名前:テイル"T"テオグリフ
異名等:病魔
種族:人間
性別:女
年齢:13……?
身長:148cm
体重:38kg
スタイル:健康しかし貧相
台詞等
「おはよう!いい天気だし……お散歩に行ってこようかな」
「私も、少しは役に立ちたいんだ。だから、あなたについていくね」
「病魔の力、見せてあげるよ……!いけっ!」
「貯金少なくなってきちゃった……そろそろ戦場に行こうかな……?」
「ん、おいしい♪ね、リュカも一緒に食べよう?」
髪:柔らかな黒髪ショート、左目隠れ
体:全体的に貧相、manaita(成長性なし)
肌:やや白いが健康的な肌色
頭:(日差しが強い時はローブのフードを被る)
目:明るい翡翠色
首:白いネクタイ・先端に黒のV状ラインが2本・根元に小粒のアメジストブローチ
胴:帝国製の黒軍服と裾の無いローブを合わせたようなゆったりめの服
背:帝国製の儀礼軍用マント・肩に金の肩章
腕:(着脱可能なローブの袖)
手:素手(戦時は白の手袋)
腰:青系のミニスカート、黒のスパッツ
足:使い込んだ茶のロングブーツ。かなり頑丈
下着:キャミソール+シンプルなパンツ・上下白
アクセ等:星空を閉じ込めたような小瓶のネックレス(服の内に隠している)
その他:大抵の場合黒い表紙の大きな本を抱えている
性格・特徴:仲間思い・行動力がある・明るい・線が細い・足が速い・恨み深い・拷問吏
箱庭世界出身の少女。早くに母を亡くし、父は自殺、兄は失踪と中々な過去を持つ。
消えた兄を追って砂漠に飛び出し死に掛けていた所、「黄金の門」を通ってとある世界の帝国に辿り着いた。
初めこそ自暴自棄気味に生き、さらには厄介な体質に悩まされていたものの、
帝国傭兵として過ごす内に生きる意味を見出し自らに宿った病魔の制御に成功。
以後、帝国傭兵として長く過ごした。その割に見た目は少女然としているが……?
戦闘時は「病魔」と呼ぶ能力を行使する。これは"あらゆるものの調子をおかしくする"能力であり、
その効果は生物は勿論無機物、細菌や微生物、果ては"法則"や"概念"、"感情"にまで及ぶ。
距離が近いほど、テイルの意志が強いほど、その能力の強度は加速度的に上昇する。
人間にかければ熱病と低体温症を同時発症しつつ肺炎に苦しむなど、外道そのものな能力であるが、
基本的にテイルが殺さないように調整("病気"という状態に病魔を発動させるなど)する為に幸い死ぬ事はまずない。
帝国到着直後は周囲3m程度の生物に強制発動する能力だった上、病魔の力が自分自身にも効果を及ぼす為に
万年体調不良に悩まされていたが、意志を強く持った上で克服する事に成功し以後はしっかりとコントロールできている。
なお対処法は、とにかくテイルの感知範囲外に逃げる事。それでも、恨みの意志が強ければ逃げられはしないのだが。
抱えている黒い本は生きた魔書であり、名を「ブレインデッド」という。非常に口喧しくさらに口が悪い。
"読んだ物の記憶を食う"という魔書を読んだテイルだったが、その際に記憶に病魔が混入。ブレインデッドは大いに苦しみ、
こんなクソまずい記憶食ってられるかと吐き出した。が、病魔は内部に残留しそれを盾にテイルに服従させられた。
以後、テイルと共に帝国で長く過ごす内に餌にしていた人間に興味を持ち、仲間の一人として改めてテイルに仕える事になった。
しかし口喧しさと口の悪さは変わらず、しょっちゅう表紙をばしばし叩かれたりしている。悪友に近い存在か。
時折単独行動もしているようだが、浮くし転移するし一般本と摩り替わったりするしで捕えるのは非常に難しい。
箱庭世界ではこの能力を恐れた父によって監禁を受け、檻の中で拷問(という名の実質処刑)を任されて(という名の放置)いた。
幼い頃からその扱い故に、多くの人間の病で酷い状態の死体を見ていたことでグロ耐性が非常に高く、
さらに病魔自体が自身への病を妨げる為に今や完全健康体。真冬に全裸で外にいても風邪を引かないくらいに。
一方で病魔に侵されていた体は健康体になったとはいえ細身で、物理的衝撃には非常に弱い。能力以外は大体一般的な少女。
テイルは「箱庭から抜けた者」である。箱庭世界出身者は全員魔女の呪縛によりいずれ箱庭に引き戻される運命にあるのだが、
イレギュラー的に抜け出したテイルに興味を持った魔女ポワゾンの助けを受け、
その助けを元に魔女カチュアの依頼をこなしたテイルの恋人への礼として、箱庭史上初めて魔女の呪縛を解かれた。
現状ただ一人の箱庭出身かつ生きた人間であり、魔女達の注目度は非常に高い。
また、「折角助けたんだから死なせるのは惜しい」という理由から魔女2名からの加護のようなものを受けている。
日頃は散歩したり読書を嗜んだりお友達と遊んだり恋人の少年とイチャついたりしているが、
金銭面に不安を覚えるととりあえず傭兵やっとくかくらいの気持ちで従軍したりする。
鎮圧さえすればいい現場は病魔のお陰で非常に楽で、ふらりと戦場に現れては病に侵して去っていく。
それでいて彼女自体は死人を出さない為、都市伝説として大仰に語られる事もあったりして本人は赤い顔で冷や汗を垂らしている。
時折狙撃されたりするものの、黒い本が盾になったり、突然湧き上がった影が防いだりと無傷で済んでいるようだ。
帝国にて五大国の戦争へ傭兵として参戦。しかし繰り返される戦いの中で知り合ったとある少年と恋に落ち、一時期傭兵を辞めていた。
数度の"巡り"の中で少年と共に住むようになったが、現在地は不明。恐らく帝国内に居るだろうがその姿を見た者は僅か。
一方で銀髪の吸血鬼に誘われて異世界へ渡ったとも、大切な友達及び恋人と共に仲睦まじく暮らしたとも、
次元の狭間に消え失せたとも、失意の内に戦死したとも、あらゆる噂が絶えないが真相は不明のままだ。