チキン調教師の朝は早い。

  • 女神の騎士、サイファー!

    こんにちは!
    早速オペオム話で恐縮ですが、また皇帝のストーリーでいちゃついてましたね~!
    非情の罠というタイトルで、サイファーがゼルに『俺の夢をバカにした!』と急に食ってかかるんですが、それは仲間割れをたくらむFF2のヴィラン、皇帝の罠だった…という内容で、白目むきましたわ…。
    スタッ腐いるやろ…。

    ちょっと気になる点もありまして、
    サイファーが人語を話せるモンスター・ラミアに「メガミの騎士になりたいなんて馬鹿だろ」的なことを言われるんですが、女神の騎士とはいったい…?
    魔女の騎士の打ち間違い(オペオムスタッフは良くある)かと思ったんですが、2日経っても修正入らないところをみるに、女神で正解って事なんですよね…。
    ラミアが、サイファーの夢を良く知らなくて女神と間違えている設定なのかもしれませんが、特に何もその辺り触れられなかったので謎です。

    もしやスタッ腐から込められたメッセージがあるのでは…!?と思いましたのでちょっと深堀してみます。

    女神とは何か?
    女の神の総称ですが、具体的に誰を差しているのでしょうか。
    参考にするのは、サイファーの愛剣、ハイペリオンです。
    というのも、このハイペリオンはもともとギリシア神話の神の事なんですよね。
    正式名はヒュペリオン、太陽神の男神で「高みを行く者」の意味があります。
    まさにサイファーの事なんですよね。

    どうですか?なんか繋がる感じがしませんか??
    そして彼には妻が居て、その名はテイアー。
    この名前は知らなかったので調べてみると、
    ギリシャ神話の女神。
    太陽神ヒュペリオン(ハイペリオン)の妻にして月の女神。
    その名は「神的な女」の意。
    知識を得ることに対して貪欲であるとされる。

    また別の記事ですと、

    その名は「女神」「神聖」を意味し、「エウリファエッサ(広く輝く)」の異名を持つ』

    広く輝く…?知識に貪欲…?

    ゼル事かな?(サイゼル脳)
    つまり、サイファーは魔女の騎士を廃業して、革命家も廃業して、女神【ゼル】の騎士になるのが夢ということでよろしいでしょうか?

    結論:ラミアはサイゼル腐女子


    以下、小話続きです!




    「し、知らねえよそんなもん」

    俺は当初の予定通り、知らぬふりを決めこんだ。
    そうしてサイファーに背を向けて、寝たふりもしてみる。

    「そうかそうか。じゃあ教えてやるが、この部屋のルームメイトとはな…縛りプレイすんのが決まりだ」

    恐ろしいことに、『このロープでな』と言って本当にロープを出してきたのだ。
    どう見てもS気質のあるサイファーにそんな事をされては…たまらない。
    俺は、思わず飛び起きて叫んでしまった。

    「嘘つくんじゃねえよ!ただ抜き合いするだけだろ!」

    「……やっぱり知ってやがったか」

    サイファーはそう言って、もうお役御免だとばかりに手からロープをほおり投げた。
    よく見るとそれはただのランドリーロープで(部屋に常備されてるやつだ)、俺は見事にサイファーの誘導尋問に引っかかってしまったのだった。

    「~~っ!あんたと抜き合いなんて無理だろマジで!」

    「ああ、SeeD様は一般の学生とは抜き合いしたくないってことか?」

    「そんな事言ってねーよ!『あんた』とはって言ってんだろ!」

    「お前はイヤな奴、そういうことでいいんだな?」

    どこかで聞いた台詞まで使ってくる。

    「分かったよ!やるよ!やりゃあいいんだろ畜生!」

    こうなったら破れかぶれだ。
    ちょっと擦りあってお終いなんだ。
    ここで揉める方がまずいと俺の頭が最終判断を下す。

    「ククク…ならとっとと下脱げ」

    サイファーはそう言って俺の下半身を顎でしゃくってみせる。

    やるならもう早く終わらせたい。
    俺はズボンと下着を一気に下ろして局部を解放した。

    「へぇ…小せえから見せたくなくて騒いでた訳じゃねえんだな」

    サイファーが俺の局部を観察しながらそんな失礼なことを言い放った。

    「あ・ん・だ・と~?」

    いちいち頭にくるぜ。
    普通だっつーの!(多分だけどな)

    「お前、自分で擦ってみろ」
    「なっ…!」
    「そのくらいやるよなあ?」

    サイファーが嫌な笑顔で言ってのける。
    嘘をついた手前、断ることもできず渋々下肢に手を沿わせた。

    ゆっくりと刺激すると、未だ交感神経が高ぶる体は簡単に熱くなる。
    俺のそこは、あっという間に立ち上がってしまった。

    チラリとサイファーを覗き見ると、ニヤニヤとこちらを見ている。
    そうして、『続けろ』とそのにやけた口元から発せられた。

    いくらか擦ると、俺のそこは限界近くになった。
    このままでは抜き合いではなく、俺のオナニー公開プレイで終わってしまう。
    そろそろ頃合いだろうと、サイファーの下肢に手をやって衣類をそっと脱がせた。
    抵抗されるかと思ったが、意外にも素直にサイファーはそれに従う。
    すると目の前にサイファーのゆるく立ち上がったものが現れた。
    知り合いの(しかも幼なじみだしよ)局部、それも天敵サイファーのそれを見るなんて、なんだか気恥ずかしい。
    しかも自分のより大きいそれに少し悔しさも感じる(男のサガだ仕方ねえ)
    俺はサイファーのそこにそっと手を伸ばした…のだがそれはサイファーに遮られた。
    非難を込めてサイファーを見る。


    「お前は俺に返さなきゃいけねえ『借り』があるよなぁ?」

    サイファーがおどけたようにそう言い放った。
    ドクリ、と俺の心臓が大きく脈打つ。
    何のことを言われているのか分からないほど間抜けではない。
    あの時のことを、言われたのだ。
    ティンバーのTV局で、サイファーの所属をバラしてしまった、あの時のことを。
    火照っていた体からサーっと血の気が引く。

    「横になれ」

    サイファーの声がしん…とした部屋に響いて、そうして俺の視界は急に反転した。
    サイファーに押し倒されたのだ。

    「…え…?」

    何が起こったのか混乱した頭ではよく分からない。

    「抜き合いなんてダルいことできるか。入れるぞ」

    サイファーから、信じられない言葉が発せられた。
    そうして、俺の足をぐっと広げてくる。

    抵抗しようと思った。
    だが、先ほどのサイファーの言葉が頭の中で鳴り響く。
    俺のせいで、サイファーは。

    もし、TV局で魔女の介入がなかったら…?
    サイファーは本当に処刑されていただろう。

    そう思ったら、抵抗はできなかった。
    俺は静かに頷いて、サイファーの進入を許した。

    息の弾むサイファーに揺すられながら、俺はずっと頭に浮かんでいた疑問をぶつけた。

    「なんで…俺と…こんなことを…?」

    「お前、他の奴と寝たこと無えだろ。そういうやつは ”安全” だからな。ガキもできねえしよ」

    ”安全”だから。
    そうか。そうだよな。
    何か特別な理由を期待した俺がおかしかったのだ。
    幸いなことに、体の相性は良かったようで、苦痛はなかった。
    むしろあれだけ頭にくる軽口を叩いていたにも関わらず、最中のサイファーは至ってまともで、初めての俺に対して手加減すらしていたように思う。
    凄く意外で、最中のサイファーの真面目な顔が頭にこびり付いてる。
    熱く火照った体に触れる手も、濡れたそこを擦る動きも、優しかった。(ロ~マンティックな男ってのはマジだぜ)
    サイファーも俺も、きちんと気持ちよくなって、出し切った。
    ただ、抜き合いの延長だからだろう。キスはされなかった。(されても困るけど)

    そうして結局、2泊3日の演習の為、翌日の夜もサイファーと体を合わせて、アイツと熱を分かち合った。


    つづく


    本当はエロ中も鬼畜サイファーになる予定でしたが、どうしても私がゼルを手酷く扱うのに抵抗があって書けぬっ…!
    でも読むのは好きっ!(ジレンマ)
    結局は今回も甘いファーになってしまいそうです…。



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