◆セットリスト◆
http://notes.io/3H5
(2014年5月17日、とても残念なニュースが流れてしまいましたが…それはあとがきとして後述しますので、ひとまずそれとは切り離してお読みください)
さぁ、まとめよう。
書き出したら早いのだけど、書き出すまでに時間がかかる…それが私です。
さて、来月結成10周年を迎える前の最後のライブ公演。
今回の【ライブ制作メモ】をまとめるにあたり、以前の記事を何個か読んだのだが…
「もうすぐ10年を迎える」とか「10年経つのにまだ売れてない」とか…
ずいぶん前からライブ内容はそういう切り出し方しかしていない(^^;;
…でもそれは仕方ない。それが現状なのだから。
ソラマメの「今」はずいぶん前から変わっていないのだ。
いつか状況が変わって、もう少し多くの方に見てもらえるような環境になったら…
きっと私が描く【ライブ公演】の内容は変わるだろう。
…当たり前か。
今回も使用したが…いつか諸先輩方が生み出してきた名曲を気軽に使えなくなる日が来る。
それは寂しいことだが…ソラマメにとってそれは望ましいことなのだろう。
そういう日が早く来てほしい。
…しかし!
まだ売れていないのでそれまでは、怒られるまでは使用させて頂こうと思う!
今回本当に思った。
「ああ私、J-POP大好きだ」
今回のエンディングのような場面はいつだってやり続けたい(笑)
だから怒られるまでは、またああいう場面を作ると思います!
皆様、どうぞよろしく(^_^;)
⑴ 目標
今回心がけたことは、ただひとつ。
「前回のように、消化不良で公演を終わらせないこと」
満足して終わることって本当に難しい。
お客様に満足して頂いても、自分がそうでないとただただ申し訳なくなるし、頂いた感想を素直に受け取れなくなる。
かと言って自分だけが満足して終わるのはもっといけないが…
お客様の満足、そして自分や梅田が満足できた時に
「いいライブができた」と思える気がする。
なので今回のライブ公演を制作するにあたり、前回のような思いをしないよう早め早めに準備してきたつもりだ。
台本もしっかり書いて、練習して、本番に臨む。
そして終演後、この【ライブ制作メモ】をきちんと書き記す!
それが私の中の目標であった。
全てを満足して終えたかというと決してそうではないけれど、
私の中で、確実に前回を超えた物が書けたと思うし、準備もできたと思う。
前回のような悔しさがないのだ。
よかった〜。
まだそういう風に取り組める自分と出会えてよかった。
このモチベーションを保ち、次回以降も皆様に楽しんで頂ける物を作り続けたいと思う。
⑵ 内容決め
前回の公演から、ご住所を頂いている方々にDMを送ることにした。
それには上演予定のライブ公演の“あらすじ”を記載することになり、
必然的に早めに大体の内容を考えなければならず…
その為に一度、大体の流れを書いてみた。
それを基に梅田にあらすじをまとめてもらったのだが…
お気づきの方はいらっしゃると思う。
DMより以前に出したメルマガに記載されていたあらすじと、DMに載っていたあらすじが若干違うのを(^^;;
◆改・あらすじ◆
http://notes.io/3Pk
「そう、迷わずにーー」
の部分が以前は…
「そう、答えは風の中にーー」
…だったのだ。
今回の公演が5月上旬。
そしてその時期はまさに、本家ソラマメ(空豆)が旬を迎える時期であり、ライブ公演の冒頭・弓削の心の声のセリフがスラスラと出てきた。
キーワードは「風」「風が吹いている」
なので、モチーフにしようとした楽曲も『SAY YES』でなく、
いきものがかりさんの曲が流れていた。
それから数週間の時を経て、本腰を入れて台本を書こうと思った際に改めてあらすじを読んだ。
「答えは風の中にーー」
と読み終えた後、なぜかわからないが『SAY YES』のイントロが流れたのだ。
ん?
また読み直して…また流れる。
このインパクト!
90年代J-POPの音楽はなんてドラマチックなんだ!
これだ、これにしよう!!
…『SAY YES』を使用しようと思った経緯は他にもあって、
梅田と私の練習場所の一つにカラオケがあるが…
たまに一緒に、CHAGE&ASKAの『YAH YAH YAH』を歌うことがある。
これが妙にハマるというか…
いつかライブ公演で使ってみたいと思っていた。
奇しくもチャゲアスさんとは血液型も一緒で、
チャゲさん・B型=弓削
飛鳥さん・A型=梅田
A型とB型のコンビって個人的な見解ではとても難しい気がしてて…励ます意味もあって覚えていた。
そんな共通点もあり…いつかやってみたいと思っていたのだが、
曲は違えど、まさか今回の公演でやることになるとは!
私も驚いたが、梅田が相当驚いてて
「え?なんでそうなった!?」
電話越しの慌てっぷりを今でも覚えている(笑)
そんなこんなでDMのあらすじを変えてもらい、
私はもう一度流れを見直し…今回の内容になったのだ。
『SAY YES』が軸となり、
この曲といえば、大ヒットドラマ「101回目のプロポーズ」の主題歌であったことから…
弓削が梅田に改めて思いを伝える(プロポーズ)という内容になり…
『SAY YES』でエンディングを迎えるにあたり、
弓削の冒頭の心の声から繋がるようにセリフに投下したり、
“さとし”の決めゼリフに歌詞を使わせてもらったり…
『SAY YES』がなければ、今回の公演は成り立ちませんでした。
あらゆる偶然と必然に感謝!
⑶ “さとし”と“けいこ”
久しぶりの登場。
だが、今回はさとしのみ。
そう…けいこは妊娠した為、それもまだ4ヶ月の為来れなかったそう(^^;;
…なんだそりゃ!
自分でも馬鹿げているなぁと思う展開だが、
それこそ彼らにも歳月が流れてていいのでは?…という思い付きから、昨年に結婚をしてもらい、そして今度は子供が生まれる…ことになった。
元々は『優柔不断だんマン』という曲の為に出てきた二人。
もう5〜6年前位じゃなかろうか。
その頃はまさかこんな風になろうとは思ってなかったけど、今ではソラマメのライブ公演の中では必要な存在。
毎回出てくる訳ではないが、今後どういう風になるのか私の中では密かな楽しみである。
次は10月のソラマメッセに登場!
さとしとけいこが子供を連れてやって来る。
皆様もぜひ楽しみにしていただけたら(^-^)/
⑷ 新曲『雨のワルツ』
私の中で、一つ拘りがある。
「必ず新曲を入れること!」
ミュージシャンだと一応名乗っているのだから音楽はちゃんと作らなければ!という思いがある。
ライブ公演の内容を決めるだけでもいっぱいいっぱいなのだが、
新曲を作って音楽的にも楽しんでもらいたい…そんな思いがある。
といいつつ何度か諦めたこともあったかもしれないが、今回は一応披露できた。
初めてちゃんと書いた3拍子の曲。演奏面では…まだまだ未熟だったと思う。
前回の公演では『あかつきのマーチ』という曲が出来上がり披露させて頂いたが、この時はこの曲しかない!と思い、書いて歌った。
だが、今回はそれがなかった。
何個かいけそうな曲があったのだけど、どれも決め手に欠けるというか。
どれでもいいような…そんな感じで。
私は曲先なので、曲はあるんだけど…というのが多く、
詞を書くというのがどうにも覚悟が必要で、なかなか完成しない。
本当は違う曲を完成させるつもりが、こっちの方が楽かな?と思いこの曲を書き始めたのだが…
全然楽じゃなかった(ーー;)
毎回苦しんで産み出しております。
でもその甲斐あってか(?)好評だったような気がするので…産み出したのなら責任を持って育てたいと思います。
次回7月のライブ公演も新曲を作って披露するつもりです。
乞うご期待!
⑸ 最後に
40分という枠組みの中で、今回は盛り沢山にお届けしました。
ソラマメの楽曲がもっと聴きたい!という方もいらっしゃったかもしれませんが…
【ライブ公演】として楽しんで頂けてたら何よりです。
すべてを叶えるというのは不可能なので、
【ライブ公演】【宅配ライブ】【イベント出演】【ラジオ】【CD音源】【まめずかん】
それぞれの楽しさを100%表現できるように、私達は努めていこうと思います!
なので、それぞれの形で皆様には楽しんで頂けたら幸いです。
でもその中で、一番の気合いを入れている所は…やはり【ライブ公演】なので、もっと沢山の方に観に来て頂けるように頑張っていきたいと思います。
次回定期ライブ公演は7月19日&20日。
そして!単独ライブ公演『ソラマメッセ’14』は10月26日です!
ぜひ空けておいてください。
よろしくお願いします!
長文お付き合いありがとうございました!
ここまで読んだ貴方はすごい!!
※あとがき
…ということで、これは触れないといけないですね。
本日ASKAさんが逮捕されました。
今回楽曲を使用させて頂くにあたって心配がなかった訳ではありませんが、
薬物報道が出てからだいぶ日が経っていて、ご本人は否定されていた。
そしてライブ公演をやる直前、玉置浩二さんのライブに少しサプライズ出演されていたのも知っていたので、
活動自粛中でしたが復帰も近いのかな…と思っていたのですが…
こんな形になってしまったのは本当に残念です。
でも、でも!楽曲は素晴らしい!
改めてチャゲアスにしか出せないスケール感、圧倒的なボーカル…
ライブ動画を何度も見ましたが、凄かった。
不幸中の幸い…という言葉で表していいのかわかりませんが、
もし、私達の公演が一週間遅かったら、またはASKAさんの件が一週間早かったら…と思うと…
第9回定期ライブ公演が無事終えられたのは奇跡かもしれません。
大袈裟かもしれませんが。
でも!ASKAさんが薬物を所持してなければ…こんなことにならなかった訳ですけど。。。
またいつか歌声を聴ける日が来ることを願ってます。