前回のライブから3ヶ月。
意識的に空けた期間ではあったが、やはり必要な期間だったと思う。
前回のライブを終え、色々と限界を感じてしまった私は「終わり」も考えたが…
新年になり、2月には一つ歳を取り…徐々に何か吹っ切れたみたいだった。
再生したようなそんな気分。
そしたらまた面白いことがポロポロ思い浮かぶようになったんですよね。
3ヶ月という時間が、「やるしかない」という気持ちから「やってやろう」という気持ちに変化させ、「物事は自分達で扉を開けて掴んでいくしかない」と腰を据えさせたのかもしれない。
それがB’zさんの『ultra soul』に繋がったんだと思います。
今回のライブ公演は、これからも立ち向かっていくソラマメの心境や気合いを映し出したいと思い、こういう構成になりました。
(ライブ内容はソラマメホームページの“ライブ日誌”をご覧ください)
伝わったでしょうか?
吠えたりもしたし…恐い部分もあったかもしれませんが(笑)
①重大発表
本当に重大なのかは別として…
ソラマメには重大だ。物凄く。
インディーズデビューというのは今の時代、もしかしたらそんなに難しいことではないのかもしれない。
音楽を続けていけばいくほど色々な事情が見えてくる。夢が夢じゃなくなる。
だけれども、誰もが皆できることではない。
それをちゃんと噛み締めようと思った。これはチャンスだと。
チャンスをチャンスとして意識しなければ、物事はただ通り過ぎていくだけだと。
この重大発表をどのように伝えるか。そしてどのタイミングで伝えるか。
これを焦点にしたライブ展開にしようと思ったのは1月初旬。
でもこの段階では…まだ6月にCDを出せるか確定してなかったんですけどね(笑)
そのことを頭にぼんやり浮かべながら“さとし と けいこ”の結婚が決まったり、最後に『ultra soul』を持ってくるのが決まったり…
今回は割と頭の中で順調に構成されていきました。
結構早くから「よしっ 行ける!」ってなって…
そうなんです、これがあれば(私の中では)ライブは70%出来上がったようなもので…でも残りの30%を詰めていくのが大変なんですがね(^_^;)
②B’zの『ultra soul』
やり終えて特に感じたのだが…
今回これが要だったといってもいいかもしれない。
とても助けられた。ライブをうまくまとめてくれた。
そしてこの曲は私達の気持ちを代弁してくれた気がする。
もちろんそれを狙っていた部分はあったが、23日の初日にやり終えた時に「入れて間違いなかった」と強く思えた。
この『ultra soul』は随分前から使いたいと思っていた曲で、
♪ ウルトラソウル!(HEY!!)
の()の部分。
B’zのライブ映像を見る度、バンッ!て花火みたいのが出るじゃないですか!?
あれがやりたくてねぇ、自分達の曲でも出来ないかなぁとか昔から考えていたパフォーマンスであったのだが、実現できず現在に至り…
そして今回“そのもの自体”をやらせていただくことになったのだが…
やると決めた途端、B’zについての話題に触れることが多くなった。
B’zの曲を使わせてもらうと公言した訳でもないのに、
梅田から「ラジオでultra soulがネタにされていた」とか
「普段B’zを歌わない友人がultra soulをカラオケで歌っていた」とか…
何か電波を飛ばしていたのだろうか、私や梅田の周りでそういうエピソードが増え、
極めつけは前回のツーマンライブでご一緒した金井裕樹さんと遅い打ち上げをしていた時の事。
どういう流れだったか“B’zは凄い”という話題になった。
私達はドキッとしながらも金井くんの話を聞いていて、
もちろん前から凄いお方達だというのは知っていたが、改めて再確認させられた。
最後に私が曲中でしたMC「もっといっぱい勉強して もっといっぱい練習して…またこのステージに戻ってきます」のくだりは、稲葉さんがしていたMCらしいです、はい。
正確なのかはわからないのですが、拝借しました。
凄いですよね!第一線でご活躍されている方が、まだそういう風に仰っている。
かなわないと思いました。それと同時にそういう精神だからこそ、ずっとご活躍できているのかなぁと。頭が下がりました。
自分が言うのは軽かったかもしれませんが、自分も心から言わせてもらったつもりです!
B’eanzも頑張ります!!(笑)
③新曲『イマノハテ』
やはり3ヶ月も空けてるのだから新曲は入れないと!
ということで何曲か出来た中から選ばれた一曲。
いつもながら曲の切れ端は随分前から出来ていて、
サビの「イマノハテ ナニガアルノカナンテ…」は詞も一緒に出来ていたのだが…
なかなか作るタイミングには恵まれず、今回まで放置されていた。
今回のライブの冒頭で「タイミングは大事だ」ということを語っていたが正にそうで、
曲作りもタイミングってあるなぁと思う。
今歌うから響く曲。今作ることによって意味を成す曲。
『イマノハテ』はソラマメにとってまさしくそういう曲だったと思う。
歌詞を完成させるまで毎度の事ながら苦労したが、久しぶりに「書けた!」と心から納得するものが書けた。
少し詞の内容について説明すると、これは“ソラマメ”の歌なんですよね。
私と梅田の関係性を映し出したというかね。
というか夫婦でも、恋人同士でも、兄弟でも、仕事上のパートナーでも…ふたりってそういう関係性なんじゃないのかなぁと思う。
それを“夜”に置き換えたというか…
夜って延々な気がして…でも朝が来ると救ってもらえるんですよね…
って歌詞も載っけてないし、一度聴いただけの方にも解釈するのは難しいと思いますが…
まぁ、そんな曲が出来ました!というだけです。
今だからこそ出来た曲、演奏できた曲であり、梅田が久しぶりに新しいことをしようと気持ちを掻き立てた曲でもあります!
ボトルネ〜ック!!( *^皿^)
④最後に
予告しました通り、次はレコ発ツーマンライブです!
おかげさまで、今回の第7回定期ライブ公演はいい形で終われたと思っています。
至らなさや反省点は多々ありますが、それもこれもあれもどれも次に繋げていけたらと思っています。
ソラマメを結成して6月で10年目に突入します。
今回のライブを見て、何人かの方から「10年無駄じゃなかったね」と言って頂きました。
自分達だけで思うのは不確かでとても弱いものですが、人様から言って頂くととても強い勇気に変わります。
そのお言葉を無駄にせず、6月も良いライブを、そして納得するCDを作りたいと思います!
オダタマコさんとの共演も本当に楽しみです。
皆様、応援よろしくお願いします!
やったるで〜