各種人物紹介

  • ニェニェトト

    名前:ニェニェトト
    異名等:蟲の竜姫・(自称)アイドル
    種族:魔族
    性別:女性
    年齢:14
    身長:142cm
    体重:52kg
    スタイル:絞ったスレンダー体型

    台詞等
    「にぇにぇ~★(挨拶)どこでも元気に過ごすアイドル!ニェニェトトちゃんでーっす♪」
    「ふっふっふ、誰が立ち塞がっても!ニェニェトトの歌は止まらないっ★ミ」
    「右、右、ターンしてステップ。左、左、ターンしてポーズ。次は~……」
    「んー?ニェニェトトはほら。ふつーの人間だったら片手で折れるから。ぽきっ✿」
    『どんなに過酷な運命でもーっ♪私が!この手でッ!捻じ伏せてー!……アゲル♪』

    髪:白銀色のびょんびょん跳ねっ毛・つむじ近くから触覚のように太いアホ毛が2本
    体:少女然とした細めの身体
    肌:やや青寄りの紫色の肌
    頭:骨を模したヘアピン
    目:赤いくりくりした瞳
    首:白いビニール製?ケープ
    胴:黒く袖がとても長いミニチャイナ
    背:黒い竜の翼・皮膜は紫
    腕:4本指のごつい竜の腕(普段は長袖で隠れている)
    手:伸縮する鋭い爪が指ごとに
    腰:なし
    足:黒のぺたんこストラップシューズ
    下着:はいてないつけてない
    アクセ等:両頬と腿の外側の一部に桜色の鱗
    その他:二の腕から先が竜の腕で頬や腿のまばらな鱗と違いびっしりと桜色の鱗で覆われている
    性格・特徴:アイドル・元気・めげない・ノリで生きてる・怪力・憧れ・毒耐性

    世界を股にかける自称アイドルな魔族の少女。区分で言えば竜人、もしくはドラゴニュートと呼ばれる種。
    マイクを片手に身軽なステップと翼の羽ばたきで愛らしくもダイナミックなダンスを披露する。
    人類、或いは他種族にも分け隔てなく接する一方で、立ちはだかる障害は叩き潰して通るタイプ。
    その性質と自称している職業から交流範囲は広いようで狭く、気の置けない友人がいないのが専らの悩み。
    日頃はアイドル稼業に精を出すほか、スイーツを求めてお散歩したり、体型維持の為にスポーツに精を出す。
    明るくノリが良い為にそこそこ好かれるタイプではあるのだが、後述する能力と竜の腕は明らかにアイドルっぽくなく、
    本人もそれによって数少ないファンが離れることを恐れている。故にいつでも長袖を着用し、人前で脱ぐ事はまずない。

    竜の血脈の影響か大変な怪力をその身に宿し、隕鉄の装具をやすやすと握り潰す。
    「大抵の人間は片手で折れる」とは本人の弁。竜の腕ゆえに握力が特に強いが、蹴りも鉄骨をひしゃげさせる位には強い。
    ただし竜の腕と違って生身の足でそういう事をすると痛いし傷になったら困るのであんまりやりたくない。
    一方腕や頬、腿の一部など鱗がある部位はおいそれと傷付かない程度には頑丈。また、頬と腿の鱗は剥がれやすいがすぐ生える。
    他、魔族の能力として『歌で虫を操る』能力を所持。召喚・操作・返還も自在な様子。
    巨大な百足を呼び出し、その頭上で歌って蟲の群れに指示する事もあり、その様から『蟲の竜姫』の異名を持つ。

    戦闘時は歌で呼び出した蟲を敵へ向かわせたり、特殊な素材で作ったマイクをパフォーマンスとして叩きつけたり。
    自慢の怪力を誇る竜腕と、そこから生える強靭な爪によって敵を引き裂いたり貫いたりもできるのだが、
    あくまでアイドルである事を重要視している為人前ではあまりやらないもしくは隠れてやる。
    ちなみにバレた時はてへぺろっ♪ってして誤魔化そうとする。
    身体能力は竜ゆえにかなり高め。怪力もあってまともにぶつかれば大抵は負けない。
    一方で若さもあり、武術の類はまるで覚えていない。その為、戦闘技術の差で押されると弱い。
    そのほか、翼もあるので空からの攻撃も出来るのだが、ミニチャイナの上普段ははいてないので、まずやらない。
    一応アイドルだし衣装時は前張りやニプレスはつけているが、当然見せないし恥ずかしいし。その辺は常識的。

    アイドルになる以前は【箱庭世界】の魔国イルデンに住んでいた。
    幼くして両親を亡くしたニェニェトトを守る者は誰もおらず、下層居住区での生活を余儀なくされた。
    下層居住区は弱肉強食の世界であり、まして魔族は見た目で侮る事は出来ない為例え少女であっても誰一人として容赦はしない。
    ニェニェトトもあと一歩で殺され、下級魔族の餌になる所だったのだが、そこに『箱庭の魔女』がひとり、
    ポワゾン・トリスタンが通りがかる。気まぐれな毒の風はその毒で迫る下級魔族の群れを皆殺しにして少女を救った。
    ニェニェトトはその美しくも狂おしい毒の舞を特等席で見てしまった。そして、心底惚れ込んでしまった。

    その後消えた魔女の後を追って国を飛び出し、その動きの元とは何かと調べる為に霊国ユファンの図書館に入り浸り。
    そして、"舞と詠唱という二つを併せ持った職業"という情報を頼りに調べた結果、……なぜか"アイドル"に辿り着いたのだった。
    以降は本の知識を元にダンスを練習し、歌い続け、その過程で能力を発現させ、ユファンの幻霊族相手に練習の成果を披露し、
    珍しい物好きの幻霊は大喜びでおひねりを投げ、その金で生活基盤を整え……と、徐々にアイドルとしての下積みを開始。
    そのまま拠点としたユファン内で名が知れた頃、その騒ぎの様子を確認しに来た魔女ポワゾンと再会。
    周囲の幻霊達が慄く中、第一声として「お姉さま!!」を浴びせかけ、驚く魔女に雨中で精一杯の歌と踊りを披露した。
    最後まで踊り、歌いきり、雨音だけが辺りを満たし、ニェニェトトが頭を下げ、それからようやく魔女は笑い、拍手を送った。
    以降、この魔女はニェニェトトをいたく気に入ったようで、何かと世話を焼いてもらっている。よかったね。
    ちなみにお姉さまと同じものが飲みたい!!!!とポワゾンの尾から滴る毒を無理矢理飲んで死にかけたり、
    またそれと同じような事を何度も繰り返してポワゾンに毒治療されたせいか、ニェニェトトも高い毒耐性を獲得した。愛である。

    ソレナリ世界では魔女ポワゾンに連れられて現地入り。現地の生物ワァイを雇い、放送機材を調えて「NNTT-RADIO」を放送開始した。
    電波や蟲の声に乗せてあちこちに自身の声を届けている。尤も、その声に耳を傾ける者が何人いるかはわからないが。
    元気に世界を踏破しながら放送し、最新情報をいつでもどこへでもそして何度でもお届け。
    そのラジオでは多数のCMも流れ、時には異世界のCMや電波が届くこともあるとか、ないとか。
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