる教員試験は、SeeD試験より難しい試験だ。あの優秀なキスティスでもSeeD試験よりずっと後に合格してるんだぜ。
    履修の範囲が広くて、沢山勉強しなくちゃいけない。
    オレSeeD試験でもぶっちゃけ筆記はかなりギリギリだったから、それより大変となるとかなりの範囲を勉強しなおさなくちゃならない。
    そんなこんなで、俺の一日のスケジュールの中に、『試験勉強』っていうのが入ったわけだ。
    任務から帰ってきたらちょっと休憩して、飯食って勉強をする。
    そんな日程が1週間くらい続いて、俺はサイファーと最近全然会えなくなってしまったことに気付いた。
    今まではサイファーと過ごしていた任務後の時間がほとんどなくなってしまったんだ。
    かくゆうサイファーも、時折目にするとイライラしてるし、時間作れないかってメールがしょっちゅう入ってくる。
    俺だって会いたいに決まってんだろ。
    でも勉強もしなきゃ間に合わない。

    俺は考えた末、サイファーの部屋へと参考書をもって突撃した。

    「なあ、あんたの部屋で勉強してもいいか?」

    部屋に入るなりそう言うと、ベッドで寝転がっていたサイファーはむくりと起き上ると、早く入ってこいと言って俺にデスクを与えてくれたんだ。


    「だーかーら、なんでてめえはいっつも同じとこで間違えんだよ!マジで鳥頭か」

    「あんだと…!だってこれはさっきのとはちげえじゃん!」

    「良く見ろ!使う公式は一緒だろうが!なんでてめえがSeeDに合格できたか全く理解できねえぜ」

    「うるせえなあ!俺は一夜漬け派なの!」

    サイファーが前のめりになって参考書を叩くのをぐっと堪える。
    最初の頃は静かにサイファーの机で勉強してたはずなんだよな。
    だけど、問題が結構難しくって(しかも俺も結構解き方忘れてて)あっちこっちで詰まってうんうんいってたんだ。
    そうしたら、ベッドで静かに本を読んでたサイファーが、ゆっくりこちらに近寄ると、後ろから俺の問題集をじっとのぞき込んだ。
    そうして俺が詰まってるところを理解したのか、近くのペンを手に取って、俺の肩越しにサラサラと回答のヒントを書き込んできたんだ。

    「え?あんた解けるのか?」

    俺が驚いて、振り返ってそういうと、

    「あ?このくらいできて当然だろうが」

    とムカつく答えが返ってきた。(ちょっとニヤニヤもしてた)
    それからというもの、サイファーは俺が勉強を始めると、近くの椅子を手に取って一緒に問題を見てくれるようになったんだ。
    で、それ以来俺が分からないところを叱咤しながら教えてくれるっていうわけ。
    良く考えたら、コイツは15の頃からSeeD試験の常連で、成績いいンだよなあ。
    サイファーが実技に落ちたって話は毎年耳に入ってきてて、その度に懲りねえなあって思ってたけど、それってつまり筆記はいつもクリアしてたってことだもんなあ。

    なんだかんだ言って、今でも実技もスコールと渡り合うくらいすげえし、頭もいいしで優秀なんだよな…とまだ怒りながら問題集を指さして説明しているサイファーを盗み見る。
    真剣な表情で数字をにらむサイファーは格好良くて、胸が熱くなる。
    だが次の瞬間、眉間に皺を寄せた顔がこちらを向いた。

    「おいてめえ聞いてんのか?次はこっちだ、同じ公式使うからやってみろ!集中しやがれ!」

    「わりいわりい、ええと、この問題な!」

    俺はわざとらしく誤魔化しながら、それでもサイファーと過ごせる時間を持てることが嬉しかった。



    そんな俺たちの勉強会は、毎日のように続いた。
    教科も数学から化学、魔法、歴史、地理、モンスターの生態…と万遍なく学んでいく。
    時には俺の部屋で、図書室で。同じ任務が重なれば、任務の待機時間にも参考書を持ち込んで共に時間を共有した。
    限られた時間は、残り少ないと分かっている。
    でも現実を直視したくなくて、サイファーとの賑やかな勉強会に没頭した。


    気付けば、季節は秋に移り変わろうとしていた。

    「まみむめも!ゼル、全然連絡くれないじゃん~!」

    ガーデンのエントランスで偶然出会ったセルフィが声を掛けてきた。
    実は最近セルフィからちょくちょくと連絡が入ってきていたのだ。

    メールの内容はこうだ。

    『やっほー!セルフィバンド聞きに来るよね?サイファーはんちょも一緒かな?特等席とっとくけどどうする?』

    一週間前に送られてきたこのメールは、サイファーの予定が分からずまだ返信できないでいる。

    送られてきた理由はもうじき学園祭があるからだ。
    前年に戦いの最中行われた学園祭は大成功し、今年もF.H.で行われることになっている。
    街の人も楽しみにしているという話だ。(もしかしたら舞台を作るのが楽しいだけなのかもしれないけどな)
    昨年は俺も協力したセルフィバンドは、今年は俺たちが忙しかった事と、新しいメンバーがかなり集まったことで違うメンツでやるということをセルフィから聞いている。
    そうして絶対聞きに来てね、と両手を握られてしまえば断れはしない。
    だからメールが来たときにはすぐにでも『2人分いい位置頼むぜ』と返信するつもりだった。

    そういう訳で念のためにサイファーの予定を確認しようと、勉強の合間に「学園祭見に行くだろ?」と聞いてみたんだ。

    「F.H.に行くなら行きたいところがある。見に行きたいなら一人で行っていいぞ」

    サイファーは俺の参考書を読みながら、顔も上げずにそう答えた。
    思いがけない答えに、俺は上手く反応できなかった。
    どうにか動いた口で、そか、と緩い返事をすると、再び問題集に顔を落とした。
    てっきり俺と一緒なら行くと言うとばかり思っていたのに。もちろん嫌みの一つや二つはあるだろうけど。
    ようやく回り始めた頭で、どこに行くのか、なぜ一緒にいかないのかを聞こうと顔を上げた。
    だが同じタイミングでサイファーから声がかけられた。

    「おい、ここは分かってるよな?」

    そう言って、急に参考書と体をこちらに寄せてくる。
    その体温と息使いに胸が高鳴って、お、おうと裏返った声がでてしまう。
    ちょっとしたことせ簡単に熱くなる俺の心に、やっぱコイツのことが好きなんだと実感する。

    結局そのあともタイミングを逸してしまい、大事なことを聞くことは出来なかった。



    だがそんな事情も知らず、無情にもセルフィが駆け寄ってくる。

    「わりいな、結構バタバタしてて、全然返信できなくてよ」

    頭を掻いてそうごまかした。セルフィも俺が忙しいのは知ってるからか(ほんとにSeeDは忙しいんだぜ)いいよ~と軽い返事を返してくる。

    「今年のセルフィバンドはね、去年見て感動した!って人がいっぱいメンバーに来てくれて凄くいい感じなんだよ!」

    セルフィが興奮気味に話し出す。

    「今年はすごい上手いボーカルもいるからね。聞くと超感動するよ~!あ、見に来るんよね?」

    そう小首をかしげて聞いてくる。
    セルフィの全く疑うことなくこちらを見つめる視線が痛い。

    「お、おう。もちろん行くぜ」

    「おっけ~!じゃあ二人分いい位置取っとくからね!楽しみにしててね~」

    セルフィは俺が慌てて答えたそれを、当然サイファーと来ると思ったのだろう。
    俺の肩を両手でバンバンと叩くと、サイファーに宜しく~と言いながらまた走って行ってしまった。

    俺はそれに片手を挙げて答えると、どーするかなとその手をゆっくり下ろした。




    □□□


    学園祭当日、浮足立つガーデンでもサイファーはいつもの通りだった。
    普段はバラム周辺を中心に移動しているガーデンも、前日にはきちんとF.H.に到着した。
    この日ばかりは、SeeDも前日から休日になるから、俺たちは久しぶりにゆっくりとした朝を迎えることができた。
    身支度を整えて、もはやブランチにちかい朝食を共にとる。
    暖かい食事が、疲れた体に染みわたる。
    俺が最後のコーンスープに口を付けていると、サイファーは出かけてくると言って食堂の椅子から立ち上がった。
    分かってたことだけど、俺はぼーっとしてしまって、ゆるりと食堂を後にするサイファーの背中をただただ見つめるだけだった。
    どこに行くつもりなのか。オレの知らないサイファーに心の奥がザワザワする。
    学園祭は夕方からだから、開始までまだ時間がある。
    気になるんなら、行くしかねえよな。
    俺はコーンスープをぐいっと急いで飲み干すと、走ってサイファーの後を追った。


    久しぶりにF.H.の街に降り立つ。
    前回来たときは2年近く前だからだいぶ様変わりしてるかと思いきや、以前とほとんどかわりなく俺の知った町並みだった。
    急いで辺りを見回すが、もうすでにサイファーの姿は見えない。
    その代りに、多くのガーデン生が街を闊歩していた。

    「サイファー?ああ、あっちに行くのを見たけど」

    こういう時、探している人物が有名人だと便利だと実感する。
    俺はガーデン生にサイファーの居所を訪ねながら、そのあと追うことにした。


    「ここかよ…」

    たどり着いたのは、駅長の家だった。
    どうしてこんなところに用があるのか、思い当たる節が無い。
    イヤな胸騒ぎに心臓が早鐘を打つ。
    流石に中には入れないので、外から窓を覗いて様子を探ることにした。

    駅長と奥さん、そしてサイファーが立って話をしているのが見える。

    しばらく覗いていると、駅長がうんうんと頷いて、サイファーが小さく頭を下げるのがみえた。
    何を話しているのか声は聞こえないが、話は和やかに進んでいるようだ。

    もしかして、と以前考えた思考がよぎる。

    ガーデンを出たら、サイファーはF.H.に腰を落ち着ける気なんじゃないだろうか。
    今日はその相談にきたというのなら筋が通る。
    ここは流れ者を拒んだりはしない。優秀なサイファーが落ち着くには一番いい場所なのかもしれない。
    そう思ったら、急に胸がつかえて苦しくなる。
    本当ならサイファーを迎え入れてくれる場所があることを喜ぶべきなのに。

    俺は家から離れて、ミラーパネルの上に敷かれた通路を駆け上った。
    何も考えたくなくてあてもなく走り続けた。
    そうしてだんだんと駆け足は緩くなり、最後にはとぼとぼと歩く速度になり、ここがどこかも確認することなく近くの腰を下ろせそうな場所に座り込む。
    時間だけが、ゆっくりと流れていく。
    考えなきゃいけないのに、考えたくない。
    まだ現実を直視したくない。

    ただ、遠くを見つめながらぼおっとそこに座り続けた。

    どのくらいたっただろうか。

    「ここでなにしてやがる。学園祭に行かなかったのか」

    そう、聞き覚えのある声が頭上から聞こえた。
    まだ遠くを見たままゆっくりと顔をあげると、視点が合わずぼやけたサイファーが目の前に立っていた。

    「!」

    急いで立ち上がって辺りを見回すと、どうやら駅前広場を超えたところにある線路の行き止まりまで来てしまったらしい。
    辺りもすっかり暗くなっていて、気が付けば学園祭のバンド音楽も聞こえてきている。

    「行きそびれちまった…」

    ぽつりとそう言って、力なく元の場所へと腰かける。
    すると、サイファーも隣にのそり、と腰かけてきた。
    どうしたのかとそちらを見ると、サイファーが真っ直ぐ暗闇を見つめながら口を開いた。

    「問題ない。ここから見える」

    そう言って、遠くを指さした。
    俺はそれにつられてサイファーの指の先に視線を遣ると、スポットライトが煌めいているのが見えた。
    ステージの上には楽器を持った数人が、激しい演奏をしながら縦横無尽に走り回っている。
    去年の学園祭より舞台の規模が大きくなっているのをみて、セルフィの頑張りに頬がゆるむ。

    「特等席だな」

    サイファーがそう言って、俺の肩に腕を回してくる。
    思いの外、力強いそれに動揺する。

    「それで、ここで何してやがったんだ?」

    舞台から響く軽快な音楽を耳にしながら、サイファーが再び問いかける。

    「アンタは何してたんだよ」

    嬉しい気持ちと、非難したい気持ちが交錯してちょっと棘のある言い方になってしまった。
    答えは分かっているけども。

    「……挨拶にな」

    サイファーはまっすぐステージを見ながら、静かにそう答えた。
    分かっていたことだったけど、ショックだった。
    やはりサイファーはここに世話になるつもりなのだ。
    その為に、各所を回っていたのだろう。
    サイファーは、歩き出したのだ。

    その時、舞台の方からマイクを通して聞きなれた声が聞こえてきた。

    「それでは紹介しまーす!ボーカルはアンジェラ!」

    セルフィだ。遠くでバンドのメンバーを紹介する声が聞こえる

    軽快なピアノの音が響く。このイントロはEyes On Meだ。
    それに続いて、伸びの良い美しい歌声が夜空に響き渡る。


    その甘い歌声にサイファーと付き合い始めた時の事を思い出した。
    初めてサイファーの気持ちを聞いたとき、サイファーはまるで騎士さながらに片膝を折って俺に忠誠と愛を誓った。
    大げさなその行為は恥ずかしかったけど、その気持ちは嬉しかった。
    その時の俺は、この先もずっとサイファーと一緒にいると思っていたのに。

    たとえ離れてしまったとしても、気持ちだけは共にあると思いたかった。
    でも、サイファーはF.H.の話はおろか、自分がどうしようとしているかも話してはくれない。
    もし俺と一緒にこれからもいるつもりならば、当然話し合いになっているはずだ。
    これがどういう事か分からないほど俺だって馬鹿じゃない。

    サイファーは、俺と共に歩いていくつもりはないのだ。
    誓われた忠誠は、期間限定のものだったのだろうか。
    今俺に回されるこの腕は、今夜だけのものなのだろうか。
    俺は教師になるって決めたけど、気持ちだけはサイファーと共にあった。
    でも、サイファーはそうじゃなかったのだ。
    俺の心に、じんわりと悲しみがあふれてくる。
    もうやめにしなければ。
    この騎士ごっこはここまでにしなければ。



    涙があふれて、一筋こぼれてしまった。

    サイファーは、それを俺が歌声に感激したせいだと思ったようだ。

    「聞けて良かったな」

    そう言って泣き虫はまだ治んねえのかと小さく笑う。

    これはサイファーと過ごす最後の学園祭なのだ。

    「聞けて良かった」

    そう言って俺は涙をぬぐった。


    ■■■


    翌日、俺はねぎらいの言葉をかけるためセルフィの元へと向かった。
    学園祭の後片付けをしていたセルフィは、少し疲れた顔をしていたけど、それでもやりきった達成感でいっぱいだという様子だった。

    「おつかれ!」

    そう言って片手を挙げると、セルフィがピースサインを返してくる。

    「どうだった?最高だったでしょ~?」

    セルフィの明るい声が嬉しい。沈んだ気持ちが浮上していくようだ。
    俺はセルフィにあのボーカル凄かったな!と伝えると、そうやろ!!と嬉しそうに応えた。


    そうしてセルフィと話していたのだが、いつのまにやら俺も舞台の片づけへと引っ張り出されてしまった。
    話に夢中で気付かなかったが、良く見るとスコールもため息をつきながら舞台の隅で小物の片づけをしていた。(近くにはリノアの姿もあるから逃げられなかったんだと思う)
    更にキスティスまでもステージ裏で片づけの指示を出しているではないか。
    きっと俺と同じように声を掛けに来たところを捕まえられたに違いない。
    おそろしい捕捉力だ…と俺はひとり震えあがった。
    (ちなみに、当然のようにアーヴァインは楽器を片付けていた)

    片づけもひと段落して、セルフィがみんなにおつかれ!と缶コーヒーを配って回る。
    そうして、ともなくいつものメンバーが集まると、みんなでプルトップを開けてようやく肩の荷を下ろした。
    ここに来たときは昼すぎだったはずなのに、いつのまにやら夕方近くになってしまった。

    「もうじき10月か」

    夕陽を見ながら、ぽつりとスコールが零した。

    「みんなと一緒に居られるのもあとちょっとね」

    スコールの言葉を受けて、キスティスがそうさみしそうに微笑んだ。
    もうそんな時期になったのかと、俺も時間の進む早さに驚く。

    すると、キスティスの一言を耳の端で捉えたセルフィが駆け寄ってきた。

    「ねえ、みんなで海いこっか!ここ、周り全部海だし丁度いいやん!キスティスとの思い出づくり!ね?」

    セルフィがみんなの顔を見回す。
    最近はみんなそれぞれの任務に忙しくて、以前のように全然集まることができないでいた。
    俺もずっとそれを寂しく思っていたから、同意の胃を込めて頷くと、どうやらみんな同じ気持ちだったようだ。

    「決まりだよ~!いそげいそげ~!!」

    セルフィはそう言って、みんなの手を引っ張った。




    F.H.の下層で敷鉄板に波が打ち寄せる場所を見つけたセルフィたちが、楽しそうに水を掛け合っている。
    当然のように巻き込まれたスコールも、水を滴らせて棒立ちになっていた。

    俺とキスティスは少し離れた鉄橋の上で、ゆったりとそれを見ていた。
    ゼルもやろうよ、と誘われたけど、俺はまだサイファーの件でちょっと凹んでいて、そういう気分にはなれなかった。
    キスティスはさっきまであそこでセルフィたちと騒いでいたけど、休憩と言ってここまで登ってきた。

    辺りに波の音が響く。時々、きゃあきゃあと騒ぐ声がなんだか遠くに聞こえる。
    夕陽が沈み始めている。
    まだほんのり暖かい空気が、だんだんと冷たい冬の様子を見せ始める。


    「なあ、ガーデン辞めたらどうするかもう決めてるのか?」

    昨日からサイファーの件で気にしていたその事が、俺の心から溢れて自然と口からこぼれた。

    キスティスが、んー…と少し間をおいて口を開く。

    「実は、まだ決めてないの」

    それはなんだか楽しそうな声だった。
    意図を測りかねて、俺は海を見つめるキスティスの言葉を待った。

    「軍への入隊希望の締切は年末だから、それまでに色々なことをやってみようと思って」

    キスティスはうーんと背伸びを一つするとそう答えた。

    「ガーデンを離れるのって変な感じだけど、自分に何ができるのか試してみたい」

    そう言って、すごく綺麗な表情で笑ったんだ。

    おれはドキッとした。
    サイファーも、もしかしたらそういう気持ちがあるのだろうか。
    新天地で、自分を試したいのだろうか。


    キスティスになら、こんなにはっきりと聞けるのに。
    どうしても。
    俺はまだあの男には、この一言が言えないでいる。
    聞いたら、自分たちの関係が終わるのがわかっているからだ。

    でも俺ももう、歩き出さなきゃいけない。

    サイファーが言いたくないなら、それでいいじゃないか。
    俺も俺の道を歩く、それだけだ。
    俺も男だ。ぐちぐちと駄々をこねたりはしないようにしよう。

    そう決意して、キスティスと共に沈みゆく夕陽を見送った。



    つづく





    あいかわらずスランプ中ですが、なんとかまとまったので投下します。
    まとめるときに大きく修正するかもしれません…!




    ーーーーーーーーーーーーーーー

    拍手押してくださった方ありがとうございます!
    前回書き忘れてしまって申し訳ありません!
    更新なかなかできないのに応援していただきほんとにありがたいです!
    がんばります~!!
  • しろひよ5参加させていただきました!

    こんにちは!
    前回の記事でも少し書きましたが、しろくまとひよこぱんつ5に参加させていただきましたので、ご連絡させていただきます。

    R-18のシリアス4Pです。ほとんどヤってるだけ漫画です…。
    1P目はこんな感じです。





    モノローグだけの話を書いてみたかったので、台詞は一切ありません。
    終始ゼルがポエムってるだけになってます。
    R-18ですが、性器の表現はできるだけ省いてありまして、お耽美系?雰囲気エロ?の感じにしてありますので、汁だくなのは苦手…という方にも読みやすくなってると思います。

    普段はギャグなので、顔とか身体も適当で、キャラを認識できればおkぐらいの気持ちで描いてるんですが、シリアスでエロの場合はある程度『いい顔』の方が感情移入できるかなと思いまして、普段の描き方より丁寧に描かせていただきました。
    サイファーの顔なんて10回以上書き直してるので(顔苦手です)思い入れがあります。
    お手に取られる際に少しでも楽しんでいただければ幸いです。

    しろひよのご案内はこちらになります!
    いつも素敵な企画を立ち上げてくださるくぅ様に感謝です!!
    https://www.pixiv.net/artworks/81610972
  • 小話できました~

    ご無沙汰しています。
    サイファーの誕生日も新年もお祝いできませんですみません。

    なかなかこちらは更新できませんでしたが、今回も参加させていただきますしろくまのひよこパンツの企画の漫画描いておりました~!
    またその件につきましては漫画は完成しておりますので近日中にご連絡させていただきます。


    さて、オペオムもすっかりログインしてなかったんですが、ゼルにLD来てちょっと復帰しました!
    めっちゃつよくなりましたね~!俺式も地球?一周しないけどなかなかいいですね!!マッハキックもいいですね~。
    この調子でドルフィンブロウも是非実装してほしいです!
    しばらくはゼルを使いまくります!
    サイファーとの相性も両方遅延組でなかなかいいのではないでしょうか!(アタッカー2人構成は難しいですがサイファーをデバッファーとして起用するならありかなと…)

    さて、12月までに更新したいと言っていた小話ようやくできましたので更新いたします。
    このお話は多分5年以上前から書きたいと思って温めていた話で、よーーーやく形にすることが出来ました。そういう貯まってる話いっぱいあるんですけど書く方が追い付かないです。
    そういうわけで、普段はほんとにあんまり考えずに徒然なるままに書くんですが、きちんと書こうと意気込んでしまって、どうやって書いていいか分からなくなってしまい今に至るという具合です。こういうのをスランプと言うんでしょうかね…。


    以下小話になります。中編くらいで、あと2回くらい更新になります。
    シリアスです。よければご覧ください~!!






    なんの問題もなかったはずなのに。



    外は夏のはじまりのせいで日毎に日差しが強くなってきている。


    バラムより東北、グアルグ山脈で同じ任務にあたっていたセルフィと俺は、徒歩でガーデンへと帰還していた。


    「あ~もうつっかれた~!」


    セルフィがうーんと伸びをする。


    「徒歩はねえよなあ」


    俺は隣を歩くセルフィに同調するように不満を口から漏らした。
    今回のクライアントはシドの友人であり、また社会的に影響のある任務であったため格安で依頼を受けたとの説明を受けている。
    そういった訳で、今回はいたるところで任務にかかるコストが削減されていた。
    本来なら車の一台でもレンタルできたのであろうが、残念ながらそんな余裕もない。



    「サイファーはんちょとはどうなん?」


    セルフィが軽い口調で俺に問いかける。


    じり…と照らす太陽に、じんわりと汗がにじんでくる。太陽のせいの筈…だ。

    魔女との戦いから1年近くになる。

    セルフィも俺もSeeDとして忙しい日々を送っている。

    その間に、俺とサイファーの間にはちょっとした事が起きた。
    冗談のようだが、サイファーと恋人になったのだ。
    あの戦いの後、FHでフラフラしているところをシドに捕まったサイファーは、再びガーデンへ戻ることになった。
    SeeD候補生として半年間謹慎した後、今年の春のSeeD試験で無事SeeDとして合格し、新たな生活を始めだした。
    俺たちが『そういう関係』になったのは、まだサイファーが候補生だった頃の話だ。
    一時すれ違う事もあったが、戻った記憶を辿って俺たちは共にいることを選んだ。
    しばらくして、皆にもサイファーとの関係の事を告白した。
    のだが、すでに随分と態度に出ていたようで、みんなは『知ってた!』と笑ってにこやかに受け入れてくれた。
    それが俺たちのここまでの話だ。

    俺たちは正直、上手くいってると思う。
    頻繁にお互いの寮部屋に入り浸っているし、以前はひっきりなしだったアイツの女の噂も全然聞かない。
    SeeDに就任してからのサイファーの仕事っぷりも上々で、言う事なしだ。
    その上、きちんと俺との時間も作ってくれる。
    そりゃあ喧嘩することもあるけど、結局あいつのところへ戻りたいと思っちまって仲直りだ。

    そんな何の不満もない生活の中で、ふと湧いた疑問。
    切っ掛けはキスティスのほんの一言。

    「はぁ~…どうしようかしら」

    先日セルフィと共にガーデンの食堂で食事をしているときに、入隊用のパンフレットを広げてため息をついたキスティスがそうボヤいた。
    俺が意味が分からずフォークをかじっていると、セルフィがそっかぁと納得したようにキスティスと共にパンフレットを眺めだす。

    「秋になったら誕生日だもんね~」

    セルフィはそう言って、やっぱガ軍?と首をひねっている。
    俺はそこまで言われて、ようやく意味を理解したんだ。

    今19歳のキスティスは10月になったら誕生日を迎えることになる。
    SeeDの満了は20歳になった時で、20歳になったらガーデンを卒業することになる。
    だから新たな就職先を探さなければならない、という事なのだ。
    ガーデン卒業生の多くは、軍隊関係の仕事に就くことが多い。
    幸いにもキスティスは元教員だし、SeeDとしての実績も十分だから引く手数多だろう。問題ないは無いはずだ。
    そうしてとある事実に気付く。
    それからなのだ。
    俺の心がざわめきだしたのは。


    「ゼル?聞いてるん??サイファーはんちょとなんかあったん?」

    なかなか返事をしない俺に、セルフィがぐいっと首を伸ばして俺を覗き込む。

    「あ、おう。上手くいってる、ぜ。」

    俺は誤魔化すように笑うと、これ以上アイツとの事を聞かれたくなくて、先を急ぐために歩く速度を上げた。


    ■■■


    ガーデンに戻ってからシャワーを浴びて一息付くと、俺は勢い良くベッドへと乗り上げる。
    そうして、帰りがけに学生課から貰ってきたいくつかのパンフレットを広げた。
    ガーデンに募集が掛かっている、各国の入隊希望者用のものをありったけ貰ってきた。
    そのうちの一つを広げて中を読んでみる。
    ガーデンから入隊したときの待遇や、居住地区のこと、昇給の事まで中には事細かに記載があった。
    途端に、漠然としていた未来が急に現実として目の前に現れたようだった。

    自分もいつか、ガーデンを卒業してどこかへ所属しなければならないのだ。
    俺はパンフレットを強く握りながら、ゴクリと唾を飲み込んだ。
    今まで、考えなかったわけではない。
    そもそもいつかは、祖父のような立派な軍人になりたいと思ってガーデンへやってきたのだ。
    むしろ、その未来が近付いて来ているわけだからもっと喜ぶべきだ。
    ずっと大人になりたかったし、強くなりたかった。
    SeeDとしての実績もまぁまぁ残しているし、それなりのところへ入れるであろうという自信もある。


    じゃあ、サイファーは?


    俺の中のもう一人の俺が、そう問いかけた。

    サイファーは悪い意味で有名人だ。今でも魔女との戦いの影響は各地に残っている。
    サイファーの受け入れ先に選べる選択肢は少ない。

    ガルバディア軍は多分ダメだ。あいつは魔女と共にガルバディア軍を指揮した経緯がある。
    魔女の罪が確定され、軍部が政権を握る今のガルバディアは彼を迎え入れることはしないだろう。

    ドールは?SeeD試験の時のサイファーの命令違反がどうなるか。当然、ドールにも報告はいってるだろうし、規律を乱す軍人を受け入れてもらえるのか未知数だ。

    武装放棄してF.H.ってのもあるかもしれない。あそこは流れ者の集まりだから、技術の高い者を拒んだりはしない。
    だが、サイファーから戦いを奪う事が本当に良い事なのかどうか、俺には分からない。

    唯一エスタならラグナの計らいで入隊できるかもしれない。でもあそこはエスタの市民権のある者しか入隊許可が下りないから、サイファーはエスタへの引っ越しが必要になる。
    バラムからエスタは、今でもラグナロクを使用するか、大陸を大きく迂回していかなければならない遠い土地だ。


    遠距離かぁ。と俺は目の前の文字の羅列をぼおっと見つめながら、そう息を吐いた。

    その時、ドンドン!とドアを拳でノックする音が部屋へと響いた。
    俺はベッドの上でビクンと飛び跳ねて、急いでドアの方を向いた。

    「おい!メールも電話もつながらねえ!なにやってやがる、飯行くぞ!」

    居るのは分かってんだと声をあげたサイファーが苛立ったように扉をまだノックしている。

    「わりい!直ぐ行く!」

    俺は扉の向こうのサイファーに聞こえるように大声を出すと、ベッドの上に散乱していたパンフレットを急いで片づけるとドアの前で苛立っているサイファーと合流した。

    学食でのひと時は、いつもどうりだった。
    サイファーが肉を頼んで、俺がパンを頼む。
    それを頬張りながらの、取りとめのない会話。

    「聞いてくれよ、今日の任務がさ~徒歩だぜ徒歩!」

    今日の任務の愚痴を言う俺に、それをへぇ、ほう、と短い言葉で返すサイファー。
    このまま時間が止まってほしいくらいに、平和な日常。
    まだ歩き出したくないんだと、俺の心がひっそり叫ぶ。
    この時間が幸せなんだ。なんてことない時間だ。
    俺とこいつがいて、ただ飯食ってるだけの時間。
    それが、ようやく俺にも理解できたんだ。
    俺は『いつも』と変わらないよう、細心の注意でいつもどうり笑った。


    □□□



    「ゼルせんせい!ありがとうございました!」

    そう言って年少クラスの子供たちが教室を後にする。
    それを笑顔で送った後、俺はひとつため息を付く。
    心の隅っこに常にあるあの気持ち。
    目の端に、備え付けられていたサンドバッグが見えた。
    俺はその不安を忘れるよう、力いっぱい殴った。
    SeeDの仕事に余裕のある時は、年少の子供達に格闘技を教えているのだ。
    戦闘訓練を受ける学園生にとって基礎格闘は年少クラスからの必須単位だ。
    全学生が受けるため、必然的に教える教官が多く必要になるのだが、魔女との戦いの際に多くの教員が辞めてしまい、今のバラムガーデンには格闘を専門に教えられる教員が少ない。
    そういう事もあって、俺みたいな格闘主体のSeeDや上級生なんかが教員のサポートを頼まれる事がよくあるのだ。
    SeeDランクに影響するからしぶしぶやってるって奴もいるけど、俺は心から楽しんでこの仕事を受け持っている。

    殴るたびに雷が落ちるような音が響き渡り、サンドバッグがギシギシと揺れる。
    どんどん力が入っていく。夢中になって殴るたびに、嫌なことを忘れられる気がした。


    「ゼル!ちょっといいかな?」

    無心で打ち込んでいた俺に後ろから叫ぶように大きな声がかけられる。

    「あ、はい」

    俺は弾む息を整えながらサンドバッグを抱きとめると、声の方へ振り返った。
    そこには同じ格闘クラスを教えている正教員の男性が立っていた。
    どこかアーヴァインに似た雰囲気のその男は、温和で笑顔が優しい元SeeD生だ。
    正直、格闘家って感じじゃないんだけど、熱心に子供たちに教えてる姿を知ってるから、俺は結構尊敬していたりする。

    「今日のみんなの成績をまとめてほしいんだけどいいかな。」

    そう言って、クリップボードを渡してくる。

    「了解っす」

    生徒たちの名前の入った紙に、俺は今日のチビ達の様子を細かに記載していく。
    リズムに乗って書き上げていると、ついつい余計なことまで書いちまう。
    今日は転んだとき泣かなかったとか、バンテージの巻き方上手くなってる!とか、些細なことだ。でもいいよな?
    教員が読むだけなんだし、キスティスだって時々、指示書に私信付けてくるし。

    「ゼルはさ、結構楽しいんだ?こういうの」

    「え?」

    いきなり掛けられた言葉にペンを止めて、男を見上げる。

    「すごい楽しそうに書いてたから」

    そう言って、人懐こい笑みを浮かべた。
    心当たりが無くて何と言っていいか分からず見つめていると、男は目を細めて俺を見た。

    「ゼルはやっぱり戦いに行きたいの?」

    「あ、いや、まあ闘うのは好きっすけど、戦争は嫌いですよ」

    戦いがしたくて闘うんじゃない。
    バラムが戦いに巻き込まれた時の不快さを思い出して俺はそう答えた。
    守りたいから闘う。守る力が欲しい。俺は、そう決意したはずだ。
    ああ、でもサイファーだったら戦いに行きたいと言うだろうな、とこんな時でもあいつの事が頭をかすめた。


    「もう先の事は考えてるの?今18でしょ?」

    ドクリと心臓が鳴る。
    今、一番聞きたくない言葉だった。

    「いや、全然…考えてないです」

    俺は正直にそう答えた。
    いや、ほんとは考えてないというのは間違っている。考えないようにしているというのが正解だ。
    理由ははっきりしている。
    あの男との関係が変わってしまうのを。
    現実を受け入れる準備がまだ、できていない。


    「ゼルは教員に向いてると思うよ」

    その言葉に、俺は目を見開く。

    俺が?
    俺が教員に?
    考えたこともなかった。


    「良かったら考えてみて」

    そう言って、成績表頼んだよ~と言い残してその場を去って行った。




    あれから、俺の悩みは二つになった。
    ゼルに悩みなんてあるのか?と失礼なことをスコールだったら言うだろうけど、俺は結構真剣に悩んでる。
    一つは例のアレだ。
    もう一つは俺の将来の事。


    俺は自分はてっきり軍人になるとばかり思っていた。
    でもそれ以外の道もあるのか。
    そう、目からうろこが落ちた出来事だった。

    あれから事務局に行って教職について聞いてみたところ、やはり格闘術の教員に空きがあるとのことだった。
    教員は実技と講義の両方の専門を持たなくてはならない。メインとサブってやつだ。
    俺の場合は格闘術の実技がメインで、一応講義できる科目もサブで持つって感じだな。
    もちろん講義の方をメインで持ってて、実技がサブの奴もいる。
    あとは全教科範囲を平均的に教えられる程度の学力が必要になる。

    事務員のおばちゃんに、「教職目指してるの?倍率高いから頑張ってね~!」と声を掛けられてはたと気づく。
    俺結構乗り気なんじゃん。
    確かにガーデンは気に入ってるし、チビ達教えるのも性に合ってる。
    ここにいればバトルも存分にできるしな。
    軍人になるのも悪くないと思う。でもそうなったら確実にバラムからは離れなくてはならない。
    バラムに軍はない。
    でも俺はバラムの街が好きだし、バラムの近くに、母さんや街のみんなの近くに住みたいと思う。
    そう思ったら、俺の中でなにかがストンと落ちてきた。
    ああ、これだってすぐに分かった。

    俺は教員になるよ、サイファー。



    □□□


    ドクンドクンと心臓が高鳴る。
    しん…としたサイファーの部屋の中に、その音が漏れ出てしまうんじゃないかってくらいだ。
    サイファーはまだ任務から戻って来ない。
    帰還予定の時間からは30分くらい遅れている。
    その連絡を受けたメールには、先に俺の部屋に行ってろ、とそう書いてあった。
    俺が決心したことを、サイファーに話したい。
    デスクチェアに座りながら、取りとめもなく部屋を眺めていると、ハンガーに掛かっているSeeD服に目が行って、胸が締め付けられる。
    もう一つの悩みは、まだ解決していない。

    その時、廊下の方から、ドスドスと重い足音が聞こえてくる。
    サイファーのものだ。
    俺は緊張してるのを見せないように、椅子にゆったりと座りなおした。

    「よう、邪魔してるぜ」

    俺は扉をくぐったサイファーに片手をあげてそうあいさつした。

    「ああ、シャワー浴びてくる。ちょっとまってろ」

    そういうと、さっさといつものコートをベッドにほおり投げるとシャワー室へと消えて行った。

    いつもと変わらないサイファーにホッとすると同時に、緊張も沸き起こってくる。
    俺は椅子の座面を握りしめた。

    すぐにシャワーから出てきたサイファーは、飯を食ってないとかで食堂で買った軽食をベッドの上で齧っている。
    いつもどうり、いつもどうりだと俺は自分を鼓舞すると、きわめて明るく声を掛けた。

    「遅かったじゃん」

    「ニーダがドジりやがったんだ。クソ」

    ああ、そういえば今回ニーダがとサイファーと同じ班だったって言ってたな。
    泣きそうな顔で緊張すると零していたのが先日の事だ。

    「ニーダは実戦久しぶりとか言ってたからなあ。その分の戦力がアンタだったんじゃね」

    「知るかよ。SeeDならきちんとやりやがれってんだ。あれでも未来の操舵手か?」


    その言葉に、ぎくりとする。
    出来るだけ声が振るわないように気を付けて、俺は「あのさ」と静かに口を開いた。

    「俺、教員目指そうと思うんだわ」

    「そうか」

    サイファーはただそれだけを言うと、近くに置いてあったコーヒーに口を付けた。
    まるでなんてことは無い、今日の夕飯の献立を聞いたようなそんな態度だ。

    俺たちの事、気にならないのか?
    俺は、現実を直視することが怖いんだ。
    あんたと離れちまうのが、嫌なんだ。


    「なあ、SeeDやめたらどうすんの?」





    その一言が、どうしても口から出なかった。




    つづく
  • 小話続きです


    お久しぶりです。
    すっかり更新ペースが落ちてしまい反省中です。
    オペオムも完全にログイン勢になってますが、もうすぐサイファーLDくるので、そこでなんとか復帰したいなと思ってます。
    ぶんまわすぞ~!
    推しのイベントくらいは楽しみたいですよね!

    さて、小話の続きがようやく完成しましたのでよければ以下よりどうぞ~!






    「サイファー!?な、なんでここに…?」

    俺は居るはずのない男を凝視すると、自分の格好に気付いて急いでシーツで体を隠した。

    「うるせえよ」

    サイファーは冷たい声で俺の疑問を叩き落とすと、ゆっくりとこちらに歩いてくる。
    そうして、俺のシーツを勢いよくめくった。

    「そんなに女に入れたかったとはなあ」

    俺の隣に転がるピンクの物体に目を遣って、顔を顰めて俺を睨んだ。
    そして、大きくため息をつくと、ベッドの縁へとドカリと腰を下ろす。

    俺は驚きのあまりそんなサイファーを目で追う事しかできなかった。
    だが、先ほどのサイファー言葉がようやく頭に入り込んでくる。
    女?俺が女に入れたいって?
    サイファーが何か勘違いしているとようやく理解すると、俺は前のめりになりながらサイファーに声を掛けた。

    「違うって!これ見ろよ!」

    そう言って、俺は脇にあったピンクのそれをサイファーへとほおり投げた。

    サイファーは不快そうな顔をしながらそれを受け取ると、じろりとそれを観察する。
    すると何かに気付いたようにピクリと目が開いた。
    入り口を見て、女性の形の物でないと気付いたようだ。そして今度は疑問に満ちた目でそれを見つめている。

    「俺いっつも入れられてるから、入れる方の感じってどんなんかなって思ったんだよ!」

    そうサイファーに投げつけると、先ほどごみ箱に捨てたパッケージを拾って、サイファーに向かって開いて見せる。

    『本物完全再現!まるで本当にしているような体験!』

    記載されたキャッチフレーズと共に派手なパッケージがサイファーの前に晒された。

    それを横目で見ていたサイファーは目を眇めると、

    「貸せ!」

    そう言って身体を伸ばして俺の手からパッケージをひったくった。

    「今更…女の子としたいなんて、思ってねーよ…」

    眉間にしわを寄せながらパッケージをなめるように読むサイファーに、俺はぽつぽつとそう零した。

    しばらくして納得したらしいサイファーはパッケージをゴミ箱に投げ捨てると、俺へと向き直った。

    「嘘は言ってねえみたいだな」

    そう言うと、腕を組んで少し黙って考え込んでしまった。
    次に出た言葉がこれだ。

    「アナルがどんな風か試したかったってことだな?」

    「あ、おう…」

    事実だが、改めて人にそう言われると、なんだか恥ずかしい。

    言葉に詰まった俺を見ていたサイファーはベッドの縁に腰掛けたまま、急に自分のベルトを緩めだした。

    「何すんだよ…?」

    サイファーが何を考えているのか分からない。

    「『本物完全再現』かどうか確認してやる」

    真顔でそう言うと、緩めたテーパードパンツから既に立ち上がりかかっているそれを取り出した。

    「え!は?てか起ってんじゃん!」

    何がなんだか分からない俺が驚いてそう言うと、サイファーはフンと鼻を鳴らしながら答えた。

    「お前が自分でヤってるとこ見て平気なわけねえだろ」

    そう言うと、先ほど俺が渡したピンクのそれを自身に押し当てだした。

    それを見て、俺はようやく大事なことを思い出して「あ!」と声が出てしまった。

    「なんだ」

    挿入しようとしていたサイファーが、うるさそうにこちらをみる。

    「お、俺さっき中だししちまって…」

    その事をすっかり忘れて投げ渡していたのだ。
    もちろんサイファーが挿入しようとするとは思いもしない。

    だが、サイファーはなんだそんなことかという顔をすると言葉を続けた。

    「こちとらいつもおまえのモン飲んでるんだぞ。そんな事気にするかよ」

    むしろ興奮するぜ、とそう言って、サイファーはついにぐぷりと音を立てながら熱芯の先をその中に押し入れた。
    途端に中から自分の出した物がこぼれて、俺は居たたまれない気持ちになる。

    「へぇ…なるほどな」

    サイファーは片眉を上げてピンクのそれを見つめた。
    そうして俺のぬめりを借りながらサイファーは奥まで自身を押し入れた。
    全部入れても収まりきらなかったそれに自分とのサイズの違いを意識しちまうのは仕方ないよな?

    そうこうする間にも、サイファーは無表情のまま右手を動かしている。
    いろんな角度で押し上げたり、速度を変えて扱いたりしているのを見て、俺は堪らない気持ちになってくる。
    いつもあの芯棒で押し上げられているのは俺なのだ。

    エロすぎだろ…直視できねえよ…。

    俺は目を伏せて、サイファーに声をかけた。
     
    「気持ち良いのか?」

    「あぁ、まあな」

    その言葉に、ドクリと心臓が強く打った。
    気にしないフリをして、言葉を続けた。

    「ホンモンっぽいのか?」

    「いや、全然違うぜ」

    サイファーはそう答えた。

    二つの答えが何を意味しているか。
    俺との行為は「良くない」って事だ。
    だってそうだろ?
    ホンモン(俺)ではぴくりともしない奴が、ホンモンと全然違うアレが気持ちいいっていったんだ。

    やっぱり身体の相性って奴があったのだ。

    「そうかよ」

    俺は、声が震えないようにするのが精一杯だった。
    サイファーがどんな顔をしているのかなんてもう恐ろしくて見れない。

    だが、サイファーは敏感にも俺の変化に気付いたようだった。

    「おい、何青くなってやがる」

    そう言ってピンクのそれから自身を抜くと、様子のおかしい俺をのぞき込んだ。
    だがそのサイファーを避けると、俺は心に浮かんだその一言を口からこぼした。

    「やっぱ、ホンモンよりいいのか?」

    力ない言葉だったと思うが、サイファーは意味をくみ取ったようだった。
    俺の顔をぐいと持ち上げて、無理矢理自分の方へ向けさせた。

    「俺の知ってる本物はお前しかいねえけどな」

    そう前置きして、再びピンクのそれを手に取ると、自身へとあてがった。

    「いいか、まず一番違うのは温度だ。お前は体温高いからな。こいつは冷たすぎる」

    そう言うと、再び先端を中へ押し入れた。

    「締まりはまあまあだが、お前のとは全然違う。体鍛えてるお前のここは喰い締められるくらいすげえぜ」

    そう言うと、俺が入れてすぐにノックアウトされそうになった部位に出し入れしている。
    目の端でそれを見て、ついに俺は股間がはっきりと熱くなるのを感じた。
    だがサイファーは至って真剣だ。

    「中もまあそれっぽいが、腹圧が全然ねえな。ただのやらけえ筒に出し入れしてるみたいで面白くねえ。俺が入れると押し戻そうと抵抗する圧力がいいんだがな」

    そう言うと、顔色も変えずに続けた。

    「最後にこれだ」

    そう言って、押し入れた筒の奥をぐいと押し上げた。
    外側のピンクのシリコンが、サイファーの押し上げを受けて盛り上がる。

    「この奥が無い。この奥に狭くて吸い付くようなとこがあんだよ。感じてるとガンガン絡みついて窄まる、お前の一番好きなとこだ」

    サイファーは分かるだろ?と言わんばかりにこちらに話をふってくるが、全く心当たりがないので答えに困ってしまう。

    「そ、そんなとこあんのか?」

    俺は思った通りを言ったのだが、サイファーは俺が羞恥から話をはぐらかしたと思ったようだ。

    「よく言うぜ。奥に入れてちょっと揺すってやるだけで声にならねえくらい感じてやがるくせに」

    サイファーはからかうようにそう言うと、ゆっくり自身を筒の中から抜き去った。
    充血して熱くなったそれをちらりと見てしまった俺は、サイファーのからかいもあってカーっと身体全体が熱くなった。

    サイファーはというと、さて、と一呼吸おくと、俯いたままの俺をそのままベッドへ押し倒した。

    「それで?なんで『本物』を確認したくなったか聞いてなかったな」

    ぐいっと顔を近づけると、口をつぐむ俺のそこをぺろりと舐め上げた。

    「言わねえなら酷くなるぜ」

    サイファーはそう言って、時折見せる残酷な表情を浮かべた。
    この顔をしたときのサイファーは、大体激戦帰りで興奮していたり、嫌なことがあったときのもので俺も何度か被害にあったことがある。

    俺が何と言おうか迷っていると、サイファーが俺の首元に噛みつくようにキスを始めた。
    そうしてそれは次第に下におりてきて胸の辺りを舐め上げ始めた。
    サイファーの過剰な責めたてが始まりつつあった。
    これは素直に従った方がよさそうだ。
    俺はそう判断すると、胸元のサイファーに声をかけた。

    「だってよ、あんた…俺としてても全然良さそうじゃなかったからよ」

    小さな声でそう言うが、サイファーは答えを聞いても動きを止める気はなかったらしい。
    キスは乳首へと達し、そこを舐め始めた。

    「あ…」

    先ほどのサイファーの自慰を見て熱くなりかけていた身体についに火がつきだす。
    それを知ってか知らずか、サイファーはベッドの隅でほったらかしになっていたローションを手に取ると、俺の後ろに指を入れ始めた。

    「っ…ぁ…」

    巧みに後孔を責められ、俺はすっかり降参状態だ。
    ちらりとサイファーを見ると、あいつのソコも臨戦態勢のままで、入れる気なのが分かった。
    何度も後をかき回されて、ついにサイファーが覆い被さるように挿入を開始した。
    俺のアナルに挿入の圧力がかかる。
    サイファーが言っていた『喰いしめられるくらい凄い締め付け』というやつだ。
    なんとか力を抜いてそれを逃がすと、挿入を果たしたサイファーが俺に声をかけてきた。


    「やっぱ本物は違うな。気持ちいいぜ」


    思いがけない言葉に、俺は素っ頓狂な声で返事してしまった。

    「え?」

    「俺が良いかどうか知りたかったんだろうが」

    サイファーは少し不満そうにそう答えた。

    「あ、おう。あんたいつも眉間に皺寄せてるし…いまいちなんかなって」

    それを聞いたサイファーは、はーーと深い溜め息を吐く。

    「なーーーにがイマイチだコラ!イキそうになってんの歯ぁ食いしばって堪えてんにきまってんだろが!!」

    「!」

    俺は驚いて目を見開く。そしてとっさにもう一つの疑問が口をついた。

    「だ、だって全然イかねえじゃん!?」

    「何いってんだ、イってるに決まってんだろ!お前、最後訳わかんなくなってる事が多いから記憶が飛んじまってんだよ!」

    そう大声で言い切ると、サイファーは腰を動かし出した。

    「よーーーくわかった。今日はきちんと分からせてやるからな!」

    そう言うと、俺の弱いところを責め出す。

    「あ!…ああっ…!」

    その日、俺はなかなかイかせて貰えず、焦らされ記憶もはっきりしたまま、サイファーの『どれだけ俺の中が気持ちいいかという感想』という名の言葉責めを聞かされて、存分に悶えてのたうって、そうして最後に吐精を許されたのだった。



    □□□


    すっかり日も傾いた頃、俺はベッドからむくりと起きあがった。
    隣にいるはずのサイファーはそこにはおらず、とりあえずホッとする。
    そうして再びベッドに身体を預けると、先ほどは凄かった…と記憶を反芻する。

    結局、全て俺の勘違いだったのだ。
    最中のサイファーはいつもとは違い(いつもは俺の記憶がないだけかもしれないけど)、俺が妄想した通り、切なそうに快楽に身を浸していたし、確かに何度も達していた。
    そこまで考えて、ふと中で出されたことを思い出す。
    急いでそこを確認するが、すっきり綺麗になっていた。
    よく見ると隣にはピシッと整ったシーツと脱ぎ散らかしたはずの服が畳んで置いてある。
    いつもは全然気付かなかったが、今日はその事にようやく気付くことができた。
    よく考えれば、俺が寝ている間に、サイファーはいつも処理をすませてくれていたのだ。

    サイファーを信じきれなかった自分が不甲斐ない。
    オナホで試そうなんて考えた自分が浅はかだったのだ。
    そういえばあのピンクの物体はベッドからなくなっていた。
    おそらくサイファーがベッドを片づける際に廃棄したのだろう。
    本当に申し訳ないことをしたと肩を落とす。

    俺はベッドから立ち上がると、リビングへ行くために畳まれていた服を身につけようとした。
    その時にふと違和感に気付く。
    いつもローションの入っているベッドサイドの棚の扉が少し開いていたのだ。
    サイファーが閉め忘れたのか。
    何か妙な予感がしてそっとそこを開けてみる。
    するとそこには、ローションと共にあのピンクの物体がしっかり洗って保管してあったのだ。

    「今晩それ使うからな。捨てんなよ」

    背中にかけられた声に驚いて振り返ると、先ほどと同じようにドアにもたれたサイファーが、戸棚を見て驚く俺にそう声をかけた。
    そうして手を筒の形にして、ニヤニヤと笑いながら、上下に動かして擦るマネをする。

    間違いなく、俺に使う気だ、あいつ。

    俺は先ほどの気持ちを訂正すると共に、ちょっとした興味でこんな物を買ってしまったことを深く後悔したのだった。

    おわり



    ゼルとサイファーを穴兄弟にしたら面白いかなと思って作った話です。
    最後はきちんと行為を書くつもりでいましたが、短編のつもりが意外と長くなってしまったため短めでまとめてあります。
    次回は中編くらいのを書きたいと思っておりまして、10年くらい前から書きたいな~と思っていた話になります。
    ほんとは話の展開と相まってサイファーの誕生日に完成させたいのですが、今のペースでは無理そうなので大幅にずれ込む予定です…。

    早いうちに手をつけたいと思います~。





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    拍手押してくださった方ありがとうございます!
    なかなか更新できず申し訳ないですが、やる気はいただいております!ありがとうございます!!
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