気ままな一日目

  • 拍手レス


    刀語というアニメを見ました.
    うん,久しぶりに「おもしろかったな~!」と思える作品に出会えた気分です.
    クセのある絵ですが,個人的には全然気になりませんでしたし,何より話が面白い!
    詳しい話は端折るとして,それ以外にも主人公の性格が非常に私好みです.
    あの見た目や物腰は穏やかで,中身もそのような人間なのかと思うと,予想に全く反するわけではないけどどことなく感情が,それも一番大事な部分が欠落した感じで,それゆえにそこはかとない不気味さがあるという感じ…良いですね.
    感情が部分的に欠落,あるいは捩れているためにどことなく歪な人は,私的にとても人間らしさを際立たせている感じがして好感が持てます.
    それがさらに悲嘆に繋がるのではなく,逆に他者への敵意や攻撃として表現されていると尚良しです.
    エヴァのアスカとか,エウレカセブンのアネモネあたりはドンピシャです.
    もちろん,私が書きたいアスランも,自然そういう方向に行きます.
    あくまで二次元での話ですけどね.
    そういう人間が現実にいれば,私はまず関わろうとはしないかと….
    それでは拍手レス!


    ■Kai様
    ⇒コメントありがとうございます!
     個人的にですが,アスランはニコルの死に対しての罪悪感がずっとあって,誰かがそれを責めてくれるのを期待していたと思うのです.「ニコルの死は自分のせいだ」という思いを確信させてほしい,そうすれば罰を受けられるのだと.
     けれど一方ではそういう思いに駆られていることがとても苦しく,辛いために考えないようにしたいという感情も働いていると思います.誰かに「ニコルの死は自分のせいではない」と言ってほしいって.
     けれど無罪を願うことすら罪悪感に繋がるからこそ,本編ではニコルと過ごした思い出の日々ではなく,彼が死ぬ瞬間が執拗に回想されていたのではないかと推測しています(実際は脚本の遅延の問題で,そんな深い意味はないのでしょうけれど…).
     あの回想はニコルがどういうふうにアスランと関わって,どういうふうに生きたかではなくて,どう死んだかに固執しているように見えて,実は憤慨すら感じていたのです.頭の中でニコルの死を延々回想し続けるなんて,じゃあニコルはいつになったら本当に死ぬことができるの?って.
     だからイザークに叱ってもらったというわけです.
     「お前はニコルが守ろうとした自分を許してやっていい」それを言ってやれるのって,アスランとニコルの仲を知っているイザークとディアッカしかいないですから.
     ニコルの死を受け入れられたら,彼の生の方にも目が向けられるようになるのではないでしょうか.
     
     駄作の解説を延々とすみません;これが話中で表現できていないところがまだまだ未熟であることの証明ですが…そんな話でも好きと言って下さるのは本当にありがたいことです.
     ふ,ファンだなんて,尚のこと恐れ多いことです(汗)
     リンクのご許可もありがとうございました.さっそく繋がせていただきました.大変光栄です!
     これからよろしくお願いいたします.
     

Copyright © Textt / GreenSpace