黄昏の閃光のごとく 渚にて

  • 最底辺のポートフォリオー1日2ドルで暮らすということ(1)

    200−ファイナンスを立ち上げたのは、この本の影響でもある。
    (はてなブログで立ち上げたが、使い勝手の点ですべての記事を
    こちらへ転記後、ブログ削除)

    読書本ーー
    最底辺のポートフォリオー1日2ドルで暮らすということ
    みすず書房 
    Jonathan Morduch
    Stuart Rutherford
    Daryl Collins
    Orlanda Ruthven
    野上裕生 監修
    大川修二 翻訳

    この本を読み、感じたこと。考えた事を記録しておく。
    (追記、削除、編集は今後もあり。)

    貧困とは何か?。
    日本では、200万以下の収入の人が1000万人以上
    (別の統計では、200万未満の人が1700万人とも言われています。)

    でも
    Global Rich Listというサイトでは、あなたの収入が世界で何番目かを
    算出してくれます。
    200万で打ち込めば 、703,308,985番目
    との表示です。これは、世界の人口の中でトップから11.72%のグループに属していることになります。

    そう、世界の他国の人から見れば日本で200万未満の年収でもお金持ちに見えるのです。
    (為替レートの変動とか、物価の違い(インフレやデフレ)は、無視してですけどね。)

    最底辺の貧しさの中で暮らす人のポートフォリオは
    テレビや新聞からは伝わってこなかった。

    私は、この本を読むまでは
    1日2ドルなら、食うだけ精一杯でその日暮らしではないか?。と考えていました。
    しかし、実際は、貯蓄をもし保険にも入り、タンス預金もし、親に送金し親戚や知人から借金もし、雇い主や家主や
    金貸しから借金もする。それらが複雑に入り組んでいました。

    そう、なんら、我々のポートフォリオと遜色はないのです。

    しかし、そこにはいろいろ複雑なリスク(特に貧困に伴うリスク)が存在していました。
    数年前からアジアやアフリカも経済成長を歩みはじめ、そこで貧困層のファイナンスに光が
    あたるようになってきました。

    逆に私が思うに
    日本の右肩下がりの経済状況下で、過去の経済成長(給与が年を追うごとに増える。雇用が定年まで保証されている。)

    における条件が変化し、今までの年収から大きく下がる年収における
    最適なポートフォリオやファイナンスについての
    アドバイスや研究はおなざりになっている現状ではないでしょうか?。
    (貯蓄が完成された高齢者向けや公務員、上場正社員向けてのファイナンスは盛んですが
    派遣や日雇い、期間工などの不安定な雇用者向けのファイナンス
    若年層のこれから就職する。(最近は、卒業時に奨学金という名の借金を背負って卒業する若者も多くなっています。)

    それらの層に向けてのファイナンスやポートフォリオの最適な提案は
    なされていないのではないでしょうか?。
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