黄昏の閃光のごとく 渚にて

  • 量と質と納期とプライス。

    仕事を受けるか?。どうかを考える上で
    私が重要視しているのが

    「量と質と納期とプライス(価格)」

    結局、この組み合わせなんだよなぁ。
    常に安値を求める先には、
    量と質と納期は、こちらの思うように出来るだけさせてもらう。
    (そこで、譲れない点の話合い。)

    納期を求める先には、
    質と量と価格をこちらから提案。

    量も質も残りの条件の組み合わせ。
    どれも求める先には、お断り。(笑

    私が思うに、ソニーやシャープ、パナソニックなどは
    どれも求めていたんじゃないかなぁ?。
    消費者は、全てを欲していると誤解していたんじゃないかなぁ?。
    それと
    質は、量が確保されて良くなるんであって、特注個別生産でない市場流通品
    で、質だけ求めていて(それも消費者が求める質でなく、企業の開発者や経営者の
    都合のいい質。)だけになったんだろうね。

    いろいろ韓国の財閥企業には思うことはあるけど
    彼らに学ぶ点もあって、
    量を確保しての質(昔の日本企業もそう。)への転換を優先していて
    ある意味、アメリカ軍の物量作戦を経済でやっている状態だ。
    (まっ。それで必ず勝つとは限らないよね。ベトナムに負けたり、アフガンでも
    撤退しているから)
    だから、真似することやトライアンドエラーの数にこだわりが一切ないよね。

    日本の大企業は、内部留保が潤沢にあったから全方位戦術だったんだろうねぇ。
    財閥での企業運営は
    責任の所在の明確な点
    リスクへの挑戦に総力で挑める点
    方針の大胆な変更が可能な点

    変化と変動率が高い現代には向いている企業経営だと思う。
    (が、弊害も多々ある。国内的に市場占有が進み、階層化が進み、国の運営が
    財閥の意向に左右される点などがある。)

    戦略とは、何に集中するかを考え、それによってのリスク(弱くなる点)を覚悟して
    決めて進めることだと思う。
    弱さを知らないと集中することも出来ない。
    で、零細家内工業の私は、否応もなく弱い点を見つめないといけない。
    (人は、自分の弱さなんて、見たくないんだよねぇ。(笑 )

    そのうえで、4つの条件を推し量りながら工場を回している。

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