名前:カチュア・エルプリズン
異名等:魂砕きの魔女・雪山の劇団長・"全"形遣い
種族:人間……?
性別:両性具有・肉体はやや女性より、精神はやや男性寄り
年齢:不詳
身長:167cm
体重:0kg(常に浮遊している)
スタイル:一般体型・胸は大きめ
参加作品:百合鏡
台詞等:
「やあ、まあそんな硬くならずに。形式ばったのは苦手でね」
「私かい?なあに、善良な人形屋さんさ。カチュアちゃんって呼んでもいいんだぜ?」
「やめたほうがいいと思うよ?魔女との取引なんて、そんな気軽にさあ」
「戦うのは苦手なんだけどなあ……だからさっさと終わらせようね」
「――では始めよう!最高の舞台って奴をさあ!!開演時間だ、《ミニチュア・ガーデン》!!」
髪:M字前髪+ウルフ系跳ねっ毛 透き通った氷のような水色
体:柔らか女体、胸と↓は大きめ
肌:人形のように白い肌
頭:黒ベレー帽に青鈍色のリボン巻き
目:妖しいアメジスト色・ハイライトなし・くりくりしたおめめ
首:リボンと同色のネクタイ 結構ゆるゆる
胴:薄手のノースリーブ黒ワイシャツ 第二ボタンまで外してる
背:暗い紺色のマント・背中とマントの間から2対4本の人形の腕が伸び、コルセット状に腕組み
腕:黒い長手袋、さらつやのサテン系素材
手:細い操り糸が五指から伸びている
腰:黒のプリーツスカート 膝上15cmくらい
足:柔らかそうな素足
下着:スカイブルーに白い髑髏の手で下から支えるようなデザインのブラ・スカイブルーのローライズショーツ
アクセ等:両耳からぶら下げるタイプの三日月形銀ピアス・魔力充填用のハーブ煙草
その他:マントの裏地に宇宙のように星が煌めく
性格・特徴:人形師・自由奔放・演者・飄々・だらけ癖
【箱庭世界】と呼ばれる世界を統べる魔女。ポワゾンと同格で、三魔女のうちの一人。
生物無生物問わず、生命・個性・特性などを具現化した「魂」を抽出する力を持ち、
それを容易に変成・分割・結合・破壊出来る。肩書きの"魂砕きの魔女"はその能力に由来している。
変成されれば個性は変わり、破壊されれば能力や生命を失う。生殺与奪を自在に操る、恐るべき魔女。
尤も、魂の多くは破壊されずに丁重に保管され、新たな力を与えたり、逆に分割して他者に分けたりといった風に
箱庭世界の「管理」の面で多く使われている。これによって殺害や無力化する事は稀。
ポワゾンが「存在の死」、フィルロズが「存在の誕生」を司るなら、カチュアは「存在の運命」を司っている。
→《毒啜りの魔女》ポワゾン・トリスタン
→《呪具現の魔女》フィルロズ・ハーロット
魔女としての力とは別に、「人形遣い」ならぬ「全形遣い」としての力を扱う。
これは「魂」で自身に付与した後天的な能力であり、要は生きた他人や無機物、動物から魔力などにまで
糸を通して操るという力。文字通りほぼ何でも操れるから"全"形遣い。
戦闘においてはその辺の資材と魔力と自身の保有する人形パーツを組み合わせた人形を即興で創り上げて戦わせる。
能力やその戦い方から分かるとおり、本来は非戦闘員。本人の戦闘能力は基本的に低い。
性格は自由奔放な常識人。あくまで"魔女の中では"常識的というだけ。
能力の隠れ蓑兼趣味の人形師としては真面目にこなすが、それ以外は基本的に怠惰の一言で、
護衛の少年や買い付けた奴隷との爛れたり爛れてなかったりなだらだら生活を好む。
思い立ったように旅行気分で異世界に行ったりするが、基本は自身の保有する屋敷から出ずに過ごしている。
要は「引きこもってるから悪い事しない」「護衛の少年といちゃついてる間は安全」。
逆に護衛の少年がいない時や、出先で人形を破壊された時の荒れっぷりは酷い物で、凶悪の言葉に尽きる。
それでも"常識人"の扱いを受けるのは他二人が飛びすぎているせいだろう。
【箱庭世界】においてはサドレス雪山頂上付近の黒い屋敷を居住地とし、日頃は少年や人形と共に怠惰に過ごす。
また、この屋敷自体が次元を移動する操り人形であり、常に吹雪いている山の中では移動する屋敷を捉える事は難しい。
サドレス雪山には化物が多数徘徊している為、無事に屋敷へと迷い込むものは少ない。
むしろそこまで辿り着けた者には、魂を操り何かしらの能力を与えて山の麓まで送り返す事もある。
上司が嫌いで、指令があると護衛の少年と共に屋敷もろとも即効別世界へ逃走する。
一方、指示がない限りは自動化した管理により平穏を保とうとする為、逆に指示を与える方がダメなタイプ。
別世界では少年を侍らせて観光、時々人形屋を開いたり、劇団に加入して舞台を賑わせる。
また、稀に魔国イルデンへと赴き自身の作った生き人形を召使として上級魔族に卸したりもする。
魔女の結界《ミニチュア・ガーデン》では客席を360度取り囲む巨大な舞台が待ち受ける。
誘われた者は無限に現れる人形達による最大級のもてなしを受けることになる。
スポットライトを浴びながら無数の舞台装置と尽きない軍勢、隙あらば人形にしようとする魔女の糸を退けながら戦う。
それは無数の魂を見続けてきたカチュアが求める、「世界を相手に戦う最高の英雄」の演目なのかもしれない。
とある世界では《魂の檻》というギルドを立ち上げ、冒険者の斡旋を行いながら迷宮の探索と自身の手駒を増やしている。
主に魔物に捕まり生きていた、即ち「苗床」の類を好んで引き上げ、ぐずぐずの魂を調えて配下や奴隷にしている。
大抵は本人が諦めた生命の為冒険者としては使い物にならないが資金源にはなるし、
そうでない場合は非常に優秀な冒険者となる。趣味と実益を兼ねたいい仕事だよ、と魔女は笑う。
護衛のシノビ、コノハもこの世界からギルド立ち上げ初期の頃に拾い上げた。
命を救われた大恩をその魂を捧げることで返す事にしたこの少年は、
幸か不幸か魔女の好みの魂だった為、カチュアの懐刀として雇われそれ以来共にいる。
なお、護衛として雇うに際して凄まじい改造と試練、あと好みだったので愛(肉体も含む)を与えたりと
割と色々エロエロやった。今でも溜まってくるとする。
なお、現在はコノハを別世界へ派遣し、その成長を見守る段階へとシフトした。
引き続き自分の手元に残る事を望む一方、狭い世界で満足させるのもなんだしと送り出す事も望んでいる。
複雑な乙女心が暴れ散らかし、その分今は腑抜けてしまっている、とか。