チキン調教師の朝は早い。

  • いろいろ中途半端で申し訳ないです…!

    今日はお休みの日だったので更新できるハズだったのですが、家の人が早く帰って来てしまった為にやむなく断念…!ギギギ
    二人のイチャイチャを発散したくてたまらないので、小話にチャレンジです!


    ギシリ…と人の重みが加わってベットが軋んだ。
    背後で布団がめくられ、人が入ってくる気配がする。
    ゼルは布団の中で膝を丸めて横になったまま、全神経を後ろへと集中させていた。
    布団に入ってきたサイファーの存在に思わず体全体が硬直し、呼吸も心なしか小さくなる。

    どうか今日は回避出来ますように。

    全力でそう願いながら、サイファーの出方をひっそりと伺う。
    明日は早朝からデリングシティでの任務が入っているのだ。タダでさえ早い集合時間なのに、同行者が規則に厳しいキスティスときている。10分前には着いていないと小言の1つも貰いかねない。
    つまり、今晩は夜の相手は遠慮したいというのがゼルの本心であった。
    しかしサイファーは明日休みを貰っている。しかも昨日も一昨日もその前もお互いの時間が合わず、ベッドは寝るだけの健全な使用しかしていない。
    つまりだ、今日はゼルにとって最大の危険日、確実にサイファーがゼルに乗っかってくるであろう日なのである。
    そんなゼルが思いついた作戦といえば…タヌキ寝入りしかなかった。
    「おい」
    真後ろまで迫ったサイファーから、静かに声が掛けられた。
    我慢だ。
    「眠っちまったのか?」
    さっきよりも近い場所で音が響く。
    むずがゆさを感じるが、やはり我慢だ。だが我慢がそううまく続く訳はなかった。
    「…この寝腐れチキン」
    「だ~れが寝腐れチキンだっ!!」
    耳元で呟かれた言葉に、ゼルは思わずいつもの調子で反撃してしまった。
    「やっぱり起きてやがったか」
    「う…。」
    「シたくねえってんだろ。わあってるよ」
    「べ、べつにすんのが嫌っていうんじゃねえぞ!ただ明日早いから…!」
    すっかり上体を起こしてしまって必死に訴えるゼルに、内心笑みがこぼれる。
    「要するにだ。俺の突っ込まれると中で散々イきまくって起きれねえって訳だろ?」
    「そ!そこまで言ってねえ…!」
    「それならこっちで手を打とうじゃねえか」
    そう言うとサイファーはゼルをベッドに横倒しにし、自分も向かい合うように横になった。
    突然目の前の景色が変わったゼルが呆けている隙に、サイファーはゼルの下肢を裸に剥いてしまう。
    「えっ!だから今日は…!」
    「しねえよ」
    そう言いながら、サイファーも自分の衣服をくつろげながら、ゼルの下半身へと腰を寄せた。
    ゼルの足を自分の足に絡ませると、その温かさが伝わってくる。


    すみません遅い時間になってしまったので続きにします汗
    エロまでいけなかったよ~汗


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