名前:シェント・アーエン
異名等:太古の流体
種族:ジェリー
性別:無性別・擬態時は可変だが両性具有状態はほぼない
年齢:400歳以上・擬態時は16歳くらいの姿を好む
身長:擬態時30~300cm(可変)148cm前後を好む
体重:28kg
スタイル:可変流体・少年少女趣味
台詞等:
「我はシェント。シェント・アーエン。太古より生きるジェリー族の生き残りよ」
「生存こそが我の全て。死ぬ訳にはいかんな、少なくともこの場では」
「戦闘は苦手なのでな、我は退かせてもらおう。我を捕まえる?貴様らには不可能だろうよ」
「どうしても我を捕えるというのなら――貴様を殺す事で我は生存するとしよう」
「……貴様、今何と言った?スライムだと?あんな下等な下水のぬめり共と我を一緒にするんじゃあない!!」
髪:群青色のショートヘア(毛先に行くほど青が深くなる・人間の髪から水滴が常に滴っているような見た目)
体:細身で平坦
肌:空色のゲル体
頭:髪色と同じ舌にピアスのように小さな赤い宝石
目:右目はエメラルドグリーン、左目はガーネットレッド、ツリ目
首:なし(人間に比べて細い)
胴:白いマイクロビキニ(胸部布地二等辺三角形×2)
背:なし(水着の紐)
腕:ゲル製のリング(青・水流のように回転)
手:なし(5本指、攻撃時は一元化、伸縮、鋭化して突き刺すなど)
腰:白いローライズビキニ(鼠渓部ラインが見える程度)
足:なし(指無しの足)
下着:なし(常に水着など最低限の布or全裸)
アクセ等:なし
その他:左目が核・女性擬態時は平坦・男性擬態時は短小
性格・特徴:ゲル娘・神経質・逃げ足速い・生存特化
太古の昔から生きてきたと自称するゲル娘。正確な種族名はプリミティブジェリー。
スライムとクラゲの間のような種族で、しかしクラゲと違って海では暮らせない面倒な種族。
海に入ると際限なく水と混ざり合い崩壊して死ぬとは本人の弁。でもプールや川は普通に泳げる(?)らしい。
ジェリー族自体はその体の味が良く、他の生物に長きに渡って狙われた結果ほぼ絶滅しており、
各地に点々と残るジェリー達の中ではシェントが最年長。それでもシェントは寿命から考えると"年若い"部類らしい。
ちなみに知名度の都合上勘違いなどで散々煮え湯を飲まされた(らしい)為にスライム族を目の敵にしており、
「下等な下水ぬめり」と呼んで嫌っている。なのでスライム娘と呼ぶとキレ散らかす。
ゲル娘はセーフ。ジェリー娘だと頷く。なお無性別なのでゲル少年やジェリー君などでも良い。スライム呼びはダメ。
生命としての本能か、こと「生存」に関してのこだわりが非常に強く、僅かな危険でも感知すれば即座に逃げる。
逃走と危険回避に関しては全力で行い、またその為ならあらゆる手段を惜しまない。
分裂・自爆・自己圧縮などの体を張ったものから擬態・会話・世界渡りなどの技術どころか魔術的なものまで身につける。
細かい作業をこなしたり、人間の作った道具を扱う為に手には指があり、泳ぐ際には指の間に膜を張って泳ぐ事もある。
一方で大地を踏みしめ掴み蹴り進む必要性がない(ゲルに戻って流れるように動いたほうが速い)為足には指がない。
足を結合して人魚のように泳いだり、人間のダイバーが使うフィンのような形にするなど変形できる体を存分に活かしている。
暗闇でも輝く赤い左目がシェントの核であり本体。長年の生活で体内に取り込み溶かした無数の宝石晶石でコーティングされており、
強度は非常に高い。また、舌先に仕込まれた宝石は"カーバンクルガーネット"と呼ばれる希少性の高い守護石で、
その魔力によってコアを強く守っている。まず舌先の宝石をどうにかしないと核を傷つける事は難しい。
素早い動きに強力な守護石、そして核自体の頑強さでその命は守られており、滅多な事では核どころかゲルの体に傷をつけることすら難しい。
元居た世界では美しい湖に棲んでいたが、日頃は大人しいはずの化物が山から下りてきたのを発見、即座に逃走。
以後、流浪の旅を続けている。元の棲家に近い森や湖など、自然が多く環境的に綺麗な場所を好んで一時的な住処とする事が多い。
他には人の住む村の傍の水場などに身を潜める事も多く、会話によって自身の安全性を説くなどして暫く過ごす事もある。
定住できる棲家を探してあちこちを旅しているが、どのような場所でも何かしらトラブルが起き未だに安住の地は見つかっていないようだ。
関わりあう頻度の都合などから、いつもは人間の姿を模り過ごしている事が多い。
但し肌色髪色は魔物のソレである為、初対面では警戒される事も多々。勿論攻撃されると即座に反撃しつつ逃走する。
会話による説得を覚えてからはある程度人里近くでも過ごせるようになったものの、
自分の水分を吸い取る「服」という文明を嫌っており、人間の体に擬態している状態では全裸、或いは説得の後に着るとしても
布面積の小さい衣類を身に纏う程度の事しかせず"教育に悪い""性的に問題しかない""結婚してくれ"などの理由から追われる事も多い様子。
男女の姿を問わずそれなので青少年のなんかが危ない事も過去に何度かあった。本人は"良質な食事"としてありがたく頂いていた。
ちなみに食性としては雑食。フルーツの類を特に好む。酒は呑んでも体に混ざるだけだが"燃料"として逃走用に確保する事はある。
全身可変のその体で、擬態時は主に少年少女の姿を好んで模る。理由は単純でウケがいい(≒生存率が高い)から。
一方で服を嫌う性格上、ビキニ姿の少女から少年に変化しても水着はそのままだったり、その結果色々はみ出てたりと
割と社会的に危ない部分には無頓着。かつては全裸で徘徊していたのが水着を身につけるだけマシになったと言うべきか、
或いは変に布切れを身につけてしまったが故に妙なフェティッシュさを発揮してしまって危なくなったというべきか。
しかしそれで寄ってくるアブナイ人は大抵の場合"餌"になるので問題はない、とは本人の談。
安住の地を探す旅の過程でテリメインと呼ばれる海だらけの世界に漂着。
少女の全裸姿で闊歩していたら管理協会にしこたま叱られ、渋々最も布面積の小さい白い水着を身につける事に。
その後支給された"スキルジェム"と呼ばれる宝石により自身の周囲に泡の膜を張り、海の中でも生きる術を手に入れた。
穏やかな環境から永住を考えたが、人の少ない場所を求めて探索していた所炎が吹き上がる海に到達。
イフリートと呼ばれる魔神のようなモノなどの存在を確認し、またあまりの熱量に滞在を断念。
生息する化物の強さなども考えると穏やかな環境もやがて呑まれるだろうと考え、そのままテリメインから離脱した。
その後は行方知れずになっているが、時折すぐ逃げるスライム娘に出会ったという報告が上がっている為未だ生存はしている模様。
安住の地を見つけるまで、彼(彼女)の旅は終わらない。