MacPortsで"port uninstall"を使うとたまに、アップグレードされたためにいくつかの違うバージョンが入っていて"-f"を付けても消せなくて、インストールされているバージョンを全部消さないといけないんですが、そんな時は、
"sudo port uninstall inactive"
を使うといいみたいです。(
http://apple.stackexchange.com/questions/10149/how-to-remove-unused-macports-packages ) 要は、activeでない(=使っていない)パッケージを全部消してくれるコマンドです。これをたまに実行しておけばディスクの節約にもなりますし、一々使ってないバージョンを指定して消す必要もなくなります。
それから、MacPortsのコンパイルを速くするためにいくつか新しいオプションを使ってみました。
https://trac.macports.org/wiki/howto/ccache
http://d.hatena.ne.jp/hazy-moon/20090217/1234840827
基本はccacheとコンパイルオプション"-pipe"です。
前者は、繰り返しコンパイルしている時に役に立ちます。/opt/local/etc/macports/macports.confにある"configureccache"をコメントアウトして"yes"すると使えるようになります。必要ならば、ccache_dirやccache_sizeを適宜変更するといいと思います。
後者は、メモリが豊富(10GBとか)にある環境で有効なオプションだと思います。コンパイラはいくつかフェーズがあるんですが、そのたびに一時ファイル(テンポラリファイル)が作るんですがそれをファイルを介さずに全部メモリ上でやるよう要求するのが"-pipe"オプションです。ccacheと同じようにmacports.confにある"configurepipe"をコメントアウトして"yes"にすると使えます。おそらくメモリが1GBとかだと少しパワー不足になるでしょう。512MBの仮想マシンで試してみたんですが、想像したよりも性能は出ませんでした。
それと、distccもあるみたいですが、これはネットワークがボトルネックになったり設定がめんどうだったりあんまりおすすめできません。Googleでこの問題点を克服したソフトがあるそうで、早くインフラそのものが公開されないかにゃーマダァ?(・∀・ )っ/凵⌒☆チンチンってな風に待っています。
言い忘れましたけどbuildmakejobsも少し盛ってみるといいかもしれません。あんまりいいCPUを使っていないのでよくわかりませんけど。