鶏肋日記

  • 「勉強する時間がない」に対して「TVを見る時間を削れば時間が作れる」という馬鹿馬鹿しいアドバイス

    A君「勉強する時間がない。」
    B君「A君のTVを見る時間を削れば、時間なんて作れるだろう。」
    A君「ありがとう、B君のアドバイスのおかげで自分の時間を有効活用
       することができたよ。」

    こういった会話はまずありえないだろう。

    考えられる会話としては、B君のアドバイスに対して
    A君「うるさいな。人の時間の使い方に口を出すなよ。」
    という感じの会話が帰ってくる事が予想される。

    A君の「時間がない」という言葉に対して、B君は「時間の作り方」を論理的に話しているので、B君は間違っていないように見える。
    しかし、A君は言われた事に対して素直に聞く事はない。
    AとBの食い違いが発生してしまうのはなぜだろうか。


    結論から言うと、A君の「勉強する時間がない」という言葉は、A君の実情を正しく表している言葉ではないからである。
    正しくA君の心の中を解説すると、「"時間と手間"に対する"報酬"が釣り合っていない。」という事である。
    A君は「自由に使える時間が増えると、時間と手間に対する報酬が釣り合う」と考えている。
    それに対してB君は、現在の時間のやりくりの方法を話しているだけで、時間と手間と報酬の関係に対する改善案を出している訳ではない。A君の言葉の上辺だけを見ているので、正論を言っているつもりでもA君の求めている答えではないので、会話が食い違ってしまうのだろう。

    この場合でのB君の正しいアドバイスは、A君の報酬を増やしてやる事であると思う。
    「勉強すると、将来一流大学に進学で来て、一流会社に入社できる」とか「勉強したらお金をあげる」とか「勉強したらキスしてあげる」
    などなどいろいろ方法はあるだろう。


    まぁ、何が言いたいかというと、僕のブログの記事に対して報酬がないと記事を書く「時間がなくなる」ってこと。
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