ああ! 膝蹴り! 膝蹴り!
ほんとうの膝蹴りがしたい!
みぞおちの奥にくいこんで
背中から突き抜けてしまうような
あの鋭い膝蹴りをもう一度!
ああ! 膝蹴り! 膝蹴り!
ほんとうの膝蹴りのために
邪魔な私の一物を
今捨ててしまっても構わない
あの鋭い膝蹴りをもう一度!
いや、構う! 構う! 構う!
そうでなくても無くなりそうな私の一物!
ああ! 膝蹴り! 膝蹴り!
ほんとうの膝蹴りがしたい!
ほんとうの膝蹴りの正体とは
実は私の一物のメタファーではないのか?
あの鋭い膝蹴りをもう一度!
ああ! 膝蹴り! 膝蹴り!
ほんとうの膝蹴りがしたい!