大変ご無沙汰しております!いっつも言っている気がしますが・・・汗
ずいぶん更新せずほったらかしにしておりました・・・。こんな辺境にまで来て下さる方もまだ居るのが大変ありがたいです・・・!
更新停止中にも関わらず拍手して下さった方、メッセージ残して下さった方もありがとうございます。
期間も空いてしまいましたので個別に返信は致しませんが、ありがたく拝見させていただきました。
どうも生活環境がコロコロ変わる人生のようで、色々ありましたがとりあえずまた更新できそうです!相も変わらずサイゼル大好きなにょるです。
というわけで、早速また小話でもと思いまして、暖めていた馴れ初めを書いていきたいと思います~!
ーー知らなかったんだ。そんなにも俺を想ってくれてたなんて。
最近の俺はいろんな事に振り回されっぱなしだ。
ランクも上がってより厳しさを増してきたSEEDの仕事、スコールに任された任務外のガーデン委員、そして・・・事あるごとに俺に絡んでくるサイファーのやつにだ。
仕事や委員は百歩譲って仕方がないと思う。現に俺以外のセルフィやキスティス、あのアーヴァインまでもがなにかしらの役を持っている。特にスコールなんてそこに指揮官の仕事まで持ってるんだ。多少忙しいのは仕方がないし、みんなの役に立ちたいとも思うから、納得はしている。
でもサイファーは理解できない。
以前から俺に突っかかってくる奴だったけど(相手にすらされてないときもあったけど)、最近のサイファーは姿を見かける度に俺のところに来るようになった。
多分、結構前に一緒に任務に出て、帰ってきてからのような気がする。
あの時はあの嫌なヤツだったはずのサイファーが、結構しっかり任務もこなして、俺とも結構会話が弾んだりして、実は俺は結構楽しかったりしたんだ。
でも、サイファーは違ったのか、あれ以来俺のところに来てはいちゃもん付けたり、食事中に乱入して来たり、仕事前に部屋に来てはなんだかんだと居座ったり、やりたい放題だった。
今日も任務に出る俺を見つけたサイファーは、俺の装備を見るなり、軽装過ぎねぇかだとか、あれは持ったのかだとか文句タラタラだった。
そんなサイファーを振り切って任務に出てきた俺は、引き連れた班員とともに敵と交戦していた。
今回の任務は、試練の洞窟内に見たこともないモンスターが出るとの報告があり、その調査および討伐に出向いたのだ。
報告の通り、確かにそこにモンスターは存在した。
見たことの無い種類のモンスターで、交戦は慎重に行われた。すべて順調にいっていたはずだった。
だが、最後に俺が止めを刺そうとそいつに接近した時にそれは起こった。
急に体が軽くなったかと思うと、目の前が光ったような気がして、(あるいは目がくらんだのか)そうして、俺はそこで記憶を手放したのだ。
ここまでが、俺の覚えていた全てだ。
そうして目を覚ました俺は、しばらく失神していた事に気付いた。しかし、次にもっと恐ろしいことに気付いてしまう。
おれ、死んだのか・・・?
つづきます