ライブ制作メモ

  • 2011年11月3日 『のび太とドラえもん』

    ソラマメ復活、初ライブ。


    今回のライブは、
    「のび太とドラえもんの関係性が羨ましい」
    という私の語りからスタート。


    のび太とドラえもんの関係性がソラマメにも通じればいいなという思いも込めて、最後にああいう展開で締めたのだが…


    見て頂いたお客様にはどう映ったのだろう?




    この「のび太とドラえもんの関係性」に焦点を当てたのには、ある方から頂いたメールがきっかけだった。


    それは今回から発刊し始めた「まめずかん」に掲載した、ドラえもんの道具で何が欲しいかというアンケートに『どらやき』と答えた方からの物だった。


    なんて欲のない回答なんだ!と私は感動し、その旨をその方に伝えたら、色々と付け加えて返信してくださりその文面の最後に、


    『ドラえもんだと、あんな素敵な友達に囲まれてる、のび太くんを微笑ましく感じます。』

    って添えられていた。


    はぁぁ!そんな視点で「ドラえもん」を見たことがない!!
    目から鱗というか、すごいなって思った。深いなぁって。


    「ドラえもん」って奥深い。
    子供の頃は単純に見ていたものでも、大人になると感じ方が変わる。それはドラえもんに限らずだろうが。




    そんな「ドラえもん」の世界も大人が描いている訳で…


    子供の時の目線って、忘れたくないけど忘れていくもので…


    でも私は忘れたくないなぁって思う。


    いや実際は忘れているんだ、思い出すのは風景だったり感触だったりすごく断面的で…


    だから変な話、それを頼りに想像するしかない。


    今回歌った新曲「キラキラ光る」は、まさにそういう思いで作った曲です。




    最後に、

    ライブの前にドラえもんの音楽を流したのだが…


    約25年間、ドラえもんの音楽を担当された菊池俊輔さんの音楽なしには、私達の中に染み付いている「ドラえもん」は語れない。


    ワクワクする音楽。世界観。


    私もそういうものづくりを目指したい。



    (2011,11,7〜15 『おやつ日記』一部抜粋、2012,1,20 追記)


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