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  • 人の価値は実力じゃなく相場で決まる。

    「自分はこんなにやってるのに給料が上がらない」
    「なんで自分より仕事ができないやつの方が給料が高いのか」
    「あの人あんなもらってるらしいよ」
     
    こんな会話はいろんな会社で繰り広げられているだろう。
    私自身も思ったことはある。
     
    給料は、明確な評価基準がある場合(年功序列含む)で且つ大人数の会社を除けば 実力よりも相場で決まるといった方が正しい。
     
    相場とは需給のバランスだ。
     
    野菜や魚は取れ高が低ければ値上がりし、たくさん取れれば安くなる。
    人も実は同じだ。
     
    希少価値の高い仕事(特殊能力、特殊な資格、人がやりたがらない仕事)は 給料が高いことが多い。
    希少価値の低い仕事(誰でもできる仕事、多くの求職者がいる仕事)は給料が低いことが多い
     
    上記は日本全体のマーケットでの話で、これを会社というミクロに落とし込むと、会社の中で 困っている部分や希少性の高いところにはどうしても高い給料を払わらず得ない。
     
    自分は会社の中で実力を磨くことも大事だが、相場を意識しながらスキルアップを図っていくことが昇給・出世への一番の近道だ。
    そのためには会社をよく観察し、だれよりも理解することが重要である。


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