こんにちは~!
今はちょっと創作お休みしてバイオ4やってます~!楽しい~!けど、創作する達成感の方が楽しいかもしれない…という事に気付きました。
というわけで、ちょっとした小話を考えたのでどうぞ~!
おつき合いしたてのサイゼルで、仲間内で世間話をしているお話です!
ゼルはサイファーとつき合ってるけどまだ自信が無い感じです。
「アンタ好みのタイプなんてあんのか…?」
ゼルが恐る恐るといった風に食堂の机を挟んで目の前のサイファーを伺う。
「ある」
きっぱりと言い切ったサイファーの隣で聞きたい聞きたい!とリノアが跳ねている。
「まず、ブロンド以外は考えられねえ」
「ちょっと~!そうだったの~?なら早めに言って欲しかったな~」
さっきまで興味津々といった風だったリノアが頬を膨らませる。
きっといつかの夏のことをおもいだしているのだろう。
だがそんな事はお構いなしにサイファーは続ける。
「目の色はブルー」
それに反応したのは隣のテーブルでレモンティーを口にしていたキスティスだ。
「あら、ワクワクする話ね」
ブルーの瞳で皮肉っぽい視線を向けながら、美しいブロンドの髪をかき揚げた。
「生憎だが邪魔くせえロングヘアはごめんだ。ショートの奴がいい」
顔をしかめたサイファーに、途端、ひっどーい!とリノアとセルフィの声が重なる。
ゼルは近くで響く声に驚きながらも、自分の心音が上がっていくのを感じていた。
「あとは、俺の隣に並ぶのに相応しい強さが必要だな。オメガウェポンをワンキルできるとかな」
あー…なるほど。
そこまで来て、他の面々はようやくサイファーの意図に気付いて顔を見合わせた。
唯一ゼルだけが、ぼおっとサイファーを見つめている。
張り合いのある奴がいい、犬歯がいい、年下がいい…とサイファーの話は続いていく。
言われた要素を一つずつ自分に当てはめて確認しているゼルを横目に、友人達は微妙な顔でそれを聞きながら、なぜ気付かない…?と不思議に思った。
が、サイファーはきっとそういうところが可愛い(と書いていじりがいがあると読む)んだろうなと無理矢理納得した。
「ゼで始まってルで終わる名前じゃねえと呼ぶ気しねえ」
そこまできて、ようやく自分のことを言われていると気付いたゼルが目を見開く。
「キスすると真っ赤になってしがみついてくる奴がいいなァ」
「なっ!?」
「他にも乳首を舐めてやると俺の名前を切なそうに呼ぶ──」
「うわー!!分かった!分かったからもうやめてくれぇえ~!」
サイファーは悪戯が成功した少年のように笑うと、
「分かったらグチグチ言ってねえで部屋行ってヤるぞ!」
そういってゼルを引きずっていってしまった。
仲間達はそれを止めるでもなく微笑ましく見守ったのだった。
終わり
短いお話書けるようになりたいなー!短いのって逆に難しいんですよね…。私どんどん長くなってしまうタイプなんですよ。youtuberのペガサスハイド先生の漫画講座大好きでよく見てるんですが、やっぱり漫画も短いの難しい、初心者はどんどん長くなるって言ってたんで、お話を省略する技術・要素を抽出する技術がいるんでしょうね~。
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拍手押してくださった方ありがとうございます!
元気出ました~!!嬉しいですーー!
3/24に「自業自得とはこのことか」完結おめでとう~からコメントありがとうございます!
読んでいただいてありがとうございます~!!お話も漫画もまだまだなんですが、お褒めいただいて自信がつきます~!舐めるサイファーいいですよね~!まさかあのサイファーが!?みたいなギャップも魅力かなと思います!
また暫くしたら更新し出しますので見てやってくださいませ~!