黄昏の閃光のごとく 渚にて

  • 適正規模はあるのか?。

    あると思うんですよねぇ。
    おおざっぱなだけど
    ユーロの経済破綻も
    日本の地方公共団体の合併(市町村合併)も
    都市銀行の合併も
    農協(JA)の合併も

    理由は
    小さい規模で運営してきたけど(運営や経営が
    だめだめだったんだけ)
    駄々漏れ財政&経費&赤字累積(到底数十年規模でも
    解消出来ない。)業績悪化による固定費負担の重荷

    合併して
    「大きくなったら(規模)少々の損失も赤字も
    経費削減や規模の大きさで市場を圧倒して
    コントロール出来やすくなるかし、イザとなったら
    国(国民)に薄く広く負担させれば、大丈夫。」
    という
    感覚での規模拡大だろうねぇ。

    でもねぇ。
    それは、もう誰もがコントロールや経営出来ない規模
    ということ。(船頭多し、船進まず。状態。)
    経営陣やトップの数が多くて
    自分の責任という認識も薄くなって

    「まっ。大きいから誰かがなんとかしてくれるでしょう。」
    状態でしょうなぁ。
    合併して規模が大きくなる過程では
    余裕があるように一時期見えるんだけど
    通常運営に戻ったり、規模縮小などに入ったら
    とたんに苦しくなる。
    それも
    合併前以上にね。

    適正規模はあるだろうね。
    でも
    それが、どれくらいの大きさかは
    個人によっても組織によっても違ってくる。
    時代や時間や他の要因にもよる。

    見極める力が欲しいわ。
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